更新日2018/10/06
パキスタン事務所

プロジェクト基本情報

































主管区分


在外事務所


在外事務所


00376_パキスタン事務所


本部/国内機関






 


案件番号



1100293

プロジェクトID(旧)


 


925


南アジア




対象国名


パキスタン


14060












対象国(その他)







 





案件名(和)


ギルギット・バルティスタン地域高付加価値果樹産品振興プロジェクト

 





スキーム







名称(和)


技術協力プロジェクト


Technical Cooperation Projects

 



協力期間20120822日20170321日
 









分野課題1


農業開発-園芸・工芸作物


分野課題2


農業開発-流通・加工・輸出振興


分野課題3




分野分類


農林水産-農業-農産加工

 





プログラム名


農村市場経済発展プログラム


プログラムID


0630000000066


援助重点分野


人間の安全保障の確保と社会基盤の改善


開発課題


農業・農村セクターの発展






実施状況


終了


備考



 

案件概要表

詳細を隠す:案件概要表案件概要表




 





案件名


(和)ギルギット・バルティスタン地域高付加価値果樹産品振興プロジェクト




(英)The Project for Promotion of Value Added Fruit Products in Gilgit-Baltistan

 





対象国名


パキスタン


対象国名(その他)


 


署名日(実施合意)


2012/03/12
 


プロジェクトサイト


ギルギット・バルティスタン地域 パイロットの住民組織: BRSO, HRSO, LSO GOLD, RDO, RLSO, MASO, ARSO and GRSO
 
協力期間20120822日201703月 21日
   


相手国機関名


(和)

ギルギット・バルティスタン農業局


相手国機関名


(英)

Department of Agriculture, Gilgit-Baltistan









日本側協力機関名


 


プロジェクト概要




背景


(1)当該国における農業セクター/ギルギット・バルティスタン地域の現状と課題
パキスタン・イスラム共和国(以下「パキスタン」)において農業はGDPの20.9%、労働人口の43.6% を占める基幹産業であり、パキスタン政府は、農業を雇用拡大、貧困削減、経済成長促進のための優先課題であると位置づけている 。主な農産物は、小麦、綿花、サトウキビ、メイズ等であるが、近年、消費者の需要は炭水化物を多く含む穀物や未加工の食料品から、より所得弾力性の高い園芸作物や畜産品にシフトしてきており、パキスタン政府は競争性の高い作物の生産や加工を通じた高付加価値の付与を最優先戦略の1つとして掲げている。
パキスタンの北部の山岳地帯に位置するギルギット・バルティスタン地域(GB地域)の一人当たりGDPは約600ドルと推定されており(パキスタン全体では1044ドル)、人口の29%は貧困であるとされている 。GB地域は年間降水量約250mmの乾燥した気候にあるが、氷河から流れる水資源が豊富にあり、農民は小規模灌漑を造成して、その冷涼な気候に適した園芸農業を営んでいる。GB地域では世帯収入における果樹からの収入が全体の作物収入の50%を占め 、農家の貴重な現金収入源となっているが、市場までのアクセスの困難さ、栽培技術やマーケティング不足により多くの作物は廃棄されてしまっている状況である(GB地域の代表的な作物であるアプリコットの廃棄量は生産量の37%、リンゴの廃棄量は22% )。
上記の課題に対応すべく、JICAは2010年に園芸農業に関する基礎調査を実施した。その結果、GB地域の園芸農業の全体像が明らかになり、アプリコットとリンゴとチェリーに販売ポテンシャルがあると提案された。同調査によって得られた情報をもとに、基礎調査にて提案されたアプリコット、リンゴ、チェリー及びそれらの加工品のバリューチェーンにおける課題を明確にし、その課題に対応可能かつ安定した市場ニーズのある果樹産品を特定し、コミュニティが持続的に生産できる体制を構築するために必要な支援計画を策定することを目的として2011年6月から7月にかけて詳細計画策定調査を実施した。その結果、①アプリコットに関しては生食用の場合は3日で傷んでしまうためドライアプリコットに加工する必要があるが、乾燥させるための敷地が限られているために収穫量の一部しか加工できておらず、効率的に乾燥することができる設備を導入することで販売量を増やすことができること 、②ドライアプリコットを生産する際の副産物であるカーネルを利用したアプリコットオイル、カーネルナッツ も高付加価値化の可能性があり、安定した市場ニーズを見込めること、③リンゴに関しては既存品質が低いために販売できずに自家消費もしくは廃棄されてしまっており、適切な栽培技術や梱包技術の導入により品質を向上させることで販売量を増やすことができること、④チェリーに関してはすでに高品質であり、十分に販売されているため支援の必要性が低いこと、などが確認された。加えて、上記果樹産品の生産を改善するためには、各地に配置されている農業局普及員による技術普及や農業局による農家や民間組織へのマーケティング支援が重要となるが、技術普及やマーケティングはほとんど行われていない現状が明らかになった。
付加価値の高いアプリコット加工品とリンゴを農家が安定的かつ持続的に生産できるようにするために、農業局による農家への栽培・加工技術の普及や加工・梱包に必要な設備・資材の導入、また、市場が求める品質の果樹産品を農家が生産し、農業局のマーケティング支援を受けて農家が果樹産品を民間組織に販売する体制及び民間組織が新たな販路を開拓できる体制を構築することが求められている。

(2)当該国における農業セクター/ギルギット・バルティスタン地域の開発政策と本事業の位置づけ
パキスタン政府はPoverty Reduction Strategy Paper (PRSP) IIにおいて、生産性の向上と農作物に付加価値を付けることを貧困削減のために優先的に取組むべき柱として掲げており、特に農作物に付加価値を付けるためには農家による加工前の品質管理が成功の鍵を握るとしている。また、National Mid-term Priority Framework (2005~2010年)において、生産、加工技術、マーケティングの改善を通した競争力の高い園芸作物部門の発展を、農業分野の優先戦略として掲げている。さらにGB地域のHorticulture Policyでは、インフラ整備や市場情報システム構築を含めたマーケティングの重要性が強調されている。本事業は、果樹産品の付加価値向上を目的に、生産、加工、マーケティングの改善を支援するものであり、上記開発政策に貢献する。


上位目標


ギルギット・バルティスタン地域において、アプリコット加工品とリンゴの生産とマーケティング体制が改善される。


プロジェクト目標


パイロット地域において、高品質な アプリコット加工品とリンゴの生産量と販売量が増加する。


成果


1 アプリコット加工品の生産とマーケティング体制が改善される。
2 生鮮リンゴの生産とマーケティング体制が改善される。


活動


活動1:
1-1 パイロット地域及び中核農家 を選定する。
1-2 市場調査を導入し、普及員及び中核農家を通じて農家に普及する。
1-3 需要が高いドライアプリコットに適したアプリコットの品種を特定する。
1-4 普及員及び中核農家を通じて適切な栽培技術を農家に普及する。(接木、整枝、早生・晩生種の組合せ、接ぎ木、整枝、剪定、収穫、施肥等)
1-5 ドライアプリコット及びその他アプリコット加工品の品質規格と品質管理手法を導入し、普及員及び中核農家を通じて農家に普及する。
1-6 ドライアプリコット及びその他アプリコット加工品の適切な加工設備、器具、方法を開発し、普及員及び中核農家を通じて農家に普及する。
1-7 民間組織と連携してドライアプリコット及びその他アプリコット加工品を輸出市場及び国内市場にマーケティングする。(例:ブランド化、展示会、認証制度導入等)
1-8 栽培、加工、マーケティングのための普及員及び農家向けマニュアルを作成する。

活動2:
2-1 パイロット地域及び中核農家を選定する。
2-2 市場調査を導入し、普及員及び中核農家を通じて農家に普及する。
2-3 需要が高いリンゴの品種を特定する。
2-4 普及員及び中核農家を通じて適切な栽培技術を農家に普及する。(早生・晩生種の組合せ、接ぎ木、剪定、整枝、収穫、施肥等)
2-5 リンゴの品質規格と品質管理手法を導入し、普及員及び中核農家を通じて農家に普及する。
2-6 リンゴに適した選果、梱包技術を導入し、普及員及び中核農家を通じて農家に普及する。
2-7 民間組織と連携してリンゴを国内市場にマーケティングする。(例:ブランド化、展示会、認証制度導入等)
2-8 栽培、マーケティングのための普及員及び農家向けマニュアルを作成する。


投入




日本側投入


専門家派遣:チーフアドバイザー、研修計画、果樹栽培(アプリコット、リンゴ)、加工、マーケティング等、4年間で100MM程度

カウンターパート本邦研修

機材供与:事務機器


相手国側投入


カウンターパート配置(Director 1名、各パイロット地域にDeputy Director 1名、Agriculture Officer 1名、Field Assistant 2名)

プロジェクト事務所:土地・建物(農業局敷地内)

プロジェクト活動経費


外部条件


(1)事業実施のための前提
農業局の活動に必要な予算が確保される。
プロジェクト地域の治安状況が悪化しない。

(2)成果達成のための外部条件
プロジェクトにより訓練された農業局職員が異動しない。

(3)プロジェクト目標達成のための外部条件
パイロット地域において果樹栽培の優先度が低下しない。
高付加価値果樹産品の市場条件が大幅に悪化しない。
パイロット地域において果樹の生産に影響を与えるような自然災害が発生しない。

(4)上位目標達成のための外部条件
GB地域において果樹栽培の優先度が低下しない。
GB地域において果樹の生産に影響を与えるような自然災害が発生しない。
 


実施体制




(1)現地実施体制


ギルギットに農業局と専門家から成るプロジェクト管理ユニット(Project Management Unit)を配置し、農業局普及員及び中核農民に対する技術移転を行う。さらに、パイロット地域のLSOを通じて、農業局普及及び中核農民からパイロット地域のVOやWOへの技術移転、民間組織との連携を行う。
プロジェクト調整委員会は、プロジェクトの最高意志決定機関として、プロジェクト全体のモニタリング、異なる組織間の全体調整を行う。


(2)国内支援体制



 





関連する援助活動




(1)我が国の援助活動


なし


(2)他ドナー等の援助活動


本案件ではAKRSPの農村開発支援によって設立された住民組織であるVillage Organizations(VOs)とWomen Organizations(WOs)を対象に技術移転を行う。VOsとWOsに支援を行う際には、同じくAKRSPの支援によって設立されているVOsとWOsの各種活動の調整を担うLocal Support Organizations (LSOs)を媒体とする。

 

Project Outline / Aperçu du Projet
詳細を隠す:Project Outline / Aperçu du ProjetProject Outline / Aperçu du Projet







Project Under Country Office's Control

As of


Oct.06,2018







Overseas Office


JICA Pakistan Office


Headquarters
Domestic Office








Project Number


1100293


Title


The Project for Promotion of Value Added Fruit Products in Gilgit-Baltistan






Country


PAKISTAN






Project Type


Technical Cooperation Projects






Field 1


Agricultural Development-Horticulture / Industrial Crops


Field 2


Agricultural Development-Distribution, Processing, Export Promotion


Field 3








Sector


Agriculture/Forestry/Fisheries-Agriculture-Agricultural Processing






Program Title


Agriculre and Rural development program


Program Number


0630000000066


Cooperation Priority Area


Ensuring human security and improvement of social infrastructure


Development Issue


Agriculture and rural development






Project Site







Mar.12,2012
Term of Cooperation2012/08 ~2017/03


Implementing Organization


Department of Agriculture, Gilgit-Baltistan


Background




Overall Goal




Project Purpose




Output




Project Activities




Input Summary byJapanese Side








Consultant Name








Dispatch of Study Team(s)

Team

From


To










































































Related Project




(1)Japanese side




(2)Collaboration with Other Donors








Remarks







 


詳細を隠す:レファレンスプロジェクトレファレンスプロジェクト




フラグ




コメント



 







各文書へのリンク

事前評価(平成23年度) (外部公開)2012/03/16
中間レビュー(平成27年度) (外部公開)2017/03/24

 

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Copyright© Japan International Cooperation Agency

案件概要表


08/22/2012
03/21/2017