更新日2014/12/18
地球環境部

プロジェクト基本情報







20210


























主管区分


本部


本部/国内機関


00153_地球環境部


在外事務所






 


案件番号



0608911

プロジェクトID(旧)


 


910


東南アジア




対象国名


マレーシア


11030












対象国(その他)







 





案件名(和)


ボルネオ生物多様性・生態系保全プログラムプロジェクトフェーズ2

 





スキーム







名称(和)


技術協力プロジェクト


Technical Cooperation Projects

 



協力期間20071001日20120930日
 









分野課題1


自然環境保全-生物多様性保全


分野課題2




分野課題3




分野分類


計画・行政-行政-環境問題

 





プログラム名


環境保全


プログラムID


0090000000015


援助重点分野


環境保全等持続可能な開発のための支援


開発課題


環境の保全






実施状況


終了


備考



 

案件概要表

詳細を隠す:案件概要表案件概要表




 





案件名


(和)ボルネオ生物多様性・生態系保全プログラムプロジェクトフェーズ2




(英)Programme for Bornean Biodiversity and Ecosystems Conservation (BBEC) Phase 2

 





対象国名


マレーシア


対象国名(その他)


 


署名日(実施合意)


2007/09/11
 


プロジェクトサイト


サバ州 コタキナバル市、クロッカー山脈公園、セガマ河下流域野生生物保護区ほか
 
協力期間20071001日201209月 30日
   


相手国機関名


(和)

サバ州政府(首席大臣府天然資源庁、生物多様性センター、公園局、野生生物局、森林局等)、国立サバ大学等


相手国機関名


(英)

Sabah state agencies (NRO, SaBC, SP, SWD, SFD, etc.), Universiti Malaysia Sabah (UMS), etc.









日本側協力機関名


環境省
 


プロジェクト概要




背景


マレーシア国サバ州には、東南アジア最高峰のキナバル山やアジアゾウの生息する低地熱帯林、汽水域のマングローブ林など、世界的に多様な生態系と生物相が見られる。しかしながら、ボルネオ島の熱帯林は、伐採やアブラヤシプランテーション開発、農地転換により急速に減少しており、加えて保護区の面積率が低いことから、近年、森林の減少とともに、絶滅危惧種が多くなっている。
 このため、サバ州における生物多様性や生態系保全活動の体制・手法整備と人材育成に対する技術協力が要請されたことを受け、主に熱帯雨林やマングローブ林を中心とする陸域生態系に注目し、サバ州の生物多様性保全のため、自然保全のための包括的なアプローチをプロジェクト目標として、2002年2月から2007年1月まで「ボルネオ生物多様性・生態系保全プログラム」(フェーズ1)を実施した。
 フェーズ1は、国立サバ大学、サバ州政府機関(公園局、野生生物局、科学技術室、森林局、環境保全局、10郡役場等)を主なC/P機関とし、研究・教育、公園管理、野生生物生息域管理、環境啓発の4コンポーネントを中核に据えつつ、各コンポーネントにまたがる共通事項として、モニタリング体制強化、関連機関の能力統合、プロジェクトの進捗・成果の発信にも取り組んだ。5年間の活動を通じて、研究機関の体制強化、研究成果の発表、クロッカー山脈公園の管理計画策定及び実施、セガマ河下流域野生生物保全区の提案、住民参加型エコツーリズムの実践、ターゲットグループ(教員、ジャーナリスト、政策決定者等)への環境教育活動の実践、国際セミナーの開催、各種メディアへの積極的な情報発信等を支援した。
 サバ州の生態系保全においては、陸域と同様に海域生態系も多様かつ重要であることから、サバ州公園局を中心としたサバ州政府は、フェーズ2として、山・川・海の包括的な保全を目指し、陸と海を繋いだ生物多様性保全を一元的に行うプロジェクトの要請を2005年8月に行った。これに対し、2006年9月に実施したフェーズ1終了時評価調査団によって、「生物多様性・生態系保全の体制案を取りまとめ、州政府に提案すべきである」という提言がなされたことを受け、プロジェクト及びサバ州関係機関で検討が行われ、「2000年に制定されたサバ州生物多様性条例に定められた『サバ州生物多様性評議会とサバ州生物多様性センター』が中心となってサバ州全体の生物多様性保全を行っていくべきである」という提案書がサバ州政府官房長に対して提出された。
 この提案書に対し、2006年12月にサバ州政府官房長より、提案書の内容を受諾し、サバ州生物多様性評議委員の任命を早急に行うとともに、サバ州生物多様性センターを機能化させることが正式に表明された。その後、生物多様性評議員が正式に任命され、生物多様性センター設立準備室が設置されるとともに、その他の評価結果も踏まえた協力が、日本政府に対して要請された。これを踏まえ、2006年11月及び2007年3月に事前調査、2007年9月に実施協議調査を実施し、マレーシア側と協力内容に関して合意し、R/Dの署名を行った。
 フェーズ2では、サバ州政府機関(首席大臣府天然資源庁、生物多様性センター、公園局、野生生物局、森林局等)及び国立サバ大学を主なC/P機関として、2007年10月より2012年9月までの5年間の予定で実施されており、現在、3名の長期専門家(チーフアドバイザー、業務調整/研修計画、ラムサール条約湿地管理/環境教育)を派遣中である。これまでに、サバ州生物多様性センターの正式組織化、サバ州生物多様性保全戦略策定準備、クロッカー山脈公園及び周辺バッファーゾーンのユネスコ「人と生物圏(MAB)」プログラムへの登録申請、セガマ河下流域野生生物保存区の登録、キナバタンガン-セガマ河流域のラムサール条約への湿地登録及び管理計画の策定、生物多様性保全に係る第三国研修の実施等について、支援を行った。


上位目標


サバ州の生物多様性と生態系保全が強化されるとともに、保全モデルとして国際的に認知される。


プロジェクト目標


サバ州における生物多様性・生態系保全のための体制が強化されるとともに、マレーシアの国内外への知識・情報発信の拠点となる。


成果


【アウトプット1】サバ州政府の生物多様性・生態系保全活動を計画、調整、推進するための能力が強化される。
【アウトプット2】サバ州政府機関及びサバ大学の州立公園、野生生物保護区、森林保護区などの保護地域における生物多様性・生態系保全活動の実施能力が強化される。
2-1 サバ州公園局及び関係諸機関の、州立公園における生物多様性・生態系保全活動の実施能力が、クロッカー山脈公園の管理を通じて強化される。
2-2 サバ州野生生物局及び関係諸機関の、野生生物保護区における生物多様性・生態系保全活動の実施能力が、セガマ河下流域保護区の管理を通じて強化される。
2-3 サバ州森林局及び関係諸機関の、森林保護区における生物多様性・生態系保全活動の実施能力が、キナバタンガン・セガマ河の流域管理を通じてさらに強化される。
【アウトプット3】サバ州政府機関及びサバ大学の生物多様性・生態系保全活動にかかる研修実施能力が強化される。


活動


1-1 サバ州生物多様性評議会の評議員に、生物多様性と生態系保全の理解を促す。
1-2 サバ州生物多様性センター(SaBC)の制度化(人員、事務所の場所、財務、内規等の提案を含む)を提案する。
1-3 SaBCの能力強化活動を行う。
1-4 SaBCの戦略的活動計画を準備する。
1-5 本プロジェクトの支援対象とするSaBCの目的を選定する。
1-6 活動1-5で選定した優先目的に基づき、SaBCのためのアクションプランを準備する。
1-7 アクションプランを実践する。
1-8 SaBCの年報を準備・出版する。
1-9 サバ州環境教育政策の閣議承認を支援する。
1-10 生物多様性・生態系保全に関する環境教育政策の実施計画を準備する。
1-11 環境教育活動のモニタリング・評価メカニズムを構築する。
1-12 多様なメディア(新聞、テレビ、ラジオ、HP等)を通じてBBEC活動を含むサバ州での生物多様性・生態系保全に関する情報を出版・リリースする。
1-13 サバ州保全戦略の改訂に用いられるアウトプット1の達成事項を文書化する。
1-14 サバ州保全戦略の改訂を調整する。

2-1-1 コミュニティー利用ゾーン(CUZ)に焦点を絞ってクロッカー山脈公園を管理する。
2-1-2 他の保護区へコミュニティー利用ゾーンの導入を促す。
2-1-3 生物多様性・生態系保全に直接的に実用可能な調査を実施する。
2-1-4 サバ州環境教育政策に基づき、環境教育活動を実施する。
2-1-5 サバ州保全戦略の改訂に用いられるアウトプット2-1の達成事項を文書化する。

2-2-1 参加型保全活動やコミュニティー型エコツーリズムに焦点を絞って、セガマ河下流域野生生物保全区を管理する。
2-2-2 サバ州環境教育政策に基づき、環境教育活動を実施する。
2-2-3 サバ州保全戦略の改訂に用いられるアウトプット2-2の達成事項を文書化する。

2-3-1 キナバタンガン-セガマ河の流域を管理する。
2-3-2 生物多様性・生態系保全に直接的に実用可能な調査を実施する。
2-3-3 サバ州環境教育政策に基づき、環境教育活動を実施する。
2-3-4 サバ州保全戦略の改訂に用いられるアウトプット2-3の達成事項を文書化する。

3-1 マレーシア国内で民間やNGOが実施した生物多様性・生態系保全活動を集めて分析する。
3-2 地元の研修ニーズに関する情報を収集し、研修プログラムを立案し、サバ州の関係者に対して研修を行う。
3-3 サラワク州、マレー半島、他国の研修ニーズに関する情報を収集する。
3-4 サラワク州、マレー半島、他国にも適用可能なサバ州の知識・経験を見定める。
3-5 サラワク州、マレー半島、他国の人員に対する研修プログラムを立案し、研修を行う。
3-6 研修を評価し、研修プログラムを改善する。


投入




日本側投入


1. 専門家派遣(合計282M/M程度を想定)
(1) 長期専門家:4名(チーフアドバイザー、統合保護区管理、組織制度強化、業務調整)
(2) 短期専門家:次の分野を想定(参加型公園管理、研究・分類学、環境教育、ラムサール登録・流域管理)
2. 研修員受入(総額 約15百万円)
(1) 本邦研修:年間5名程度
3. 供与機材(総額 約20百万円):車両、ボート、教材作成用機材、実験用資器材、PC一式、書籍など
4. 在外事業強化費(総額 約65百万円)
5. モニタリング調査費用、研修実施経費(コストシェア)等


相手国側投入


1. カウンターパート配置(約140名)
2. 施設:プロジェクト活動に必要な土地・建物・施設、電話回線、専門家執務室等の提供
3. その他:研修実施経費(コストシェア)、活動実施に必要なローカル・コスト等


外部条件


1)前提条件:サバ州が、サバ州生物多様性評議会/センターに関する活動を開始するための法的な基盤のもと、予算・人員等の措置を行うことを表明する。
2)外部条件:
・マレーシア国、サバ州の生物多様性・生態系保全政策に大幅な変更がない。(プロジェクト目標レベル)
・アウトプット:カウンターパート機関の大幅な組織改編がない。(アウトプットレベル)
・カウンターパート機関への配賦予算が大幅に減少しない。(活動レベル)
・核となるカウンターパート機関スタッフの人事異動が最低限である。(活動レベル)
・サバ州政府が生物多様性評議会/センターの組織体制を正式に承認する。(活動レベル)
 


実施体制




(1)現地実施体制


1)プログラム運営委員会
 サバ州官房長を委員長とするプログラム運営委員会(PgSC)を設置する。
2)カウンターパート(C/P)
 プロジェクト・ディレクター:サバ州官房長
 副プロジェクト・ディレクター:サバ大学副学長
 プロジェクト・マネージャー:サバ州天然資源庁長官
 その他C/P:約140名
3)現地雇用スタッフ
 事務スタッフ、運転手の計数名を雇用する。


(2)国内支援体制


1)国内協力機関:環境省、兵庫県立人と自然の博物館 等
2)国内支援委員会:フェーズ1での国内支援委員会を継続する。

 





関連する援助活動




(1)我が国の援助活動


・技プロ「ボルネオ生物多様性・生態系保全プログラム(フェーズ1)」2002年2月~2007年1月
・第三国研修「生物多様性保全研修」2009~2011年
・青年海外協力隊員「村落開発普及員」、「環境教育」派遣中
・草の根技協(パートナー型)「サバ州における生物多様性保全のための地域主体型地域おこしプロジェクト」(酪農学園大学)準備中


(2)他ドナー等の援助活動


・WWF(世界自然保護基金):関係3カ国(マレーシア、インドネシア、ブルネイ)の協力を得て、森林伐採や大規模農業開発により大幅に減少しているボルネオ島の自然環境の保全を目指すハート・オブ・ボルネオ(Heart of Borneo)プログラムを実施している。同プログラムは、関係3ヶ国が共同歩調を取ることで、ボルネオ島の保全を図るものであり、対象とする保全地域は、3カ国合計でボルネオ島全体の31%に達する。なお、同プログラムでは、WWFが現場レベルでの保全活動を直接実施するものではなく、WWFが財政面や技術面で各国に支援を行うものであり、具体的な活動内容については現在各国で検討している段階である。また、その他の他国機関の関連事業として、以下のものを含め、多数の機関が比較的小規模な活動を行っている。
・Darwin Initiatives:サバ大学において熱帯生物学、生物多様性に関する長期的な研究プログラム、及び波及効果の高い大学教育プログラムの作成を支援している。
・地球環境ファシリティー(GEF)・国連開発計画(UNDP):サバ州森林局、野生生物局と連携したテングザルの生息地モニタリングを実施している。

 

Project Outline / Aperçu du Projet
詳細を隠す:Project Outline / Aperçu du ProjetProject Outline / Aperçu du Projet
00153







Project Headquarters in charge

As of


Dec.18,2014







Overseas Office




Headquarters
Domestic Office








Project Number


0608911


Title


Programme for Bornean Biodiversity and Ecosystems Conservation (BBEC) Phase 2






Country


MALAYSIA






Project Type


Technical Cooperation Projects






Field 1


Nature Conservation-Conservation of Biodiversity


Field 2




Field 3








Sector


Planning/Government-Government-Environment Issue






Program Title


Environmental conservation


Program Number


0090000000015


Cooperation Priority Area


Support for sustainable development


Development Issue


Environmental conservation






Project Site







Sep.11,2007
Term of Cooperation2007/10 ~2012/09


Implementing Organization


Sabah state agencies (NRO, SaBC, SP, SWD, SFD, etc.), Universiti Malaysia Sabah (UMS), etc.


Background




Overall Goal




Project Purpose




Output




Project Activities




Input Summary byJapanese Side








Consultant Name








Dispatch of Study Team(s)

Team

From


To










































































Related Project




(1)Japanese side




(2)Collaboration with Other Donors








Remarks







 


詳細を隠す:レファレンスプロジェクトレファレンスプロジェクト




フラグ




コメント



 







各文書へのリンク

事業事前評価表(平成19年度) (外部公開)2008/06/10
終了時評価(平成24年度) (外部公開)2015/01/07
PDM(外部公開)2008/06/10
R/D(外部公開)2008/06/10
PDM(外部公開)2010/11/12
プロジェクトホームページ(日本語) 2011/03/04

 

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M/M
FM0203XX05
M/M
案件概要表

2

10/01/2007
09/30/2012