更新日2018/07/03
フィリピン事務所

プロジェクト基本情報

































主管区分


在外事務所


在外事務所


00380_フィリピン事務所


本部/国内機関






 


案件番号



1000176

プロジェクトID(旧)


 


910


東南アジア




対象国名


フィリピン


11040












対象国(その他)







 





案件名(和)


コーディレラ地域保健システム強化プロジェクト

 





スキーム







名称(和)


技術協力プロジェクト


Technical Cooperation Projects

 



協力期間20120201日20170131日
 









分野課題1


保健医療-保健医療システム


分野課題2


保健医療-母子保健・リプロダクティブヘルス


分野課題3




分野分類


保健・医療-保健・医療-保健・医療

 





プログラム名


セーフティネット整備プログラム


プログラムID


0120000000061


援助重点分野


包摂的な成長のための人間の安全保障の確保


開発課題


セーフティネットの整備






実施状況


終了


備考



 

案件概要表

詳細を隠す:案件概要表案件概要表




 





案件名


(和)コーディレラ地域保健システム強化プロジェクト




(英)The Project for Cordillera-wide Strengthening of the Local Health System for Effective and Efficient Delivery of Maternal and Child Health Services

 





対象国名


フィリピン


対象国名(その他)


 


署名日(実施合意)


2011/11/23
 


プロジェクトサイト


 
協力期間20120201日201701月 31日
   


相手国機関名


(和)

保健省 コーディレラ地域局


相手国機関名


(英)

Department of Health Center for Health Development - CAR









日本側協力機関名


 


プロジェクト概要




背景


フィリピン共和国では1991年の地方分権化により保健行政サービスの地方への権限委譲が進められたが、地方の不十分な保健システムが保健サービス提供の妨げとなっている。保健省は保健セクター改革(1999-2004)及びフォーミュラ・ワン(2005-2010)の各政策に引き続き、2010年12月に公布された「Kalusugan Pangkalahatan(KP=Universal Health Care)」政策により、①医療保険加入促進による医療費負担の軽減、②保健医療施設の充実、③MDG達成を重点項目とし、保健システムの強化を図っている。
 また、保健省はMDGのひとつである妊産婦死亡比及び乳児死亡率の低下を目指し、2008年に「妊産婦・新生児死亡の早急な削減に向けた保健セクター改革実施にかかる保健省行政令」(通称、MNCHN政策) を母子保健分野の最優先政策として定めている。2010年より実施されているKPは、妊産婦死亡比が目標の出生10万対52に比して2005年家族計画調査では162であること、乳児死亡率が目標の出生千対19に比して2008年人口保健統計では25であることを指摘し、目標達成に向けての早急な対策が必要であり、これらを減少させるためには優先地域における保健プログラムの実施、及び貧困層へのさらなる介入が必要であるとしている。
 ルソン島北部に位置するコーディレラ地域は、言語と文化の異なる先住民族が全住民の70%を占め、これらの人々が山岳部に居住することから地理的にも孤立しており、保健サービスへのアクセスが悪い。貧困層の割合も全国平均より高く、同地域のアブラ州及びアパヤオ州は全国の最貧困10州の中に位置づけられている 。保健省は同地域を「地理的に孤立した不利な地域」と位置づけ、保健プログラムの優先実施地域としている。同地域では、(1)保健人材の絶対数の不足および訓練を受けた保健人材の不足、(2)保健医療施設において最低限必要な機材の未整備、(3)医薬品の不足、(4)リフェラルシステムの機能不全、(5)保健予算の不足、といったサービス提供側の問題がある一方で、多くの住民が(1)文化的宗教的理由から適切な医療にアクセスしない、(2)ユーザーフィーや医薬品のコストが負担できない、(3)保健サービスに関する知識がない、といったサービスの受け手側の問題も並存し、プログラムの効果的実施が難しい状態にある。
 かかる状況の下、フィリピン国政府は2009年に我が国政府に対して本プロジェクトの実施を要請した。本プロジェクトは、同地域ベンゲット州における「ベンゲット州地域保健システム強化プロジェクト」及びイフガオ州における「母子保健プロジェクト」の成果を踏まえ、コーディレラ地域において母子保健サービスを中心とした保健システム強化を目的とするものである。


上位目標


コーディレラ地域における人々、特に女性と子供の健康状況が改善する。


プロジェクト目標


コーディレラ地域において、母子保健サービスが効果的・効率的に提供されるための保健システムが強化される。


成果


成果1:プロジェクト対象サイトの保健のガバナンスと財政が、ILHZの機能を通じて強化される。
成果2:プロジェクト対象サイトの母子保健サービス提供の枠組みが強化される。
成果3:プロジェクト対象サイトの病院と町保健所が保健省からBEmONCサービスが提供できる施設として認定される一方、町保健所はフィリピン健康保険公社により、MCP施設であると認証される。
成果4:プロジェクトの教訓と活動にかかる普及活動が国内に向けて行われる。


活動


活動1-1 CHD-CARは、KPの枠組みとMNCHN政策に沿った地域保健システムの研修モジュールを作成する。
活動1-2 CHD-CARは対象サイトにおいて、ILHZ再編のためのオリエンテーション・ワークショップを開催する。
活動1-3 対象サイトにおいて、ILHZの共同保健信託基金(Common Health Trust Find, CHTF )に関して、手続きの改善を図るなど、活用の仕組みを構築する。
活動1-4 対象サイトにおいて、母子保健政策を反映したILHZ計画を策定する。
活動1-5 対象サイトにおいて、地方自治体に対し、フィリピン健康保険公社の経済困窮世帯向け「貧困者プログラム」加入を働きかける。
活動2-1 CHD-CARは、MNCHNマニュアル をコーディレラ地域向けに改訂する。
活動2-2 対象サイトにおいて、ベンゲット州のリファラルマニュアルを適用したリファラルを強化する 。
活動2-3 CHD-CARは州保健局に対しMNCHNマニュアルの研修を実施する。
活動2-4 妊産婦死亡症例検討会のための研修をCHD-CARに対して実施する。
活動2-5 対象サイトにおいてCHD-CARは、妊産婦死亡症例検討会を含めたMNCHN政策全般に係るモニタリングを定期的に行う。
活動2-6 CHT活動実施のマニュアル をコーディレラ地域向けに改訂し、州レベルに適用する。
活動2-7 CHD-CARは、地域の文化に適した母子保健プログラム促進のための教育ツール(視聴覚教材など)を作成する。
活動2-8 対象サイトにおいてCHD-CARは、州保健局と町保健課に対し、「バランガイの保健に関する緊急事態に備えるための計画」を策定しモニタリングする方法を研修する。
活動3-1 CHD-CARは、対象サイトの機材ニーズについて既存の施設マッピング を再評価する。
活動3-2 対象サイトにおいて、BEmONC施設のBEmONCチーム に対し研修を実施する。
活動3-3 対象サイトにおいて、助産師を対象として助産師版BEmONC研修 を実施する。
活動3-4 対象サイトにおいて、BEmONC施設に医療機材を供与し、機材保守管理の体制を整備する。
活動3-5 対象サイトの町保健所に対し、フィリピン健康保険公社のMCP認証申請と保険金還付申請のための支援を行う。
活動4-1 CHD-CARに対し、プロジェクト実施を通じて得られた知見や教訓を広く共有するための技術研修を実施する。
活動4-2 プロジェクトの広報資料を作成し、配布する。
活動4-3 保健省の年次総会やドナー会議などの場を通じて、プロジェクトの教訓や活動を広く共有する。
活動4-4 プロジェクトの成果や教訓を広く共有する目的で、全国セミナーを開催する。


投入




日本側投入


① 専門家派遣 (100MM)
・ 保健システム、母子保健、研修監理等
② 機材供与
・ 医療機材、研修機材、プロジェクト・オフィス用機材
③ 活動費
・ 地域保健システムや母子保健に係る本邦研修、現地国内研修、教材作成等


相手国側投入


① カウンターパート人材配置
・ プロジェクト・ディレクター (保健省次官)
・ プロジェクト・マネジャー (保健省国際課長)
・ プロジェクト・コーディネーター (CHD-CAR局長)
・ 地域レベル、州レベル、町レベルの保健局長及びスタッフ
② 施設
・ プロジェクト執務室(CHD-CAR、アブラ州、アパヤオ州)
・ BEmONCやMCP の認証に必要な保健施設拡充にかかる費用
③ 活動費
・ プロジェクト・オフィス電気代、水道代、電話代、インターネット代など
・ 対象サイト以外のBEmONC認定に必要な機材
・ CHD-CARスタッフがモニタリングやフィールド訪問に必要な交通費
・ ワークショップや会議開催のコスト・シェアリング
・ コミュニティ・ヘルス・チーム(Community Health Team, 以下CHT) メンバーのキャパシティ・ビルディングに必要な費用
・ 研修員の国内移動交通費
・ 研修員の日当
・ CHTへの金銭的インセンティブなど
・ 保健サービス供給に必要なロジスティックと必需品


外部条件


プロジェクト目標達成のための外部条件
・ 研修を受けた人材が大量に流出しない。
・ 地域保健サービス情報システム(「Field Health Service Information System, FHSIS」)が維持される。
成果達成のための外部条件
・ 特に対象サイトにおいて、政治状況が安定する。
・ 地方交付金 が減少しない。
・ 保健省「保健施設拡充プログラム」が計画どおり遂行される。
 


実施体制




(1)現地実施体制


保健省中央
保健省コーディレラ地域局
各州保健局


(2)国内支援体制



 





関連する援助活動




(1)我が国の援助活動


関連する技術協力プロジェクトとしてJICAは「母子保健プロジェクト」(2006年3月~2010年3月)、及び「ベンゲット州地域保健システム強化プロジェクト」(2006年3月~2011年3月)をコーディレラ地域にて実施した。また、「東ビサヤ地域母子保健サービス強化プロジェクト」(2010年7月~2014年7月)は、MNCHN政策の枠組みの中で、母子保健サービスの向上を目的として実施されており、本事業と知見や情報の共有が見込まれる。


(2)他ドナー等の援助活動


イフガオ州・マウンテン州において、UNICEFがこどもの健康のための予防接種、CHT活動を実施している。また、UNFPAがリプロダクティブ・ヘルス及びCHT活動を実施していることから、情報共有を行うなどして、コーディレラ地域としての標準化したCHT活動に係るアプローチをとることが求められる。UASIDがベンゲット州で母子保健プロジェクトを実施中であり、活動の重複を避けるため、定期的に情報共有を実施している。また、WHOは、BEmONC研修の一部であるEINC研修において各病院への技術支援を実施しており、本事業と連携のうえ、対象地域においても同様の技術支援を行うことが検討されている。

 

Project Outline / Aperçu du Projet
詳細を隠す:Project Outline / Aperçu du ProjetProject Outline / Aperçu du Projet







Project Under Country Office's Control

As of


Jul.03,2018







Overseas Office


JICA Philippines Office


Headquarters
Domestic Office








Project Number


1000176


Title


The Project for Cordillera-wide Strengthening of the Local Health System for Effective and Efficient Delivery of Maternal and Child Health Services






Country


PHILIPPINES






Project Type


Technical Cooperation Projects






Field 1


Health-Health System


Field 2


Health-MCH /Reproductive Health


Field 3








Sector


Health/Health Care-Health/Health Care-Health/Health Care






Program Title


Program to Strengthen Safety Net


Program Number


0120000000061


Cooperation Priority Area


Ensuring human security for inclusive growth


Development Issue


Strengthening Safety Net






Project Site







Nov.23,2011
Term of Cooperation2012/02 ~2017/01


Implementing Organization


Department of Health Center for Health Development - CAR


Background




Overall Goal




Project Purpose




Output




Project Activities




Input Summary byJapanese Side








Consultant Name








Dispatch of Study Team(s)

Team

From


To










































































Related Project




(1)Japanese side




(2)Collaboration with Other Donors








Remarks







 


詳細を隠す:レファレンスプロジェクトレファレンスプロジェクト




フラグ




コメント



 







各文書へのリンク

事前評価(平成23年度) (外部公開)2012/05/21
中間レビュー(平成26年度) (外部公開)2015/01/27
報告書(詳細計画策定調査報告書)(外部公開)2013/08/16
報告書(中間レビュー調査報告書)(外部公開)2015/02/12
プロジェクトホームページ(日本語) 2012/12/19
プロジェクトホームページ(英語) 2012/12/19

 

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案件概要表


02/01/2012
01/31/2017