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国際的援助動向



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外国政府援助機関

更  新  日


2017/12/06 17:39



分 野 課 題


ジェンダーと開発 共通






主  管  部








ト ピ ッ ク ス

















英国国際開発省(DFID)





Department for International Development (DFID)
英国国際開発省 


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I. ジェンダー平等課題に対する基本スタンス1(政策・指針)
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新政権樹立を受けて、『業務計画2011-2015』 (DFID Business plan 2011 - 2015)が発表され、優先項目6つの内のひとつとして、ジェンダーが挙げられている。そこでは、「女児と女性の生活を向上するための国際的な行動をリードする」とし、女児をエンパワー、教育し、女性の開発における役割を認識し、健康な母親が強い子供を育てられるような援助をすると述べている。更に、この業務計画を受けて、2011年3月8日に『女児と女性のための新戦略ヴィジョン―貧困が始まる前に止める』A new strategic vision for girls and women: stopping poverty before it startsを発表した。女性が貧困の重荷を過度に負っている現実を変えることが、経済発展とMDGの達成に対して相乗効果があるとしている。後に、2012年『女児と女性のための新戦略ヴィジョンから、1年後』(Strategic vision for girls and women: One year on、2013年『女児と女性のための新戦略ヴィジョンから、2年後』(Strategic vision for girls and women: Two years on)、2014年『女児と女性のための新戦略ヴィジョンから、3年後』(Strategic vision for girls and women: Three Years on )。20143月『女児と女性の能力向上を強化する―DFIDによる女児と女性のための新戦略ヴィジョンのアップデート、2020年とその後に向けて』(Stepping-up a gear for girls and women: Updates to DFID’s Strategic Vision for Girls and Women, to 2020 and beyond)では、新戦略ヴィジョンの最新版が発表されている。20155月『女性と少女に対する暴力を終わらせるための英国政府による政策:2010年から2015年』(2010 to 2015 government policy: violence against women and girls)、『貧困国の女性と女児を支援するための英国政府による政策:2010年から2015年』 (2010 to 2015 government policy: women and girls in developing countries)が発表され、女性や女児のための支援や取り組みについて紹介されている。20163月『女性と少女に対する暴力を終わらせるための戦略:2016年から2020年』(Strategy to end violence against women and girls: 2016 to 2020)が発表され、対応策が述べられている。
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II. ジェンダー平等課題における重点分野 2
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上記、業務計画(Business Plan)において、ジェンダー分野の優先項目として挙げられているのは、下記の分野である。
  • 女児と女性のエンパワメント(青年期女子のエンパワーのための民間セクターとの協働、教育、経済活動への参加、女性への暴力撤廃)
  • 妊産婦保健の向上と家族計画の導入

更に、新戦略ヴィジョンにおいて、具体的に、下記の問題に取り組むとしている。
  • 初妊娠の時期を遅らせ、安全な出産を支援する
  • 女性、女児の経済資源へのアクセスを確保する
  • 女児の中高卒業を支援する
  • 女性への暴力の予防

また、これと同時に、すべての活動にジェンダーを主流化するとしている。
国連女性機関の設立を協力に後押しし、国際的な場でもジェンダーの推進を率先していくとしている。

下記における能力を強化することで、女児と女性のエンパワーメント向上に取り組むとしている。
  • Voice(世帯、コミュニティ、国、政治、ビジネス、メディア、市民社会において、参画し、リーダーシップを取り、集団行動の中で、意思決定における意見を述べる)
  • Choice(学校を卒業後、給料を受給し、十分な収入から恩恵をうけることを選ぶことで、早婚、強制婚されずに、結婚相手、育児など人生の選択ができるようになる)
  • Control(暴力行為からの安全確保、収入、生産的資産、資源(食糧、水、エネルギー)の確保、法律上の平等な権利、司法へのアクセス権、女性器切除などの差別的な社会的通念から解放されるなど、安全な生活を管理できる)

上記の能力を強化し、女児と女性のエンパワーメントのために、下記の問題に取り組むとしている。
  1. 女児の中高学校卒業を支援する
  2. 女性、女児の経済面でのエンパワーメントを推進する
  3. 女性、女児に対する暴力のない安全な生活を確保する
  4. リプロダクティブヘルスと権利を獲得する

ポスト2015年開発アジェンダにおけるハイレベル・パネル・レポートに表明されている、ジェンダー平等を達成するためのグローバルな試みに大きく貢献している。国際的にジェンダー平等を推進し、さらに民間セクター、財団など、新しいプレーヤーと協力することで、貧困が始まる前に止めるために、女児と女性への取り組みを加速する。
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III. ジェンダー平等課題分野の資料、統計等
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Resource-Centre テーマごとのオンラインリソースセンターを設立し、情報を集約している。ジェンダー関連の情報も含まれる。

Women's Resource Centre(英国WRC) 慈善団体による女性リソースセンター
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IV. その他、ジェンダー平等課題分野において特筆すべきイニシアティブ
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平和構築とジェンダー(Gender and Peacebuilding)  TICAD VI ケニアにて、日本政府と英国政府による初の共催イベントが行われました。(2016年8月)

Girl Hub  DFIDとナイキ財団による共同イニシアティブ。世界で、最も貧しい国の少女達(約25,000万人)のための貧困削減支援プロジェクト。ルワンダ、ナイジェリア、エチオピアで実施され、成功例となっている。

Ending violence against women and girls in the UK 英国における「女性・少女への暴力を終わらせるために」関連の取り組み

Violence against women and girls newsletter 「女性・少女への暴力撤廃ニュースレター」シリーズで、毎年発行
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16 Days of Activism Against Gender-Based Violence 「女性に対する暴力撤廃の国際デー」(1125日)~「世界人権デー」(1210日)「女性に対する暴力撤廃活動の16日間キャンペーン」関連の取り組み

International Women's Day 「国際女性デー」(38日)関連の取り組み

International activism for girls and women DFIDによる取り組み

International Day of the Girl Child 「国際ガールズ・デー」(1011日)関連の取り組み 2016

Girls Education Challenge 女子教育に関する取り組み

Girl Summit 2014 「ガールサミット」(722日)関連の取り組み

Global Goals SDG 5 Gender Equality (ジェンダー平等を実現しよう) イギリス政府による持続可能な開発目標のための取り組み

MDG3 Promote Gender Equality and Empower Women (ジェンダー平等と女性の地位向上) MDG Countdown 2013 イギリス政府によるミレニアム開発目標のための取り組み

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参照URL
1.https://www.gov.uk/government/policies/women-and-girls-in-developing-countries
2.https://www.gov.uk/government/policies/violence-against-women-and-girls
http://webarchive.nationalarchives.gov.uk/20130217073211/http://ukinjapan.fco.gov.uk/ja/uk-activities/international-development/(英国国際開発省/アーカイブ)
http://webarchive.nationalarchives.gov.uk/20110615092512/http://www.eldis.org/index.cfm?objectid=2354386C-BD97-6DFC-39A68953BD461BD3(英国国際開発省/アーカイブ)






添 付  資 料


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