更新日2014/12/18
地球環境部

プロジェクト基本情報







20210


























主管区分


本部


本部/国内機関


00153_地球環境部


在外事務所






 


案件番号



1102785

プロジェクトID(旧)


 


915


東アジア




対象国名


モンゴル


12050












対象国(その他)







 





案件名(和)


ウランバートル市上下水セクター開発計画策定調査

 





スキーム







名称(和)


開発計画調査型技術協力


Technical Cooperation for Development Planning

 



協力期間20120425日20130731日
 









分野課題1


水資源・防災-都市給水


分野課題2


環境管理-水質汚濁


分野課題3




分野分類


公共・公益事業-公益事業-上水道

 





プログラム名


ウランバートル市の都市機能強化プログラム


プログラムID


0450000000013


援助重点分野


経済活動促進のためのインフラ支援


開発課題


ウランバートル市のインフラ整備






実施状況


終了


備考



 

案件概要表


詳細を隠す:案件概要表案件概要表




 





案件名


(和)ウランバートル市上下水セクター開発計画策定調査




(英)Study on the Strategic Planning for water supply and sewerage sector in Ulaanbaatar City

 





対象国名


モンゴル


対象国名(その他)


 


署名日(実施合意)


2012/01/09
 


プロジェクトサイト


ウランバートル市
 
協力期間20120425日201307月 31日
   


相手国機関名


(和)

ウランバートル市上下水道公社


相手国機関名


(英)

Ulaanbaatar WaterSupply and Sewerage Authority (USUG)









日本側協力機関名


 


プロジェクト概要




背景


モンゴル国(以下、モ国)の首都であるウランバートル市の上下水道計画M/Pとしては、1995年に実施されたJICA開発調査「ウランバートル市水供給計画」が策定されている。その後、世銀支援で2006年に閣議で承認された「ウランバートル市マスタープラン2020年(UBMP2020)」が策定され、また、2009年にはUBMP2020を見直したJICA 開発調査「ウランバートル市都市開発マスタープラン・都市開発プログラム策定調査(UBMPS)」が策定されている。この中では、2011年ごろには日最大水需要が現在の給水能力240,000m3/日を超えると予測し、水道施設整備を優先事業として挙げている。ウランバートル市では近年、地方からの人口流入が顕著で、2000年に入ってから年率4%の人口増加が続いた結果、2007年には103万人だった人口が、現在は115万人に達しており、モ国の人口の約40%が集中する事となっている。その結果、都市問題が深刻化し、水供給については2011年ごろには増え続ける水需要が現在の供給能力を超えることが予想されている。この対応策として日本の無償資金協力を通じ、市東部のガチョルト地区における新規の地下水源開発が実施されている。同協力により、2014年の水需要量予測と、現状でのウランバートル市の水供給能力の差に相当する25,200m3/日が新たに供給されることとなっているが、その後の人口増加に対する水供給の見通しは不透明なままとなっている。また、市全体人口の60%を占めるゲル地区に対する給水源はキオスクを通じたものであり、水使用量としてはわずか7L/日/人に留まっている。これに対してアパート地区においては、200 L/日/人を超える水が使用されており、大きな格差が生じている。このため人口増だけでなく、1人あたりの水使用量も増加が見込まれることから、水供給に関する対応が今後も必要になると思われる。
 ウランバートル市の下水道普及率は34.5%(上水道は77.1%)であり、下水処理場の設計最大処理能力は230,000m3/日、稼働能力は177,500m3/日となっている。但し、実際には改善、改修を行わない限り、設計能力での稼働はできない状態である。現在、148kmの下水管網が敷設されているが、その80%が耐用年数を超えていると言われており、下水管の更新も必要である。また、ウランバートル市内にある2つの下水処理場では皮革工場等からの工場廃水が十分に処理されず流れ込んでおり、クロム等の重金属が汚泥中に蓄積することから、汚泥の再利用が出来なくなっている。これに加えて、ウランバートル市では住宅12.6万戸のアパート建設を含む都市機能を備えた新市街地建設事業が進められており、今後、既存下水処理施設の能力を超えた量の下水が流入することが想定される。一方、ゲル地区では未だ基本的な衛生施設が不十分であり、伝染病の蔓延する要因とされている。現在、水道施設は井戸に頼っており、し尿の浸透による地下水汚染も深刻である。このような地下水汚染への対策として、コンクリート製汲み取り式便所の普及を進めているのが現状である。
係る状況の下、「モ」国政府はUBMPSにおける提案の達成状況を基にした現状分析、計画策定及び優先プロジェクトのフィージビリティスタディ(F/S)の実施を目的として、2011年8月、我が国政府に対して開発計画策定型技術協力プロジェクトの実施を正式に要請した。これを受けて、JICAは2011年12月に詳細計画策定調査団を派遣し、詳細討議議事録(M/M)への署名を2011年12月16日に行った。また、それを受けて討議議事録(R/D)への署名は2012年1月9日に行われた。


上位目標


ウランバートル市の上下水道環境が改善される


プロジェクト目標


2030年までを見越したウランバートル市の上下水道に関するマスタープランが見直され、より現実に沿った計画が策定される


成果


1)UBMPSをもとにしたウランバートル市上下水セクター改善にかかる既存M/Pの計画フレームが見直される
2) 優先事業にかかるF/Sが実施される
3) 調査全体を通じて先方実施機関の人材が育成される


活動


フェーズ1:基礎調査
・既存のM/Pのレビュー
・既存資料及び情報の収集・分析
・水源・上下水道施設現状調査(アパート地区及びゲル地区)
・既存及び計画中下水処理場管轄地域の把握
・水質調査(水源、飲料水、下水原水及び処理水)
・地域開発計画、土地利用、社会経済状況調査
・自然・環境条件調査
・住民意識調査
・上下水セクターに関するPPPの現状調査
・上下水道に関する法制度、政策、行政システム調査
・実施機関の組織、運営面での評価
・関連する計画、プロジェクトのレビュー及び分析
・上下水道にかかる現状の評価と課題の抽出

フェーズ2:既存マスタープラン計画フレームの見直し
・既存開発計画を踏まえた上下水の需要予測と水供給と下水処理能力に関する見通しの再検討
上水道
・表流水の効果的利用にかかる計画
‐地下ダムの検討
・地下水源(水位、水質)のモニタリングにかかる計画
‐既存井戸のモニタリング
‐バイオコンビナート地区の水源水質モニタリング
・ゲル地区における給水の改善計画
 ‐キオスクシステム給水の改善
 ‐配水管網の設置
・水利用にかかる節水活動計画
・無収水の削減及び遠隔制御システム、データ管理を含む配水システムの改善計画
・料金徴収システムの改善計画
下水道・衛生
・施設整備計画
‐中央下水処理場の改善・拡張
‐下水管網の改善
‐ゲル地区の衛生施設の改善
・下水システムの維持管理改善計画
 ‐中央下水処理場の維持管理能力開発
 ‐工業廃水1次処理場の維持管理能力開発
 ‐ゲル地区衛生施設の維持管理能力開発
・下水処理水、汚泥の再利用にかかる計画
上下水双方を含む
・戦略的環境アセスメントの考え方に基づくF/S対象プロジェクト選定のための環境社会配慮も含めた代替案の比較検討
・事業評価と優先プロジェクトの選定

フェーズ3:優先プロジェクトに関するF/S 
・補足実測調査(土質調査・地質調査)
・上下水道施設の概略設計
・施設運転・維持管理計画、人材育成計画
・施工計画・機材調達計画
・概算工事費の積算
・財務計画の策定
・主要な環境社会影響項目の予測・評価及び緩和策、モニタリング計画案の作成
・プロジェクトの総合評価及び提言
・実施スケジュールの策定


投入




日本側投入


1)本格調査団の派遣
1)-1 コンサルタント契約
・総括
・下水施設計画
・下水道施設機能診断
・上水施設計画
・水理地質
・機械設備
・電気設備
・事業運営
・積算/実施計画
・財務・経済分析
・環境社会配慮
・業務調整/積算支援

1)-2直営調査団
1)-2-1 東京都水道局から派遣予定
・上水道配水管理(2~3週間×3回を予定)
1)-2-2 JICA国際協力専門員
・工場排水規制(2~3週間×3回を予定)

2)C/P研修の実施
約5名

3)運営指導調査(調査実施中2~3回、直営調査団と合わせて実施することを予定)


相手国側投入


1)ウランバートル市及びウランバートル市上下水道公社のC/P配置
2)調査団執務スペース


外部条件


 


実施体制




(1)現地実施体制


・ウランバートル市及びウランバートル市上下水道公社からのC/Pの配置
・JCCによる進捗及び実施体制の管理


(2)国内支援体制


コンサルタントによる業務実施契約を通じた活動実施の補強として、東京都水道局及びJICA国際協力専門員による直営調査団派遣を行い、最終的な成果としてまとめる。

 





関連する援助活動




(1)我が国の援助活動


・開発調査「ウランバートル市水供給計画調査」(1995年)
・無償資金協力「給水施設改修計画」(1998年)
・無償資金協力「ウランバートル市給水施設改善計画」(2006年)
・開発調査「ウランバートル市都市計画マスタープラン・都市開発計画プログラム策定調査(UBMPS)」(2009年)
・シニアボランティア「下水処理システム」(2012年)


(2)他ドナー等の援助活動


ウランバートル市の上下水道分野には、ADB(ゲル地区における上下水道施設設置及びUSUGの能力強化)、KOICA(ヤルマーグ地区における飲料水施設の設置、トーラ川におけるダムのF/S、流域管理及び水源開発のマスタープラン作成)、KfW(空港地区の新下水道処理場のF/S実施)などの多くの他ドナーによる活動が実施されている。

 

Project Outline / Aperçu du Projet

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各文書へのリンク

R/D(外部公開)2012/06/28

 

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案件概要表


04/25/2012
07/31/2013