更新日2017/11/30
中華人民共和国事務所

プロジェクト基本情報

































主管区分


在外事務所


在外事務所


00372_中華人民共和国事務所


本部/国内機関






 


案件番号



0602104

プロジェクトID(旧)


0335295E0
 


915


東アジア




対象国名


中華人民共和国


12010












対象国(その他)







 





案件名(和)


新疆天然草地生態保護と牧畜民定住プロジェクト

 





スキーム







名称(和)


技術協力プロジェクト


Technical Cooperation Projects

 



協力期間20070604日20130331日
 









分野課題1


農業開発-その他農業開発


分野課題2


自然環境保全-生物多様性保全


分野課題3


貧困削減-貧困削減


分野分類


農林水産-畜産-畜産

 





プログラム名


乾燥地における生態環境の保全プログラム


プログラムID


0330000000008


援助重点分野


環境問題等地球規模の問題に対処するための協力


開発課題


生態系の維持・回復、森林の保全・造成






実施状況


終了


備考



 

案件概要表

詳細を隠す:案件概要表案件概要表




 





案件名


(和)新疆天然草地生態保護と牧畜民定住プロジェクト




(英)The Project for Protection of Natural Grassland and Nomad Settlement in Xinjang Uygur Autonomous Region

 





対象国名


中華人民共和国


対象国名(その他)


 


署名日(実施合意)


2007/03/06
 


プロジェクトサイト


新疆ウイグル自治区ウルムチ市、昌吉市、富蘊県
 
協力期間20070604日201303月 31日
   


相手国機関名


(和)

新疆ウイグル自治区科学技術庁


相手国機関名


(英)










日本側協力機関名


 


プロジェクト概要




背景


中国の乾燥・半乾燥地の80%にあたる262.2万 km2(日本の面積の約7倍)では、主に過放牧などの人為的な要因で砂漠化が進んでいる。砂漠化は黄砂現象を引き起こし、黄砂による被害は中国ばかりでなく韓国や日本など近隣諸国にも及んでいる。これに対して、中国政府は1999年に全国生態環境建設計画を策定し、砂漠化が進行している新疆や内蒙古・黄土高原において退牧還草(禁牧・休牧・輪牧等による放牧制限により過放牧を緩和する)等の国家レベルのプロジェクトを実施している。
 本プロジェクト対象地域である新疆ウイグル自治区は、中国全土の1/6の面積と人口2010万人を有する。降水量は南部10~100㎜、北部200~300㎜と、ほとんどが乾燥地・半乾燥地である。天山山脈、アルタイ山脈(いずれも5000m級)に広がる天然草地を利用した遊牧が伝統的に行われており、牧畜民は年間数百キロを移動しながら遊牧を行ってきた。しかしながら、1950年以降の人口増加等によって5倍近くに増加した家畜が天然草地(特に冬草地)に大きな負荷を与えており、天然草地の85%が砂漠化の危機に瀕している。
これに対し、新疆政府は、冬季を中心に畜舎飼育を導入する新しい営農の構築によって、牧畜民の生活の安定と天然草地の保護・回復を図ろうとしている。この政策では、定住地を建設して一戸当たり1.5ha程度の耕作地を配分し、冬季に畜舎飼育を行い、その他の季節は天然草地の使用可能量に合わせて放牧を行うといった方法がとられている。しかしながら、伝統的に遊牧を行ってきた牧畜民は畜舎飼育の経験が無く、技術普及員の育成も十分ではないため、定住後の一人当たりの純収入は250ドルと低く、結果として新たな営農スタイルに順応することが出来ず、再び遊牧に戻ってしまうものが後を絶たない状態にある。
 このような状況のもと、牧畜民の生活向上と天然草地の回復のために、定住地における有効な水利用技術、栽培技術、畜舎飼育技術に関する牧畜民への技術普及体制を整備するとともに、既存の天然草地の持続可能な利用量及び定住地における飼料作物の栽培可能量に基づく飼養頭数を設定するモデル営農体系づくりなど、牧畜民への農業支援サービスのための実施体制作りに対する支援が要請された。


上位目標


スーパーゴール:砂漠化等により生態環境の悪化が深刻な中国の乾燥・半乾燥地域において、持続可能な農牧業の実施を通じて、農牧民の生計が向上し、生態環境が改善する。
上位目標:北新疆の類似地区の定住地域において天然草地の保護と牧畜民の生計向上が図られる。


プロジェクト目標


天然草地の保護と牧畜民の生計向上が両立しうる持続可能な定住事業のためのモデル的な取り組みを通じ、定住牧畜民に対する技術支援体制が強化される。


成果


成果1.モデル地区における活動を通じ、天然草地の保護と牧畜民の生計向上が両立しうる持続可能な定住事業のための技術が実証され、計画策定・実施・評価手法が改善される。
成果2.モデル事業を通じて天然草地の保護と牧畜民の生計向上が両立しうる持続可能な定住事業のための技術研修が強化される。


活動


1-1 モデル地区において、プロジェクトに関連する天然草地および水資源等の自然資源調査、牧畜民の家族構成および生計等の社会経済調査、営農調査(家畜の飼養、飼料作物等の栽培、市場等)、灌漑施設等のインフラ整備の現状および将来計画に係る調査等を実施し、現状と課題を把握するとともに、一部課題を改善するための活動を行う。
1-2 1-1の結果を踏まえ、モデル地区の現状に応じた適切な天然草地の保護利用計画、土地利用計画、営農計画、水利用計画を策定する。
1-3 モデル地区の天然草地の保護利用計画、農地利用計画、営農計画、水利用計画に基づき、モデル地区の一部で実施する天然草地の保護と牧畜民の生計向上のための対策を含むパイロットプロジェクトの内容を決定し、活動計画を策定する。
1-4 活動計画に基づきパイロットプロジェクトを実施する。パイロットプロジェクトの内容は次のとおり。
1-4-1 牧草、飼料作物、自給・換金作物等の栽培技術および水管理技術を改善する。
1-4-2 飼料調製技術および家畜の飼養生産技術を改善する。
1-4-3 天然草地保護回復のための対策を実施する。
1-4-4 小規模な乳製品加工場を建設し、チーズを主とする乳製品の試作品を製造する。
1-4-5 人口授精施設を建設し、人工授精による牛の品種改良を普及する。
1-5 パイロットプロジェクトのモニタリング・評価を行う。
1-6 モデル地区における活動を計画策定マニュアル、技術マニュアルを作成する。
2-1 モデル地区の技術普及体制(草地管理、畜産、節水灌漑、営農等)に係る現状および課題を把握し、モデル地区における技術普及体制整備計画(研修計画を含む)を策定する。
2-2 研修計画に基づきモデル地区市・県、郷レベル行政管理者を対象として牧畜民定住事業の計画策定および実施に関する研修を実施する。
2-3 研修計画に基づきモデル地区市・県・郷レベル技術普及担当者を対象として牧畜民への技術指導を強化するための研修を実施する。
2-4 研修計画に基づきモデル地区市・県・郷レベルの技術普及担当者によるモデル地区牧畜民を対象として草地管理、畜産、節水灌漑、営農等に関する研修を実施する。
2-5 実用的なカザフ語教材を作成する。
2-6 モデル普及計画を策定する。


投入




日本側投入


1. 専門家派遣
(総括/草地管理、栽培/飼料生産、家畜飼養、乳製品加工、水利用計画/水管理、研修計画/普及体制整備、農家経営/市場調査)
2. 本邦研修
 畜産振興、畜産技術、乳製品加工等 
3. 機材供与
 車輌、事務機器等
4. プロジェクト現地活動費
 研修経費、パイロットプロジェクト実施経費、専門家交通費等


相手国側投入


1. カウンターパートの配置
2. 施設の配置、建築
3. 研修経費
4. プロジェクト実施運営費
5. その他


外部条件


・モデル地区牧畜民がプロジェクトの実施を受け入れる。
・関連省庁が協力機関としてプロジェクトに参加する。
・自然環境状況が旱魃等自然災害のために現状より悪化しない
・農畜産物の需給関係や資材の市場変動により大幅な価格の変動がない
・治安が大幅に悪化しない。
・退牧還草、牧畜民定住事業等に関連する政策が変更されない。
 


実施体制




(1)現地実施体制


実施機関:新疆ウイグル自治区科学技術庁(新疆草地生態保護利用工程センター)
協力機関:新疆ウイグル自治区畜牧庁、畜牧科学院、農業庁、農業科学院、新疆農業大学、新疆農業職業技術学院、水利庁、科学技術幹部研修センター、昌吉市人民政府、富蘊県人民政府


(2)国内支援体制



 





関連する援助活動




(1)我が国の援助活動


・技術協力プロジェクト「草原における環境保全型節水灌漑モデル事業プロジェクト」(07-11)
・技術協力プロジェクト「山西省雁門関地区生態環境回復および貧困緩和プロジェクト」(07-11)
・開発調査「新疆トルファン盆地における持続的地下水資源利用調査」(04-05)
・プロジェクト形成調査「乾燥地における生態環境保全にかかる協力の方向性調査」(04)
・個別専門家派遣「草原の砂漠化防止および農民の生活環境条件の改善」(04-05)
・円借款「新疆ウイグル自治区水資源管理・砂漠化防止事業」
・緑資源機構「アジア地域砂漠化防止対策調査」(01-05)


(2)他ドナー等の援助活動


・世界銀行:甘粛省・新疆ウイグル自治区における牧畜業開発プロジェクト
・GEF:乾燥地における生態環境保全と回復プロジェクト
・ADB:北方地域における乾燥地農業プロジェクト

 

Project Outline / Aperçu du Projet
詳細を隠す:Project Outline / Aperçu du ProjetProject Outline / Aperçu du Projet







Project Under Country Office's Control

As of


Nov.30,2017







Overseas Office




Headquarters
Domestic Office








Project Number


0602104


Title


The Project for Protection of Natural Grassland and Nomad Settlement in Xinjang Uygur Autonomous Region






Country


CHINA






Project Type


Technical Cooperation Projects






Field 1


Agricultural Development-Other Agricultural Development


Field 2


Nature Conservation-Conservation of Biodiversity


Field 3


Poverty Reduction-Poverty Reduction






Sector


Agriculture/Forestry/Fisheries-Livestock Industry-Livestock Industry






Program Title




Program Number


0330000000008


Cooperation Priority Area


Cooperation towards Resolving Environment and Global Issues


Development Issue








Project Site







Mar.06,2007
Term of Cooperation2007/06 ~2013/03


Implementing Organization




Background




Overall Goal




Project Purpose




Output




Project Activities




Input Summary byJapanese Side








Consultant Name








Dispatch of Study Team(s)

Team

From


To




Aug.27,2006

 ~

Sep.15,2006




































































Related Project




(1)Japanese side




(2)Collaboration with Other Donors








Remarks







 


詳細を隠す:レファレンスプロジェクトレファレンスプロジェクト




フラグ




コメント



 







各文書へのリンク

事前評価(平成18年度) (外部公開)2011/09/13
中間レビュー(平成22年度) (外部公開)2013/08/26
終了時評価(平成23年度) (外部公開)2013/08/16
PDM(外部公開)2011/09/13
プロジェクトホームページ(日本語) 2009/07/16

 

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案件概要表


06/04/2007
03/31/2013