外部公開
更新日2012/12/20
東南アジア・大洋州部


プロジェクト基本情報







20111


























主管区分


本部


本部/国内機関


02130_東南アジア・大洋州部


在外事務所






 


案件番号



1103528

プロジェクトID(旧)


 


910


東南アジア




対象国名


フィリピン


11040












対象国(その他)







 





案件名(和)


メトロセブ水道区水道事業運営・管理技術支援プロジェクト

 





スキーム







名称(和)


有償技術支援-附帯プロ


T/A Pro. related to ODA Loan

 



協力期間20120301日20130331日
 









分野課題1


水資源・防災-都市給水


分野課題2




分野課題3




分野分類


公共・公益事業-社会基盤-社会基盤一般

 





プログラム名


生活インフラの充実


プログラムID


0120000000044


援助重点分野


貧困層の自立支援と生活環境改善


開発課題


基礎的社会サービスの拡充(貧困層を取り巻く生活環境の改善)






実施状況


終了


備考



 

案件概要表


詳細を隠す:案件概要表案件概要表




 





案件名


(和)メトロセブ水道区水道事業運営・管理技術支援プロジェクト




(英)Technical Assistance Project on Water Supply Operation and Management for Metro Cebu Water District

 





対象国名


フィリピン


対象国名(その他)


 


署名日(実施合意)


 


プロジェクトサイト


フィリピン、セブ首都圏(メトロセブ)
 
協力期間20120301日201303月 31日
   


相手国機関名


(和)

メトロセブ水道区


相手国機関名


(英)

Metro Cebu Water District (MCWD)









日本側協力機関名


 


プロジェクト概要




背景


フィリピンでは大統領令第198号等に基づき、各地域に設立された水道区や地方自治体が上下水道サービスを提供しているが、上下水道整備の遅れ、不安定な給水、劣悪な水質、高い漏水率、水道区の脆弱な経営・財務状況等様々な課題がある。本円借款附帯プロジェクト(以下、「本プロジェクト」という。)の附帯先事業である「産業公害防止支援政策金融事業(Ⅱ)」(EISCP2)(1999年度承諾案件)及び「環境開発事業」(EDP)(2008年度承諾案件)では、上下水道を含め、フィリピンの環境保全への寄与を目的に、フィリピン開発銀行(DBP)を通じ、環境分野における設備投資のための中長期資金の融資がなされている。EISCP2の融資対象の一つであるメトロセブ水道区(MCWD)は財務的に比較的優良な水道区であり、配水管整備等事業が実施されているものの、依然高い無収水率や劣悪な水質、不十分な給水サービス(24時間給水地域の限定)、地下水に代わる水源開発の必要性、表流水を水源とする既存の浄水場の能力発揮不足(緩速、急速濾過施設の内、前者は稼働しているもののろ過砂の管理等改善の余地がある。後者は水道区職員の技術不足等により非稼働の状況)等が課題となっている(「メトロセブ上水道事業運営・管理現状確認調査」(2011年)、「メトロセブ上水道事業運営・管理研修」(2011年)にて確認されている)。このような状況に対し、同水道区から、特に無収水対策及び既存浄水場の能力強化を中心に、我が国の優れた水道運営・管理ノウハウを活用し、同水道区の上水道サービスを改善したいとの要望がなされた。
 かかる背景のもと、本プロジェクトは水道事業運営・管理、水質管理、無収水対策に関する技術支援を行うことにより、既往の円借款事業の効果増大に資することを目的として実施するものである。
 なお、我が国の水道運営・管理は主に地方自治体又は地方自治体が設立した法人等(以下、「自治体等」)が担っているため、本プロジェクトにおいては、これら自治体等が有する優れたノウハウの活用を検討する。MCWD以外の水道区においても、我が国が有する優れた水道事業運営・管理ノウハウの活用に対する潜在的ニーズは強いと考えられ、MCWD支援はフィリピンにおける我が国水道運営・管理ノウハウ活用のモデルケースとして、今後EDPから資金を借り入れる他の水道区への展開が期待される(EDPから資金を借入れる他の水道区のニーズも踏まえ、今後、同様の技術支援・研修を検討する)。さらに、こうした取り組みは、自治体等の運営・管理に係る海外での経験・実績の蓄積及び海外展開の推進につながり、我が国政府の「新成長戦略」の実現に資するものである。


上位目標


メトロセブの生活環境改善、基礎的社会サービスの拡充を図る。


プロジェクト目標


MCWDの上水道運営・管理の改善による給水サービス等の拡充を通じたEISCPⅡの効果発現と他の水道区への波及効果によるEDPの効果的な実施促進が図られる。


成果


MCWDの無収水率の引き下げ、地下水を水源とする給配水の水質改善、運転管理技術の不足等により十分稼働していない表流水を水源とする既存浄水場の処理能力向上、水道料金徴収、顧客サービス・顧客満足度の向上、広報強化など水道事業運営の改善に向けた道筋が明確になる。


活動


MCWDに対し、下記の分野において、我が国の水道事業運営の経験、技術、ノウハウを活用し、MCWDの水道事業運営の現状と課題を分析すると共に、解決策の提案を行い、今後のMCWDの水道事業運営の改善に結びつけるための技術支援を行う。また、MCWD職員向けの研修を通じて技術移転を行う。

ア 水道事業運営・管理全般
(ア) MCWDの水道事業運営全般の現状と課題を抽出し、日本の水道事業運営ノウハウの適用を通じた改善の可能性について検討する。
(イ) 水道料金徴収の現状と課題を把握し、経営・財務体質強化に向けた改善案を検討する。
(ウ) 競合する民間水道事業者の存在も踏まえ、顧客サービス・顧客満足度の向上に向けた方策を検討する。
(エ) 市民による水道サービスに対する適正な理解を促進するための広報強化の方策を検討する。

イ 無収水率の引き下げと24時間給水のための配水ブロックシステムの整備
既存DMAで給配水管理を行っているところ、配水池(高架水槽)を基にした配水ブロックシステムの考え方を組み入れ、全給水地区における24時間給水を可能とする道筋をつける。具体的には、以下に関し、選定するモデルブロックでのMCWDの活動を支援する。
(ア) 既存District Meter Area(DMA)からモデルブロックを選定し、管網及び付帯設備(仕切弁、消火栓等)の整備を行い、漏水量測定、漏水調査の指導を行う。
(イ) 近隣DMA集合体と配水池(高架水槽等)からなる大(中)ブロックを形成するため、管網計算にて最適な(水圧分布を得られる)配水管網の構築に向けた検討を行う。
(ウ) 既存漏水調査計画を基に新規計画の策定を支援する。
(エ) 既存GISシステムの改善に向けた提案を行う。
(オ) モデルブロックでの漏水調査を行う。
(カ) 大(中)ブロック間及びDMA間のバックアップの検討を行う。
(キ) 配水管改良計画を作成する。
(ク) 既存GISシステムから総合マッピングシステムへの移行の検討を行う。

ウ 地下水を水源とする給配水の水質改善
(ア) MCWDの地下水水源の水質の現状と課題、現在講じられている水質改善策を把握する。
(イ) 水質基準を超える鉄・マンガンを多く含む地下水における除鉄・除マンガンの方策を検討する。

エ 急速濾過施設に関する運転管理技術の不足により、能力を十分発揮していない表流水を水源とする既存浄水場(Tisa浄水場)の処理能力強化(稼働向上)
(ア) 凝集沈殿池の急速及び緩速攪拌、整流装置改良の検討を行う。
(イ) 既設急速ろ過池の改良 (表面洗浄装置の導入、逆流洗浄用増圧ポンプ設置) の検討を行う。
(ウ) 水質検査、凝集剤注入率設定等の現状と課題を把握し、改善案を検討する。
(エ) Tisa浄水場系統の管網解析を行い、整備案を検討する。

オ 本邦研修の実施
無収水率の低下、水質改善等に関する研修を実施する(1回想定)。


投入




日本側投入


ア 専門家派遣
(ア) 総括/水道事業運営管理(約3M/M)
(イ) 水道事業経営(水道料金、広報、顧客満足度向上等)(約2M/M)
(ウ) 浄水処理(約3M/M)
(エ) 配水システム(約2.5M/M)
(オ) 漏水対策(約2.5M/M)
(カ) 水質管理(約3M/M)
(各1名、合計約16M/M)

イ 本邦研修
1回、2週間、10名程度


相手国側投入


ア カウンターパートの配置
イ 専門家執務スペースおよび必要な家具等


外部条件


 


実施体制




(1)現地実施体制


メトロセブ水道区(MCWD)


(2)国内支援体制



 





関連する援助活動




(1)我が国の援助活動


「セブ州総合開発計画調査」 (1994年)
「全国総合水資源開発計画調査」 (1998年)
「マニラ首都圏水資源開発計画調査」 (2003年)
「メトロセブ開発事業(Ⅰ)」(1995年貸付完了)
「メトロセブ開発事業(Ⅱ)」(1997年貸付完了)
「メトロセブ開発事業(Ⅲ)(埋立)」(2004年貸付完了)
「メトロセブ開発事業(Ⅲ)(海岸道路)」(2006年貸付完了)
「産業公害防止支援政策金融事業(Ⅱ)」(2006年貸付完了)
「セブ都市圏上水道及び衛生改善計画調査」 (2010年)
「アジア地域上水道事業幹部フォーラム」(2010年)
平成22年度課題別研修「アジア地域上水道事業経営・人材育成セミナー」(2011年)
「メトロセブ上水道事業運営・管理現状確認調査」(2011年)
「メトロセブ上水道事業運営・管理研修」(2011年)
「第2回アジア地域上水道事業幹部フォーラム」(2011年)


(2)他ドナー等の援助活動


メトロセブにおいてはオランダ政府の支援により、2004年~2006年に統合的水資源管理・開発に関わる計画策定が行われた(Water Remind Project)。
 また、アジア開発銀行が、セブ都市圏やダバオ市における水源開発等の上下水道事業形成のための技術支援を計画している。

 

Project Outline / Aperçu du Projet

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フラグ




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03/01/2012
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