更新日2018/06/15
地球環境部

プロジェクト基本情報







20210


























主管区分


本部


本部/国内機関


00153_地球環境部


在外事務所






 


案件番号



1000605

プロジェクトID(旧)


 


500


アフリカ地域




対象国名


ケニア


41040












対象国(その他)







 





案件名(和)


洪水に脆弱な地域における効果的な洪水管理のための能力開発プロジェクト

 





スキーム







名称(和)


技術協力プロジェクト


Technical Cooperation Projects

 



協力期間20110701日20140630日
 









分野課題1


水資源・防災-風水害対策(治水)


分野課題2




分野課題3




分野分類


公共・公益事業-社会基盤-河川・砂防

 





プログラム名


気候変動対策プログラム


プログラムID


5150000000006


援助重点分野


環境保全


開発課題


気候変動対策






実施状況


終了


備考



 

案件概要表

詳細を隠す:案件概要表案件概要表




 





案件名


(和)洪水に脆弱な地域における効果的な洪水管理のための能力開発プロジェクト




(英)Capacity Development for Effective Flood Management in Flood Prone Area

 





対象国名


ケニア


対象国名(その他)


 


署名日(実施合意)


2011/02/07
 


プロジェクトサイト


グチャミゴリ、イシオロ、タベタ
 
協力期間20110701日201406月 30日
   


相手国機関名


(和)

水灌漑省、水資源管理庁


相手国機関名


(英)

Ministry of Water and Irrigation(MWI), Water Resources Management Authority(WRMA)









日本側協力機関名


 


プロジェクト概要




背景


ケニア国では、流域面積の大きな河川が多く、雨季には全国で洪水が発生し、年平均で約5,000人の被災者及び約1.6億円の経済的損失が発生している。特に、2003年に発生したニャンド川を含むヴィクトリア湖南部流域での大洪水では、約2.2万人が被災した。また、2007年には、タナ川中流域のガリッサ市街区が水没するほどの洪水が発生し、被害損失は約6.8億円であった。
 気候変動に関する政府間パネル(IPCC)の第4次評価報告書によると、ケニア国を含む東アフリカ地域は、気候変動の影響により、洪水や干ばつの増加が危惧されており、洪水対策は、気候変動適応策として益々重要になってくると考えられる。
 ケニア国は、水需要の増加に対応するために全国の水資源管理及び河川管理を定めた水法(Water Act)を2002年に策定し、水セクターリフォームを行った。流域単位での管理を促進するために、水・灌漑省(Ministry of Water and Irrigation:MWI)は洪水管理を含む水資源管理を実施するWRMAを新設し、地域(全国6流域)・サブ地域(全国6流域の支流32箇所)レベルにも事務所を設けることとした。WRMAは、特に洪水被害の多いヴィクトリア湖沿岸において、「統合洪水管理のための指針(2004)」を策定し、洪水軽減・予警報のために住民啓発や組織強化を一元的に行う統合洪水管理(Integrated Flood Management:IFM)を行うこととした。
 ケニア国政府は、IFMの普及を目的に、我が国に対し、「ニャンド川流域統合洪水管理調査」(2006-2009)を要請し、JICAは、ヴィクトリア湖沿岸域南部のニャンド川流域において、IFMに基づく洪水氾濫実績図の作成や優先コミュニティにおいて、コミュニティレベルの洪水対策計画を策定し、構造物対策と非構造物対策を組合せたパイロットプロジェクトを実施した。その後、同調査で実施したパイロットプロジェクトの成果を拡大するため、無償資金協力「ニャンド川流域気候変動に適応したコミュニティ洪水対策計画」(2009-2011)を実施している。一定の成果のあったこれら活動をニャンド川流域以外に対しても展開することをケニア国政府は計画しており、WRMA本局内に洪水管理ユニット(Flood Management Unit:FMU)を設置している。
 サブ地域レベルで実施される洪水管理を含む水資源管理を実施するため、コミュニティによって組織される水資源利用者組合(Water Resources Users Association: WRUA)の創設や活動にかかる技術的・財政的支援をするためにWRUA開発サイクル(WRUA Development Cycle:WDC)がWRMAによって創設されている。また、ケニア国政府資金とドナー資金を合わせた水サービス信用基金(Water Service Trust Fund:WSTF)があり、WDCの枠組みの中で、WRUAがWSTFから、資金を獲得する仕組みが構築されているが、申請プロセスが煩雑であるという問題がある。
 そのWDCの実施促進に向けて、WRMA各層の役割は以下のとおりである。
・本局:WDCの質の向上や様々な実施プロセスの見直し
・地域事務所:サブ流域管理計画(Sub-catchment Management Plan:SCMP)の改善支援やWRUAからの企画書審査
・サブ地域事務所:サブ流域におけるWRUAの設立促進やSCMPの作成支援
 しかし、WDCの全国展開を進めるために必要な実施体制・制度は整備されているものの、WRMAにも洪水管理に係る必要な知識やノウハウがなく、また、WSTFを洪水管理の実績がない状況である。
 そこで、ケニア国は、給水分野に加え、洪水管理という重要な課題についても、WDCの枠組みに取り入れ、WRUAなどコミュニティによる洪水管理の活動が全国展開されることを可能にするために、WRMA本局、WRMA流域事務所及びWRMAサブ流域事務所の洪水管理能力を向上させ、コミュニティ防災活動を支援するため、本プロジェクトを日本政府に要請した。これを受けて、JICAは2010年9月から10月にかけて詳細計画策定調査を実施し、2011年2月にR/Dに署名した。


上位目標


統合洪水管理に基づく洪水管理が、全国6流域に適用される。


プロジェクト目標


プロジェクト対象地域 において、コミュニティによる洪水対策を普及するためのWRMAの実施体制が確立される。


成果


【成果1】WRMAの各層(本局、地域事務所、サブ地域事務所)の洪水管理全般に関する基礎的な能力向上と組織強化が図られる。【成果2】コミュニティ防災活動を支援するための、WRMAの体制及び能力が向上する。


活動


(1-1)ワーキンググループ(WG) が、本局・地域・サブ地域における洪水管理の現状分析を行う。
 (1-1-1) 制度的枠組み
 (1-1-2) キャパシティ・アセスメント(人員配置、予算配分、職員の能力)
 (1-1-3) 研修ニーズ・アセスメント
 (1-1-4) グッドプラクティス、課題と教訓
(1-2) WRMAが洪水管理にかかる将来計画を策定する。
 (1-2-1)洪水管理計画、事業展開計画
 (1-2-2)人員体制計画、予算計画
 (1-2-3)事業費の概算と資金計画
(1-3) WRMAが洪水管理の項目を含む流域管理戦略(Catchment Management Strategy:CMS)を作成する。
(1-4) WRMAがMWIに対し、国家水資源管理戦略に洪水管理にかかる項目を含むよう提言する。
(1-5) WRMAがWRMA職員及び関連機関職員を対象に洪水管理にかかる研修の実施体制を整備する。
 (1-5-1) 研修計画の作成
(1-5-2) 研修マニュアルの準備
(1-5-3) 指導者養成のための研修の実施
(1-5-4) 養成された指導者(活動1-5-3)による研修の実施
(1-5-5) 研修(活動1-5-3及び1-5-4)の評価とフィードバック
(1-5-6) 研修実施による他機関に対する支援の実施
(1-6) WRMAが地域及びサブ地域で蓄積された知識を管理する仕組み(ナレッジ・マネジメント )を制度化する。
(1-7) WRMAが洪水管理にかかる制度(組織、人員、予算、活動資金の手当て)を定着させる。
(2-1) WRMAがパイロットサブ流域を選定する。
(2-2) WGが洪水管理のための利害関係者間の調整機能を果たす委員会を設立する。
(2-3) WRMAがコミュニティの現況を分析する(ベースライン調査)。
 (2-3-1) 洪水管理に係るコミュニティのキャパシティ・アセスメント
 (2-3-2) 災害履歴レビュー、洪水被害マップを含むリスク分析
(2-4) 合同調整委員会がベースライン調査に基づきパイロット地区を決定する。
(2-5) WGがサブ流域管理計画(SCMP)に組み込まれるべきコミュニティによる洪水管理計画作成を促進する。
 (2-5-1) グッドプラクティスの調査
 (2-5-2) 参加型計画策定
(2-6) WGが洪水管理計画に基づくコミュニティ防災活動の実施を支援する。
(2-7) WGがコミュニティ防災活動のモニタリングと評価を行う。
(2-8) WGがコミュニティ防災活動支援のための支援マニュアルを作成する。
(2-9) WGがコミュニティ防災の活動マニュアルと事例と教訓集を作成する。
(2-10) WGがコミュニティ防災活動の事例と教訓をナレッジ・マネジメンにフィードバックする。


投入




日本側投入


〔専門家派遣〕
・長期専門家(チーフアドバイザー/洪水管理行政)
・短期専門家(研修講師、コミュニティ防災等)
・運営指導調査団
・業務実施コンサルタント
〔研修員受入れ〕
・本邦研修(5人/年程度)
〔その他:在外事業強化費〕
・ローカルコンサルタント委託費
・コミュニティ防災活動に必要な資機材費用


相手国側投入


〔人員〕
・カウンターパートの配置
・合同調整委員会・ワーキンググループの設置
〔施設・機材〕
・JICA専門家プロジェクトオフィスと必要な機材
〔ローカルコスト〕


外部条件


1)上位目標の達成に対する外部条件:
 ・ケニア国政府が洪水管理の普及を重視する政策を変更しない。
2)プロジェクト目標の達成に対する外部条件:
 ・WRMAの洪水管理ユニットの人員・予算が十分に配分される。
3)成果の達成に対する外部条件:
 ・研修を受講した職員がWRMAでの勤務を継続する。
 ・パイロット地区における住民の協力が得られる。
 


実施体制




(1)現地実施体制


-プロジェクトディレクター:水・灌漑省次官
-プロジェクトマネージャー:WRMA CEO

また、JICA専門家のカウンターパートは、WRMA本局、プロジェクト対象地域、パイロットサブ流域のWRMA職員からなるワーキンググループとする。また、合同調整員会(JCC)のメンバーについては、関係省庁の次官及びMWIやWRMA関係部局の局長から構成される(なお、JCCの座長は、プロジェクトディレクターが務めることする。)。


(2)国内支援体制


国土交通省河川局

 





関連する援助活動




(1)我が国の援助活動


(1)開発調査「ニャンド川流域統合的洪水管理計画調査」(2006-2008)(終了)
 ニャンド川流域における、洪水被害や水文状況等を把握し、洪水被害の予防、対応、軽減策を含むIFMを策定し、同計画策定プロセスをを通じた実施機関職員の研修を実施した。また、同計画に基づき、コミュニティベースでのパイロットプロジェクト(コミュニティレベルでの洪水対策計画策定とそれに基づく対策(構造物対策と非構造物対策を組み合わせたもの)の実施)を5箇所の村で実施し、行政及びコミュニティに対する組織強化・人材育成を行った。
(2)無償資金協力「ニャンド川流域気候変動に適応したコミュニティ洪水対策計画」(2008から実施中)
 上記(1)の開発調査で実施したパイロットプロジェクトをニャンド川流域の24村を対象に実施しており、さらなる面的展開に向けた活動を実施している。
(3)技術協力プロジェクト「全国水資源マスタープラン2030策定プロジェクト」(2010から実施中)
2030年を目標年次とした全国水資源マスタープラン及び2022年を目標年次としたアクションプランの策定を通じて、MWIおよびWRMAの総合水資源開発・管理体制、調整能力が強化される。


(2)他ドナー等の援助活動


(1)ケニア赤十字:ニャンド川流域における洪水管理を目的に、非構造物対策を中心とした支援内容を想定しており、住民対象のワークショップの開催等を検討している。
(2)世界銀行:ニャンド川流域の北側に位置するゾイア川において、「西部ケニア住民主導型洪水軽減プロジェクト(Western Kenya Community Driven Development and Flood Management)」を実施しており、女性を含むコミュニティの洪水管理に対する能力強化を図り、地域レベルやコミュニティレベルで決定される諸活動への参加を促している。
(3)SIDA、DANIDA及びGIZ:水セクターの改革を支援するために、WRMAに対する技術、資金支援及び機材供与を行っている。SIDAとDANIDAは、WRMA本局の能力強化に、GIZはWRMAタナ川流域事務所及び北部ヴィクトリア湖流域事務所の能力強化に焦点を当てている。
(4)日本・UNDP:日本とUNDPが、UNDP African Adaptation Programを通じて、首相府を中心に適応策実施のための組織強化を行っている。

 

Project Outline / Aperçu du Projet
詳細を隠す:Project Outline / Aperçu du ProjetProject Outline / Aperçu du Projet
Global Environment Department00153Global Environment Department







Project Headquarters in charge

As of


Jun.15,2018







Overseas Office




Headquarters
Domestic Office


Global Environment Department






Project Number


1000605


Title


Capacity Development for Effective Flood Management in Flood Prone Area






Country


KENYA






Project Type


Technical Cooperation Projects






Field 1


Water Resources / Disaster Management-Wind and Flood Disaster(Flood Control)


Field 2




Field 3








Sector


Public Works/Utilities-Social Infrastructure-Rivers/Erosion Contorol






Program Title


Response to the Climate Change


Program Number


5150000000006


Cooperation Priority Area


Environment Conservation


Development Issue


Response to the Climate Change






Project Site


Gucha Migori, Isioro, Taveta





Feb.07,2011
Term of Cooperation2011/07 ~2014/06


Implementing Organization


Ministry of Water and Irrigation(MWI), Water Resources Management Authority(WRMA)


Background




Overall Goal




Project Purpose




Output




Project Activities




Input Summary byJapanese Side








Consultant Name








Dispatch of Study Team(s)

Team

From


To










































































Related Project




(1)Japanese side




(2)Collaboration with Other Donors








Remarks







 


詳細を隠す:レファレンスプロジェクトレファレンスプロジェクト




フラグ




コメント



 







各文書へのリンク

事前評価(平成22年度) (外部公開)2014/03/06
R/D(外部公開)2011/07/07

 

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Copyright© Japan International Cooperation Agency

案件概要表


07/01/2011
06/30/2014