更新日2018/01/19
地球環境部

プロジェクト基本情報







20210


























主管区分


本部


本部/国内機関


00153_地球環境部


在外事務所






 


案件番号



0800277

プロジェクトID(旧)


 


910


東南アジア




対象国名


ベトナム


11100












対象国(その他)







 





案件名(和)


ビズップ・ヌイバ国立公園管理能力強化プロジェクト

 





スキーム







名称(和)


技術協力プロジェクト


Technical Cooperation Projects

 



協力期間20100105日20140104日
 









分野課題1


自然環境保全-生物多様性保全


分野課題2




分野課題3




分野分類


計画・行政-行政-環境問題

 





プログラム名


自然環境保全プログラム


プログラムID


0270000000052


援助重点分野


脆弱性への対応


開発課題


気候変動・災害・環境破壊等の脅威への対応






実施状況


終了


備考



 

案件概要表

詳細を隠す:案件概要表案件概要表




 





案件名


(和)ビズップ・ヌイバ国立公園管理能力強化プロジェクト




(英)Project for Strengthening Community-based Management Capacity of Bidoup-Nui Ba National Park

 





対象国名


ベトナム


対象国名(その他)


 


署名日(実施合意)


2009/09/24
 


プロジェクトサイト


ラムドン省 (ビズップ・ヌイバ国立公園)
 
協力期間20100105日201401月 04日
   


相手国機関名


(和)

ラムドン省人民委員会、 ビズップ・ヌイバ国立公園管理事務所


相手国機関名


(英)

Lam Dong Provincial Peoples' Committee, Bidoup-Nui Ba National Park Management Board









日本側協力機関名


環境省
 


プロジェクト概要




背景


ビズップ・ヌイバ国立公園はラムドン省の北部に位置し、総面積は日本の尾瀬国立公園の約2倍に相当する64,800haとベトナム国内でも有数の大きな保護区である。1986年に自然保護区として指定された後、2005年に国立公園に昇格した。地理的に、周囲にある3つの自然保護区(北部にChu Yang Sin国立公園、東部にPhuoc Binh国立公園、南部にLam Vien景観保護区)の中心に位置することから、これら3つの保護区を結ぶ回廊としての役割も有し、この地域一帯の生物多様性保全にとって極めて重要な価値を持つ。また、同公園は亜熱帯高山気候の多様な森林生態系を有し、山地熱帯降雨常緑林、針広混交林、高山低木林、低山針葉樹疎林、コケ林、竹広混交林が分布する。その豊富な森林資源のために、同公園には多様性に富んだ動植物相が生息している。過去の調査結果によると、1,468種の植物(内97種が固有種)と385種の動物(内26種がIUCNの絶滅危惧種リストに記載されている)が確認されている。また同公園は野鳥保護区としても有名で、地域固有種の鳥類が生息することで世界的に認められている221ヵ所の地域のうちの一つに指定されている。
 世界的にも生物多様性が豊かなベトナム国 において、自然保護区の核となる国立公園を適切に管理する能力の向上は、その貴重な生物多様性を保全する上で不可欠となる長期的な課題である。ベトナム国政府は、2003年に保護区管理のあり方を示す Management Strategy for a Protected Area System in Vietnam to 2010 を策定する他、2000年以降に18ヵ所の国立公園を指定する等、国立公園を中核に生物多様性保全のための具体的な施策を実施している。しかし、政府による国立公園管理のための技術的及び予算的な支援は限られており、多くの国立公園では現場レベルでの管理を十分に行えているとは言えない。国立公園の生物多様性を脅かす要因は複数あるが、中でも公園内及び周辺に居住する地域住民による人的活動の脅威が大きな課題となっている。
 ビズップ・ヌイバ国立公園の周辺においても、約3,300世帯(約17,500人)の住民が生活しており、その多くが少数民族に属し伝統的な農業により生計を立てている。地域一帯の土地は森林が多くを占め農業用地が少ないことから、1世帯当たりの農業用地は狭く、加えて農業生産性が低いために、住民の貧困率は70%を超えると言われている。こうした貧困を背景に、森林の農地転用、特にコーヒー農園の拡大による住民の同公園内森林への侵入、野生動物の狩猟、違法伐採、薪炭材採取等は現在も続いており、同公園の生物多様性は地域住民による人的脅威にさらされている。
 ベトナム国政府は、上記課題に対処するため我が国に対し技術協力を要請すべく検討していたところ、適切な要請書が同国政府から提出されるように2007年5月にプロジェクト形成調査が実施され、要請案件の枠組みに関する協議が実施された。同調査結果を踏まえ、同国政府は、住民ベースのエコツーリズムの実施、アグロフォレストリーによる住民の生計向上、環境教育実施等を通じた国立公園の管理強化を内容とする同国立公園管理能力向上計画を策定し、2007年度、我が国に対しその実施に関する技術協力の要請を越し、2008年度新規案件として採択された。今般、要請内容を踏まえ2008年12月に詳細計画策定調査を実施し、本プロジェクトの協力内容に関しラムドン省人民委員会及びビズップ・ヌイバ国立公園管理事務所(BNBNPMB)等先方関係機関と基本的に合意。これに基づき、2009年9月24日、ハノイにてRecord of Disscussionsの署名交換を行った。


上位目標


ビズップ・ヌイバ国立公園管理事務所が、対象村落の住民と協働で、公園の一部の自然資源を管理することができる。


プロジェクト目標


ビズップ・ヌイバ国立公園管理事務所の国立公園の自然資源管理能力が、対象村落での協働管理モデルの開発を通じて強化される。


成果


(1)プロジェクトで導入する2つのコンポーネント(住民主導型エコツーリズム(CBET)及び環境保全型生計向上手段(EFLO))を運営する実施体制が構築される。
(2)公園の自然資源管理に関わる基本的な原則及びルールが対象村落住民とBNBNPMBとの間で合意される。
(3)選定された地区において、CBETのモデル事業が開発される。
(4)対象村落の住民に受け入れられる環境保全型生計向上手段が開発され、村落内への普及準備が整う。
(5)CBET事業や環境保全型生計向上手段を中心とする協働管理を、対象村落の住民グループが継続的に実施するための対処すべき課題や必要な活動が明確にされる。


活動


1-1 住民主導型エコツーリズム(CBET)の実施及び環境保全型生計向上手段(EFLO)の普及に関わる作業グループを形成する。
1-2 形成された作業グループメンバーに対し、事業実施に必要となる研修を実施する。

2-1 対象村落の住民と共同で、村落の現状に関し参加型手法を用いて評価・分析する。
2-2 対象村落の住民と共同で、自然資源の利用に関する基本的な原則及びルールを作成し、実行する。
2-3 対象村落の住民と共同で、CBET及びEFLOに関する利益分配メカニズムを開発・運営する。

3-1 現場にてCBETモデル事業を実施するパートナーを選定する。
3-2 対象村落でのCBETの試験的実施に関わる実施計画を策定する。
3-3 潜在的な負の環境影響について評価・分析し、必要に応じて講じるべき対策を実施計画に反映する。
3-4 CBETモデル事業実施に関わる体制を構築すると共に、組織化した住民グループがCBETモデル事業を実施できるよう能力強化を図る。
3-5 CBETの試験的実施を行う。
3-6 実施されたモデル事業を評価する。

4-1 対象村落にて導入できる環境保全型生計向上手段を同定する。
4-2 環境保全型生計向上手段を導入するための作業計画を策定する。
4-3a(農業生産向上などが手段の場合)篤農家の圃場にて実地研修(Field Farmers’ Schools: FFSs)を実施する。FFS卒業者グループを作り、環境管理改善、農作物の付加価値付与に取り組む。
4-3c(手工芸などの家内工業を手段とした場合)生計向上手段に関わる実地研修を実施する。
4-4 実施されたコンポーネントを評価する。
4-5 導入した手段を他の住民に普及するための普及促進計画を策定する。

5-1 [3-6] 及び [4-4]での評価結果を基に、CBET及び環境保全型生計向上手段を、対象村落が事業終了後も継続的に実施するために必要な支援活動を明らかにする。
5-2 公園の自然資源の協働管理に関わるBNBNPMBと対象住民グループ間の合意文書案を検討する。
5-3 村落規則、CBET、EFLOの各活動を含む協働管理の継続的な実施を担保するよう、州政府への政策提言を作成する。


投入




日本側投入


・長期専門家:チーフアドバイザー/協働管理、村落開発/業務調整
・短期専門家:コーヒー生産等の複数分野
・本邦研修:年間4名程度(エコツーリズム、生計向上支援)
・供与機材:車両、モーターバイク、GPS、双眼鏡、事務機器一式、トランシーバー/無線機、発電機等
・在外事業強化費:ベースライン調査、PRA調査、CBETパイロット事業の試験的実施、環境保全型生計向上手段の開発と普及、コミュニティーベース・ビジターセンター設置等


相手国側投入


・カウンターパート配置
・ラムドン省ステアリング委員会の設置
・プロジェクト事務所
・事務所施設
・事務管理経費


外部条件


【活動から成果に至るまでの外部要因】
・作業グループのカウンターパートに大幅な入れ替えがない。
・対象村落に移転が発生しない。
【成果からプロジェクト目標に至るまでの外部要因】
・BNBNPMBの組織体制、上位計画、政策、規則に大幅な変更がない。
 


実施体制




(1)現地実施体制


・合同調整委員会(JCC):ラムドン省人民委員会副委員長を議長とする合同調整委員会を設置する。
・カウンターパート:ビズップ・ヌイバ国立公園管理事務所長を始めとする同公園職員をC/Pとする。
・現地雇用スタッフ:現地スタッフをプロジェクト予算にて傭上する。


(2)国内支援体制


個別の国内支援委員会は設置しない。

 





関連する援助活動




(1)我が国の援助活動


・1999年から2001年まで長期専門家を国立公園協会に派遣
・現地国内研修「自然環境保全、環境教育、エコツーリズム能力開発」(2006.7-2009.3)


(2)他ドナー等の援助活動


現在、以下に示す事業が、ラムドン省にて関連ドナーの支援を受けて実施中である。
・Co-management of Forests and Wildlife, Bidoup-Nui Ba National Park (WWF)
・Vietnam Conservation Fund Project (GEF, EU, TFF)
・Piloting an Approach to Multiple-Use Forest Management in Lam Dong Province (FSSP)

 

Project Outline / Aperçu du Projet
詳細を隠す:Project Outline / Aperçu du ProjetProject Outline / Aperçu du Projet
00153







Project Headquarters in charge

As of


Jan.19,2018







Overseas Office




Headquarters
Domestic Office








Project Number


0800277


Title


Project for Strengthening Community-based Management Capacity of Bidoup-Nui Ba National Park






Country


VIET NAM






Project Type


Technical Cooperation Projects






Field 1


Nature Conservation-Conservation of Biodiversity


Field 2




Field 3








Sector


Planning/Government-Government-Environment Issue






Program Title


Protecting the Natural Environment


Program Number


0270000000052


Cooperation Priority Area


Responding to Vulnerabilities


Development Issue


Responding to the Threats of Climate Change, Disaster, Environmental Destruction, etc.






Project Site







Sep.24,2009
Term of Cooperation2010/01 ~2014/01


Implementing Organization


Lam Dong Provincial Peoples' Committee, Bidoup-Nui Ba National Park Management Board


Background




Overall Goal




Project Purpose




Output




Project Activities




Input Summary byJapanese Side








Consultant Name








Dispatch of Study Team(s)

Team

From


To










































































Related Project




(1)Japanese side




(2)Collaboration with Other Donors








Remarks







 


詳細を隠す:レファレンスプロジェクトレファレンスプロジェクト




フラグ




コメント



 







各文書へのリンク

終了時評価(平成25年度) (外部公開)2014/09/11
R/D(外部公開)2011/01/04
プロジェクトホームページ(日本語) 2011/10/06
プロジェクトホームページ(英語) 2011/10/06

 

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Copyright© Japan International Cooperation Agency

案件概要表


01/05/2010
01/04/2014