更新日2018/07/03
フィリピン事務所

プロジェクト基本情報

































主管区分


在外事務所


在外事務所


00380_フィリピン事務所


本部/国内機関






 


案件番号



0900127

プロジェクトID(旧)


 


910


東南アジア




対象国名


フィリピン


11040












対象国(その他)







 





案件名(和)


東ビサヤ地域母子保健サービス強化プロジェクト

 





スキーム







名称(和)


技術協力プロジェクト


Technical Cooperation Projects

 



協力期間20100715日20160714日
 









分野課題1


保健医療-母子保健・リプロダクティブヘルス


分野課題2




分野課題3




分野分類


保健・医療-保健・医療-保健・医療

 





プログラム名


セーフティネット整備プログラム


プログラムID


0120000000061


援助重点分野


包摂的な成長のための人間の安全保障の確保


開発課題


セーフティネットの整備






実施状況


終了


備考



 

案件概要表

詳細を隠す:案件概要表案件概要表




 





案件名


(和)東ビサヤ地域母子保健サービス強化プロジェクト




(英)Strengthening Maternal and Child Health Services in Eastern Visayas

 





対象国名


フィリピン


対象国名(その他)


 


署名日(実施合意)


2010/02/19
 


プロジェクトサイト


 
協力期間20100715日201607月 14日
   


相手国機関名


(和)

保健省 東ビサヤ保健開発センター


相手国機関名


(英)

Department of Health (DOH) - Center for Health Development, Eastern Visayas









日本側協力機関名


 


プロジェクト概要




背景


フィリピンにおいては、約半数のお産が第4子以上であることや前回の出産との間隔が24カ月以内であるなど、少なくとも一つのリスク要因を伴うとされている。2006年の家族計画調査によれば妊産婦死亡比は出生十万あたり162となっており、1998年の国家人口保健調査(National Demographic and Health Survey=NDHS)の172と比較して若干減少しているものの 、今後減少が大幅に加速されないかぎり2015年までのMDG達成(出生十万あたり52)は無理であるとの見解が支配的である。一方、5歳未満児死亡率は過去15年の間に出生千あたり55(1998~92年)から34(2003~07年)へと、また乳児死亡率は同34から25へと減少傾向が認められ(NDHS: 2008)、保健省では今後、新生児の死亡を抑えることで、MDG目標である5歳未満児死亡率21が達成可能であると見ている 。こうしたなかで保健省は、母子保健プログラムを最優先課題として、分娩ケアの質向上に焦点を絞った意欲的な母子保健政策(MNCHN政策=Maternal, Neonatal and Child Health and Nutrition: AO 0029, series of 2008) を発表し、活動の強化を図っている。
 JICAは2006年3月より、母性の安全と新生児の健康改善を目標とし、緊急産科システム導入を中心とした母子保健サービスの質的改善をめざして、「母子保健プロジェクト」 を実施している。同プロジェクトはMNCHN政策を現場において実施し、その有効性をはじめて実証したという点で高く評価されており、さまざまなグッドプラクティスを生み出し、州内や地域内など対象地域以外にもインパクトを与えている。2009年10月に行われた終了時評価では、プロジェクト活動への地方自治体の積極的な関与によって、母子保健が地域の開発課題の中心に据えられ、国家戦略の基本的方針の下、地域のニーズに応じた、効率的な保健サービスの提供体制が作り上げられていることが確認された。同プロジェクトの終了を受け、プロジェクトの成果を地域内の他州にも広げるべく、保健省東ビサヤ地域局より要請がなされた。
 JICAは2009年11月に詳細計画策定調査団を派遣し、要請内容の妥当性・必要性を確認した。その内容に基づき、2010年2月19日には討議議事録(以下R/D)が署名された。
プロジェクトは順調に活動を実施しており、2013年10月時点ではプロジェクト目標指標である施設分娩率や産前・産後検診率共に改善しており、プロジェクトの成果が既に確認されていた。
 しかしながら、2013年11月に発生した台風ヨランダにより、レイテ州とオルモック市は未曽有の被害を受け、本プロジェクトが支援した保健施設の多くにも損傷が生じた。台風発生から半年が経過した現在では、損傷を受けた保健施設では母子保健に係る検診や施設分娩等のサービスが徐々に再開されているが、保健施設におけるサービス提供時間の短縮、医療機材・薬品・記録用紙の不足等、提供される母子保健サービスの品質には未だ多くの課題がある。
 加えて、医師や看護師、保健ボランティア等の医療従事者の不足や、保健施設へのアクセスの悪化、リフェラルの遅れ等の事態も発生しており、今後母子保健サービスに係る指標が悪化する可能性が高い。既に伝統的産婆による自宅分娩の増加、リファラルの遅れによる新生児の死亡が確認されている。
 このような状況を受け、プロジェクトカウンターパートである保健省からは、安全な分娩と適切な産前産後ケアの提供を可能にするため、プロジェクト期間の延長による継続的な支援の実施が要請された。2014年5月に実施した合同調整委員会(JCC)において、プロジェクトサイトにおける母子保健サービスの現状を踏まえ、2年間のプロジェクトの延長の必要性について関係者間で合意した。


上位目標


東ビサヤ地域の対象地域における妊産婦死亡比と乳児死亡率が減少する。


プロジェクト目標


東ビサヤの対象地域において安全な分娩および産前産後のケアを受ける妊産婦および新生児が増加する。


成果


1.基礎的緊急産科・新生児ケア(BEmONC)サービス提供施設、またはMNCHN行政令を実践する施設が増加する。
2.公共部門の保健医療従事者のBEmONC/MNCHNサービス提供にかかる専門技術が向上する。
3.質の高いBEmONC/MNCHNサービスを確立・維持するための保健省東ビサヤ地域局および州・市保健局のマネジメント機能が向上する。
4.BEmONC候補施設の保健区域において女性の健康チームが組織化され、運営される。
5.BEmONC候補施設の保健区域において、妊婦(とその家族)がBEmONC/MNCHNサービスを得るための政策的支援が強化される。


活動


1-1.BEmONC候補施設の機材状況を評価し、BEmONCおよびフィリピン健康保険公社の妊産婦ケア・パッケージ施設と認証されるために必要な機材のギャップを確認する。1-2.BEmONCならびにMCP認証に必要とされる機材を候補とされる町保健所/地区保健所ならびに病院に対して供与する。1-3.MCP認証申請と保険金還付申請について町保健所/地区保健所とバランガイヘルスステーションを対象とした事務手続きの支援を提供する。1-4.対象施設の機材維持管理システム の確立を支援する。2-1.BEmONC研修施設としての東ビサヤ地域医療センターのキャパシティ・ビルディング と機材供与を行う。2-2.保健省東ビサヤ地域局Family Health Clusterが研修の実施に必要とされる機材を供与する。2-3.保健省東ビサヤ地域局が女性の健康チームの研修の実施に必要とされる教材を作成する。2-4.レイテ州とオルモック市のBEmONC候補施設の保健医療従事者を対象としたBEmONC研修を実施する。2-5.第1次医療施設における妊産婦・新生児ケアのサービス提供マニュアル(CMMNC)に準拠した研修をすべての町保健所/地区保健所の保健医療従事者を対象として実施する。2-6.BEmONC候補施設の傘下にあるバランガイヘルスステーションの助産師を対象としたBEmONC研修(助産師版)を実施する。2-7.BEmONC研修後の受講者への専門技術レベルを維持するためのアセスメントを実施する。2-8. 町保健所/地区保健所と病院において定期的に妊産婦死亡症例検討会/新生児死亡症例検討会を実施する。3-1.定期的に合同調整委員会と地域運営委員会が開催される。3-2.レイテ州とオルモック市においてプロジェクト執行委員会が実施される。3-3.レイテ州自治体間保健連携ゾーン技術管理委員会とオルモック市地区保健所所長に対してプロジェクトに関するオリエンテーションを実施する。3-4.レイテ州ILHZ理事会およびオルモック市保健理事会に対してプロジェクトに関するオリエンテーションを実施する。3-5.州・市レベルおよびILHZレベルで妊産婦死亡症例検討会/新生児死亡症例検討会を定期的に実施する。3-6.MNCHNプログラム・マネジメントにかかる本邦研修を行う。3-7.MNCHN/EmONCにかかるモニタリング書式を改訂し、活用する。3-8.町保健所や保健医療従事者に対して、正しい保健情報記録(保健所利用者基本台帳など)記入方法についての指導を行う。3-9.ILHZを通してリファラル・システムの実施を支援する。3-10.プロジェクトを通して得た成果や教訓を、地域・国レベルの会議等の場で報告/共有する。4-1.WHTガイドを作成する。4-2.州・市レベルでWHTの組織化を推進するコア・チームを編成し、活動展開のための戦略を策定する。4-3.WHTガイドの活用について指導者向けオリエンテーションを実施する。4-4.WHTガイドを活用してBEmONC候補施設の町保健所/地区保健所に対するオリエンテーション/研修を実施する。4-5.コミュニティにおけるWHT活動をモニター・支援する。4-6.WHTの大会を開催する。4-7.WHT活動の有効性を計る調査を実施する。5-1.母子手帳あるいは妊婦カード(母子手帳の簡易版)の印刷と配布を地方自治体などへ働きかける。5-2.MNCHN支援の予算増額の必要性についてILHZを通じて働きかける。5-3.MNCHN支援のためのフィルヘルスの経済困窮世帯向け「貧困者プログラム」への加入促進を、ILHZを通じて働きかける。5-4.MNCHNサービスの持続に必要な自治体レベルの財政・規約メカニズムの改善に向けてILHZを通じて支援する。


投入




日本側投入


1) 日本側(総額5.1億円)
① 専門家派遣 (115MM)
   母子保健、研修管理
② 研修員受け入れ(4名)
③ 供与機材
   BEmONC/MCPサービス提供施設に必要な機材
研修用資機材(コンピューター、プロジェクターなど)
④ その他(プロジェクト活動費)


相手国側投入


2) フィリピン側
① カウンターパート人件費
② 施設手配(プロジェクト事務所)
③ その他(ローカルコスト負担)


外部条件


1)上位目標達成のための外部条件
・母子保健にかかる国家・地方政策が安定する。
・効果的な家族計画が実施される。
・危険な中絶が増加しない。
・CEmONCサービス提供予定施設が質の高いサービスを提供する。
2)プロジェクト目標達成のための外部条件
・東ビサヤ地域の地方自治体が継続してMNCHNプログラムを支援する。
・女性の栄養状態が維持される
・CEmONCサービス提供予定施設への保健省の支援が確保される
・研修を受けた医療従事者による職務が継続される
・BEmONC及びCEmONCサービス提供施設への道路が維持・管理される
3)成果達成までの外部条件
・新生児へのサービス内容を把握するデータが整備される
・対象地域のリファラル・システムに係るマニュアルが整備される
・レイテ州とオルモック市におけるフィルヘルスの加入率が維持される
4)前提条件
・フィリピン政府によって新BEmONC研修ガイドラインおよび研修モジュールが開発される(2010年前半)
・フィルヘルスのMCP認証が継続される
・東ビサヤ地域医療センターがBEmONC研修施設として認証される(2010年中頃)
 


実施体制




(1)現地実施体制


プロジェクト・ディレクター:保健省次官
プロジェクト・マネージャー:保健省国際保健協力課ディレクター
テクニカル・コーディネータ:保健省国立感染症予防対策センター・ディレクター
プロジェクト・コーディネータ:保健省東ビサヤ地域局ディレクター
地方自治体コーディネータ:レイテ州保健局長およびオルモック市保健局長


(2)国内支援体制



 





関連する援助活動




(1)我が国の援助活動


1)我が国の援助活動(我が国の他スキームの援助活動、我が国が支援を行っている政策的イニシアティブの下での援助活動との連携・関係について、案件名のみではなく、連携内容等についても言及する)

・技術協力プロジェクト:「母子保健プロジェクト」(2006-2010、ビリラン州/イフガオ州)
・技術協力プロジェクト:「コーディレラ地域保健システム強化プロジェクト」(2012-2017、コーディレラ地域)
・青年海外協力隊員:東ビサヤ地域レイテ州派遣の看護師・保健師隊員
・草の根・人間の安全保障無償資金協力:フィリピン大学医学部レイテ校実習施設兼地域診療所建設計画(2006)


(2)他ドナー等の援助活動


2)他ドナー等の援助活動(関連する他ドナー等の援助活動の内容及び連携・関係について記述する)

・東ビサヤ地域で活動する保健医療分野での主なドナーは、EU、UNFPA、UNICEF、WHO、USAID及び日本である。
・EU:南レイテ州、東サマールおよびビリラン州におけるFOURmula ONE
・UNICEF:東サマール州、北サマール州
・UNFPA:東サマール州
・WHO: タクロバン市
・USAID:ビリラン州、東サマール州、レイテ州、南レイテ州

 

Project Outline / Aperçu du Projet
詳細を隠す:Project Outline / Aperçu du ProjetProject Outline / Aperçu du Projet







Project Under Country Office's Control

As of


Jul.03,2018







Overseas Office


JICA Philippines Office


Headquarters
Domestic Office








Project Number


0900127


Title


Strengthening Maternal and Child Health Services in Eastern Visayas






Country


PHILIPPINES






Project Type


Technical Cooperation Projects






Field 1


Health-MCH /Reproductive Health


Field 2




Field 3








Sector


Health/Health Care-Health/Health Care-Health/Health Care






Program Title


Program to Strengthen Safety Net


Program Number


0120000000061


Cooperation Priority Area


Ensuring human security for inclusive growth


Development Issue


Strengthening Safety Net






Project Site







Feb.19,2010
Term of Cooperation2010/07 ~2016/07


Implementing Organization


Department of Health (DOH) - Center for Health Development, Eastern Visayas


Background




Overall Goal




Project Purpose




Output




Project Activities




Input Summary byJapanese Side








Consultant Name








Dispatch of Study Team(s)

Team

From


To










































































Related Project




(1)Japanese side




(2)Collaboration with Other Donors








Remarks







 


詳細を隠す:レファレンスプロジェクトレファレンスプロジェクト




フラグ




コメント



 







各文書へのリンク

事前評価(平成21年度) (外部公開)2011/10/24
中間レビュー(平成24年度) (外部公開)2013/03/12
終了時評価(平成27年度) (外部公開)2016/11/22
報告書(詳細計画策定調査)(外部公開)2011/10/12
報告書(中間レビュー調査報告書)(外部公開)2013/10/11
報告書(終了時評価調査報告書)(外部公開)2016/12/27
プロジェクトホームページ(日本語) 2013/03/15
プロジェクトホームページ(英語) 2013/03/15

 

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Copyright© Japan International Cooperation Agency

案件概要表


07/15/2010
07/14/2016