更新日2017/12/01
農村開発部

プロジェクト基本情報







20220


























主管区分


本部


本部/国内機関


00166_農村開発部


在外事務所






 


案件番号



0900388

プロジェクトID(旧)


 


910


東南アジア




対象国名


カンボジア


11070












対象国(その他)







 





案件名(和)


流域灌漑管理及び開発能力改善プロジェクト(TSC3)

 





スキーム







名称(和)


技術協力プロジェクト


Technical Cooperation Projects

 



協力期間20090901日20140831日
 









分野課題1


農業開発-灌漑・排水


分野課題2


自然環境保全-持続的森林管理


分野課題3




分野分類


農林水産-農業-農業土木

 





プログラム名


農業生産性向上プログラム


プログラムID


0210000000004


援助重点分野


経済基盤の強化


開発課題


農業・農村開発






実施状況


終了


備考



 

案件概要表

詳細を隠す:案件概要表案件概要表




 





案件名


(和)流域灌漑管理及び開発能力改善プロジェクト(TSC3)




(英)The Improvement of Agricultural River Basin Management & Development Project

 





対象国名


カンボジア


対象国名(その他)


 


署名日(実施合意)


2009/09/01
 


プロジェクトサイト


カンダール州、タケオ州、ポーサット州、コンポンスプー州、コンポンチェナン州、バッタンバン州
 
協力期間20090901日201408月 31日
   


相手国機関名


(和)

水資源気象省灌漑技術センター


相手国機関名


(英)

Technical Service Center for Irrigation and Meteorology, Ministry of Water Resource and Meteorology









日本側協力機関名


 


プロジェクト概要




背景


カンボジア国(以下「カ」国)の農業は、GDPの約30%を占め、就業人口の65%以上を吸収して経済成長を牽引する重要な産業である。農村の経済成長を通じた貧困削減の実現のため、「カ」国は、水資源・灌漑管理、灌漑面積・米の単位収量の増加、農業・水資源開発のための組織能力強化・運営管理支援等を、国家政策上の最重要課題に位置づけている。しかしながら、長期にわたる内戦によって実践的技術・経験を有する灌漑技術者が著しく減少した結果、農業生産に不可欠な灌漑施設の多くが維持管理不全、機能低下などの問題に直面しており、稲作を基幹とする同国の農業発展に向けた取り組みの障害となっている。
 また、現在、各地で様々な援助機関による灌漑施設の修復・開発支援が実施中ないし計画中であるが、ほとんどの援助事業では、ドナーの事業費で雇用されたコンサルタントが計画、設計、施工監理業務を担っている。これらの灌漑事業の実施にあたり、河川流域単位での計画が十分には行われていない例も散見され、将来的には流域単位での水利調整に問題が生じることが危惧されている。
 将来的な「カ」国の灌漑開発、灌漑施設の適正かつ効率的な計画・実施・維持管理のために、流域単位での計画策定を含め、灌漑システム全体に関する総合的な技術能力を有する自国の技術者の育成は急務であるが、「カ」国の灌漑分野における人材育成システムは極めて脆弱である。
 このような背景から、JICAは2001年1月から2009年7月まで「灌漑技術センター計画(フェーズ1、2)」を実施してきた。フェーズ1では、灌漑分野の人材育成の基幹組織である灌漑技術センター(Technical Training Center for Irrigation:TSC)の設立支援、末端圃場整備に係る研修教材・マニュアルの整備、水資源気象省(Ministry of Water Resources and Meteorology:MOWRAM)及び州水資源気象局(Provincial Department of Water Resources and Meteorology:PDWRAM)技術者の研修を行い、フェーズ2では、同じく末端圃場整備に係る研修の継続、モデルサイト内水路・関連施設の建設支援と指導(計画、路線測量、維持管理等)を行った。結果として、TSC、PDWRAM技術者は末端圃場レベルでの灌漑事業に係る知識・技術力をほぼ習得するに到った。そして、「カ」国政府は我が国に対し、流域レベルの水資源・灌漑管理・開発の実施促進に向け、TSCの研修実施及び技術支援に係る更なる機能強化、PDWRAM技術者の総合的な灌漑技術能力向上に係る実務研修の促進や技術支援の体制整備を目標とした新規技術協力プロジェクトの実施を要請した。


上位目標


プロジェクト対象地域において、適切な灌漑事業を通じた効率的な水資源管理が実現することにより、農業生産が安定する。


プロジェクト目標


プロジェクト対象地域において、灌漑事業が適切に計画、実施、管理される。※

※「灌漑事業が適切に計画、実施、管理」されている状態とは、農作物栽培に必要な水が、末端圃場に確実に給水されるように計画・配水管理され、毎年または定期的に水路や関連施設の補修や更新などの維持管理が行われる状態。


成果


①TSC技術者が、MOWRAM及びPDWRAM技術者に対して、流域灌漑管理・開発※に係る研修と技術支援を実施できる能力を獲得する。
②MOWRAM及びPDWRAMの技術者が、流域灌漑管理・開発に関する知識・技術を習得する。
③MOWRAM及びPDWRAMの技術者の灌漑システム全体における施設計画、調査、設計、施工及び維持管理に関する技術力が、向上する。
④TSCの技術支援体制が構築し、PDWRAM技術者による灌漑事業実施が促進する。

※流域灌漑管理・開発とは、各河川流域における水の有効利用を目的とし、1)各州水資源気象局が、その流域に位置する複数の灌漑システムへの合理的な水配分を行い、2)更に各灌漑システム内で適切な水管理が行えるようにすること。


活動


①-1 TSC技術者を対象に、流域灌漑管理・開発に関する知識・技術の研修を行う。
①-2 TSC技術者を対象に、基幹灌漑施設に関する知識・技術の研修を行う。
①-3 MOWRAM及びPDWRAMの技術者を対象とした研修コースの企画立案を通じて、TSC技術者の技術習得能力を強化する。
①-4 MOWRAMの灌漑・水資源管理分野の中・長期人材育成計画の策定を支援する。

②-1 流域灌漑管理・開発に関する研修コースを策定する。
②-2 流域灌漑管理・開発に関する研修コースを実施・評価する。
②-3 流域灌漑管理・開発に関する研修コース内容を改訂する。

③-1 基幹灌漑施設関連技術に関する研修コースを策定する。
③-2 基幹灌漑施設関連技術に関する研修コースを実施・評価する。
③-3 基幹灌漑施設関連技術に関する研修コース内容を改訂する。
③-4 TSC2プロジェクトで開発された末端灌漑施設関連技術の研修コースを実施・評価する。
③-5 末端灌漑施設関連技術の研修コース内容を改訂する。
③-6 上記で改訂された研修コースに基づき、MOWRAM及びPDWRAMの初任者研修コースを策定する。

④-1 プロジェクト対象地域内でモデル灌漑地区を選定する。
④-2 当該PDWRAMに対し、モデル灌漑事業の計画・設計・施工・維持管理に関する技術支援を行う。
④-3 当該PDWRAMに対し、農民、PDA及び地域のその他関係者との密接な協力により参加型灌漑管理を実施するための技術支援を行う。
④-4 上記技術支援の経験を踏まえ、PDWRAM向けの灌漑事業計画マニュアルを策定する。


投入




日本側投入


①専門家派遣
 長期:チーフアドバイザー/流域灌漑管理・開発、参加型水管理、研修/業務調整
 短期:GIS、気象水文分析、ダム及び堤防の構造設計・計算、水収支計算・配水計画、コンクリート・土質解析、 水源涵養、その他必要な技術分野
②供与機材(車両、測量・実験用機器、事務・研修用機材等)
③研修員受け入れ(本邦、第三国での研修)
④現地活動に必要な経費


相手国側投入


①カウンターパート及び事務スタッフの配置
②プロジェクト執務室及び事務施設の提供
③モデル事業地区における実証展示圃場用地及び関連施設の提供


外部条件


アウトプット達成のための外部条件
・モデル事業地区の農民が、モデル灌漑事業に参加する意欲を有する。
・モデル事業地区の地方行政、その他関係者が、プロジェクトを理解し、協力する。
プロジェクト目標達成のための外部条件
・モデル事業地区の農民間に係争や軋轢が生じない。
・対象地域の治安状況に著しい悪化が起こらない。
・対象地域で予定されている灌漑事業に資金が充当される。
上位目標達成のための外部条件
・農業生産に著しい影響を及ぼすような異常気象・災害が発生しない。
 


実施体制




(1)現地実施体制


・水資源気象省(Ministry of Water Resources and Meteorology: MOWRAM)
・各州水資源気象局(Provincial Department of Water Resources and Meteorology: PDWRAM)
・灌漑技術センター(Technical Training Center for Irrigation: TSC)
・各州農業局(Provincial Department of Agriculture)


(2)国内支援体制


農林水産省

 





関連する援助活動




(1)我が国の援助活動


本プロジェクトの対象地域の選定には、開発調査「流域灌漑・排水基本計画調査(2007年1月~2009年3月)」の結果が反映されている。また、当該対象地域のうち、3州6地区で灌漑施設の改修を行う有償資金協力「トンレサップ西部流域灌漑施設改修事業」が予定されている。
 本プロジェクトでは対象地域における水管理の支援を実施しているが、2010年10月に開始された技術協力プロジェクト「トンレサップ地域農産物振興プロジェクト」によりモデル灌漑地区での営農支援が実施される予定である。


(2)他ドナー等の援助活動


・フランス開発庁(AFD)は、農民による維持管理のための水利組織育成に向けた制度構築を包括的に支援しており、灌漑技術者の技術向上のための研修支援にも積極的である。
・AusAIDは農業生産性向上と多様化の促進に向けた「カンボジア・オーストラリア・バリュー・チェーン・プロジェクト(Cambodia Agricultural Value Chain Project : CAVAC)」を開始したところであり、その一部としてパイロット灌漑事業や水管理分野での人材育成の支援活動が行われることとなっている。
・アジア開発銀行は、「水資源セクターローン(Water Sector Loan)」を実施予定であり、MOWRAMの組織能力強化に向けた支援を計画中である。

 このように他ドナーのTSCの役割に対する関心は非常に高く、これら他ドナーの支援事業にはTSCを実施機関と想定している活動も含まれている。他ドナーの支援との協調はTSCにとって極めて重要であることからも、本プロジェクト実施の過程において、密接な情報交換を行い、活動レベルでの実質的な連携を構築していくことが必要である。

 

Project Outline / Aperçu du Projet
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00166







Project Headquarters in charge

As of


Dec.01,2017







Overseas Office




Headquarters
Domestic Office








Project Number


0900388


Title


The Improvement of Agricultural River Basin Management & Development Project






Country


CAMBODIA






Project Type


Technical Cooperation Projects






Field 1


Agricultural Development-Irrigation/Drainage


Field 2


Nature Conservation-Sustainable Forest Management


Field 3








Sector


Agriculture/Forestry/Fisheries-Agriculture-Agricultural Engineering






Program Title


Program for agricultural productivity improvement


Program Number


0210000000004


Cooperation Priority Area


Strengthening of economic bases


Development Issue


Agriculture and rural development






Project Site







Sep.01,2009
Term of Cooperation2009/09 ~2014/08


Implementing Organization


Technical Service Center for Irrigation and Meteorology, Ministry of Water Resource and Meteorology


Background




Overall Goal




Project Purpose




Output




Project Activities




Input Summary byJapanese Side








Consultant Name








Dispatch of Study Team(s)

Team

From


To




May.19,2009

 ~

Jun.06,2009




































































Related Project




(1)Japanese side




(2)Collaboration with Other Donors








Remarks







 


詳細を隠す:レファレンスプロジェクトレファレンスプロジェクト




フラグ




コメント



 







各文書へのリンク

事前評価(平成21年度) (外部公開)2010/03/09
中間レビュー(平成23年度) (外部公開)2012/11/19
終了時評価(平成25年度) (外部公開)2014/09/24
R/D(7/Sept./2011)(外部公開)2016/07/19
プロジェクトホームページ(日本語) 2010/09/08

 

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Copyright© Japan International Cooperation Agency

案件概要表


09/01/2009
08/31/2014