更新日2017/06/01
地球環境部

プロジェクト基本情報







20210


























主管区分


本部


本部/国内機関


00153_地球環境部


在外事務所






 


案件番号



0603927

プロジェクトID(旧)


4125028E0
 


400


中東地域




対象国名


イラン


51030












対象国(その他)







 





案件名(和)


アンザリ湿原環境管理プロジェクト

 





スキーム







名称(和)


技術協力プロジェクト


Technical Cooperation Projects

 



協力期間20071101日20120831日
 









分野課題1


自然環境保全-生物多様性保全


分野課題2


貧困削減-貧困削減


分野課題3




分野分類


計画・行政-行政-環境問題

 





プログラム名


自然環境保全プログラム


プログラムID


4120000000007


援助重点分野


環境保全


開発課題


自然環境保全、地球温暖化、環境汚染対策






実施状況


終了


備考



 

案件概要表

詳細を隠す:案件概要表案件概要表




 





案件名


(和)アンザリ湿原環境管理プロジェクト




(英)Anzali Wetland Ecological Management Project

 





対象国名


イラン


対象国名(その他)


 


署名日(実施合意)


2007/02/10
 


プロジェクトサイト


ギラン州
 
協力期間20071101日201208月 31日
   


相手国機関名


(和)

環境庁


相手国機関名


(英)

Department of Environment









日本側協力機関名


環境省
 


プロジェクト概要




背景


イラン国のカスピ海沿岸に位置するアンザリ湿原(約193k㎡)は、渡り鳥の飛来地として国際的に知られており、1975年にはラムサール湿地(150k㎡)として登録された。しかし、その後の人為的影響により環境が悪化し、1993年には優先的な保全措置が必要な湿原としてモントルーレコードに追加された。その後もアンザリ湿原の環境は、下水・排水や廃棄物の流入、上流域からの土砂の流入等により悪化が進行している。
 このような状況の下、イラン国政府はアンザリ湿原保全を目的とする総合調査に必要な技術協力を日本国政府に要請し、JICAは2003年から2005年3月まで、開発調査「イラン国アンザリ湿原生態系保全総合管理計画調査」を実施した。当調査では、1)アンザリ湿原保全のための総合的なマスタープラン(M/P)の作成、2)パイロット活動(マスタープランにおいて特定された対策の一部)の実施、3)湿原管理能力向上のための関係機関及び職員を対象としたキャパシティデベロップメントの支援、を行った。
 イラン国政府は次なるステップとして、マスタープランの主要項目のうち技術的支援を必要とする湿原保全メカニズムの構築、ゾーニングの詳細な枠組みの構築等についての技術協力プロジェクトの実施を日本国政府に要請した。
この要請を受け、JICAは2006年10月に事前調査団を派遣し、プロジェクト実施に向けた関連情報収集やイラン国政府関係者との協議・調整等を行った。その後、2007年2月にR/Dを締結し、同年11月1日からプロジェクトが開始された。
 プロジェクトの中間地点にあたる2008年10月からイラン側の意向によりプロジェクト休止状態にあったが、2010年4月にプロジェクト実施機関であるイラン環境庁から本協力の再開を要望する意思が示されたため、プロジェクト再開後の体制、活動の整理等を目的とした運営指導調査団を2010年9月に派遣し、イラン国側関係機関とプロジェクトの再開について合意した。

※R/D署名日:2007年2月10日
※プロジェクト休止期間 2008年10月~2011年3月


上位目標


DOEを中心としたアンザリ湿原管理体制により、順応的管理が実践される。


プロジェクト目標


組織的および技術的側面を含む、環境庁(DOE)を中心としたアンザリ湿原管理のための基礎システムが構築される。


成果


アウトプット 1:環境庁(DOE)を中心とした総合的湿原管理のための組織的枠組みの基礎が構築される。
アウトプット 2:湿原管理のためのモニタリング手法が確立される。
アウトプット 3:ゾーニングが確定され、アンザリ地域の社会・経済状況および環境に配慮したゾーン毎の管理計画(規制および規則)案が作成される。
アウトプット 4:アンザリ湿原環境教育センターを活用した環境教育の基礎が確立される。
アウトプット 5:エコツーリズムの基礎が確立される。


活動


1-1 アンザリ湿原管理に関係する各機関の湿原管理への取組状況を整理する。
1-2 湿原管理システム計画を作成する。(組織構成、構成員、役割、責任等)
1-3 湿原管理システムの一部としての委員会設立に関し、関係諸機関の合意形成を行う。
1-4 DOEが中心となる湿原管理システムで重要な役割を担う湿原管理委員会を発足させる。
1-5 DOE職員に対し、委員会管理のためのOJTを行う。
1-6 関係機関職員に対し、湿原管理への理解向上を目的とした研修を行う。
2-1 各機関で実施されているモニタリング活動および関係者の能力、機材に関する情報を収集する。
2-2 湿原保全に必要な指標(水位、水質、生物指標等)を決定する。
2-3 データの収集、分析、集積(データベース)の方法を決定し、マニュアルに取りまとめる。
2-4 湿原管理委員会にモニタリングマニュアルが提示され、合意を得る。
2-5 モニタリング方法に関する研修を実施する。
3-1 アンザリ湿原およびその周辺における社会・経済調査を実施する。
3-2 社会・経済調査の結果をもとに、MPで提案されたゾーニング案の見直しを行い、ゾーン毎の規制案を策定する。
3-3 ゾーニング案、社会経済調査結果および規制案を関係機関会議で説明し、フィードバックを得る。
3-4 ゾーニング案(境界線および規制案)を作成し、湿原管理委員会の協議のために提示する。
4-1 ギラン州で実施されている環境教育活動および使用教材についての情報を収集する。
4-2 マスタープランのパイロットプロジェクトの結果を参考に、湿原環境教育センターを利用した環境教育アクションプランを作成し完成する。(ファシリテーター養成計画を含む)
4-3 湿原管理委員会において上記アクションプランが合意される。
4-4 上記アクションプランで利用される環境教育教材を作成・完成する。(視聴覚教材を含む)
5-1 民間を含む関係機関がギラン州で実施しているエコツーリズム事業に関する情報を収集する。
5-2 マスタープランのパイロットプロジェクトの結果を参考に、エコツーリズムアクションプランを作成し完成する。(研修、インフラ整備計画を含む)
5-3 湿原管理委員会において上記アクションプランが合意される。
5-4 エコツーリズム用小規模施設を整備する。(木道、観察小屋、サインボード等を想定)


投入




日本側投入


日本側投入(36M/M)
1. 専門家派遣
チーフアドバイザー/湿原管理・モニタリング、副総括/組織・制度整備、ゾーニング/組織・制度整備2、エコツーリズム、環境教育、業務調整
2.カウンターパート研修
本邦もしくは第三国研修を必要に応じて実施する(4名程度/年)。
3.資機材の供与
車両(2)、デスクトップ型パソコン(1)、ラップトップ型パソコン(1)、レーザープリンター(1)、コピー機(1)、プロジェクター(1)、プロジェクター・スクリーン(1)、テレビ(1)、DVDプレイヤー(1)、エコツーリズム簡易施設用資材(1)


相手国側投入


1.カウンターパート
プロジェクトダイレクター(環境庁自然環境局長)、プロジェクトマネジャー(環境庁湿原管理専門家)、副プロジェクトマネージャー、プロジェクトコーディネーター(環境庁ギラン州事務所長)、組織・制度整備担当、ゾーニング担当、モニタリング担当(水質、動植物)、エコツーリズム担当、環境教育担当

2.施設の提供
プロジェクト事務所用執務室(テヘラン本庁、ギラン州事務所)

3.ローカルコスト

4.資機材
ラボラトリー用資機材(1)、デスクトップ型パソコン(1)、カラープリンター(1)、ビデオカメラ(1)、環境教育用教材(1)、エコツーリズム簡易施設工事(1)


外部条件


前提条件:1.対象地域の治安が悪化しない。2.鳥インフルエンザが発生しない。
外部条件【プロジェクト目標レベル】①関係機関による湿原管理に関する予算措置を含む必要な対策が継続する。②湿原が自然災害により深刻な被害を受けない。③湿原環境を急激に変化させるほどのカスピ海の水位変動が起こらない。
【成果レベル】①アンザリ湿原管理政策に影響を与えるような急激な地域経済の変動が起こらない。②アンザリ湿原の管理活動(モニタリング、環境教育等)に必要な人員が確保される。
【活動レベル】主要なカウンターパートが異動しない。
 


実施体制




(1)現地実施体制


【実施機関】
環境庁(DOE)テヘラン本庁
環境庁(DOE)ギラン州事務所

【協力機関】
農業開発推進省(MOJA)
ギラン州上下水道公社(GWWC)
文化・遺産・観光局(CHTO)
エネルギー省(MOE)
管理計画庁(MPO)


(2)国内支援体制


環境省
国内支援委員会

 





関連する援助活動




(1)我が国の援助活動


開発調査「イラン国アンザリ湿原生態系保全総合管理計画調査」 2003年~2005年


(2)他ドナー等の援助活動


世界銀行:ギラン州下水道整備
UNDP、GEF:生物多様性保護・持続的利用・関係機関の協力構築
UNDP、GEF:シベリア鶴その他水鳥の保護
UNDP、GEF:Zagross 山脈の生物多様性保護
UNDP、GEF:チーターおよびその生息地の保護
カスピ海環境プロジェクト(CEP)

 

Project Outline / Aperçu du Projet
詳細を隠す:Project Outline / Aperçu du ProjetProject Outline / Aperçu du Projet
00153







Project Headquarters in charge

As of


Jun.01,2017







Overseas Office




Headquarters
Domestic Office








Project Number


0603927


Title


Anzali Wetland Ecological Management Project






Country


IRAN






Project Type


Technical Cooperation Projects






Field 1


Nature Conservation-Conservation of Biodiversity


Field 2


Poverty Reduction-Poverty Reduction


Field 3








Sector


Planning/Government-Government-Environment Issue






Program Title


Natural Resources Conservation Program


Program Number


4120000000007


Cooperation Priority Area


Environmental Preservation


Development Issue


Natural Resources Conservation, Global Warming, Environment Pollution






Project Site


Guilan Province





Feb.10,2007
Term of Cooperation2007/11 ~2012/08


Implementing Organization


Department of Environment


Background


The Anzali Wetland (about 193 km2) is internationally known as a habitat of migratory birds and is located on the southern coast of the Caspian Sea. It was registered as a Ramsar site (150 km2) in June 1975. However due to range of influence related to human activity, the Wetland has been degraded, and in 1993 the Anzali Wetland was listed in the Montreux Record as it was necessary to be preferentially retrieved. Environmental conditions in the Anzali Wetland have been degraded due to direct impact by development activities and indirect impact through inflow of sewerage, wastewater and solid waste, and soil inflow from the upper stream mountainous area.
Under such situation, the Government of Iran requested the Government of Japan to consider a technical co-operation for a comprehensive study to establish a plan for conservation of the Anzali Wetland. In response to the request, the Japan International Cooperation Agency (JICA) implemented 'the Study on Integrated Management for Ecosystem Conservation of the Anzali Wetland'between February 2003 and March 2005. The study accomplished the following activities: 1) Development of an integrated Master Plan (M/P) for the conservation of the Anzali Wetland, 2) Implementation of pilot activities, some of the prevention measures identified in the M/P, and 3) Assistance for capacity development of the concerned organizations and their staff to build up co-ordination mechanisms for overall wetland management.
As a next step, the Government of Iran asked the Government of Japan to consider a technical cooperation for formulation of the wetland conservation mechanism detail framework of zoning that need technical assistance.
In response to the request, JICA dispatched preliminary mission in October 2006, and carried out collection of information, discussion and co-ordination with the Government of Iran. Record of Discussion (R/D) was made in February 2007, and 'the Anzali Wetland Ecological Management Project' was commenced from November 2007.
Though the Project was interrupted by the Government of Iran in October 2008, Department of the Environment (DOE) that is the project implementation body in Iran requested to recommence the project in April 2010. JICA dispatched a project consultation mission in September 2010, and agreed with the Government of Iran to recommence the project. The project was recommenced in March 2011, and it is scheduled to end in September 2012.


Overall Goal


The Anzali wetland management system, for which DOE is a core constituent, practices adaptive management.


Project Purpose


A basic system including institutional and technical aspects for the management of the Anzali wetland, for which DOE is the core constituent, is established.


Output


1. A basic institutional structure for the integrated wetland management, for which DOE is the core organization, is established.2. Monitoring procedures for the wetland management is established.3. Zoning is determined, and management strategies (rules & regulations) for each zone are drafted, considering socio_economic status of the Anzali area.4. The basis for environmental education using the Environmental Education Center of the Anzali wetland is developed.5. The basis for ecotourism is developed.
(Project Activities)
1_1Collect and summarize information on the wetland management activities of relevant organizations.1_2Draft a plan for a system for the wetland management that shows institutional structure, committee members, roles, responsibilities and others.1_3Make an agreement between relevant government offices on formulation of a wetland management committee as part of the management system.


Project Activities


1_4Establish the wetland management committee with DOE as the secretariat that plays key roles in the management system.
1_5Provide on_the_job training to DOE for the management of the committee.1_6Provide trainings to the staff of the relevant government offices for further understanding of the wetland management.2_1 Collect information on on_going monitoring activities conducted by each organization, capacity of the staff and the equipment.2_2 Identify indicators for the wetland conservation, such as water level, water quality and wildlife.2_3 Determine monitoring procedures for collection, analysis of data and data handling (database) for the Anzali wetland and develop them into a manual.2_4The monitoring manual be presented and have an agreement in the committee.2_5 Provide trainings to relevant organizations on monitoring procedures.3_1 Conduct a socio_economic survey in the Anzali wetland and the surrounding area.3_2 Based on the results of the socio_economic survey, review the zoning plan presented in the Master Plan and draft regulations for each zone.3_3 Hold stakeholder meetings to explain zoning, the survey results and the draft regulations to receive feedback.3_4 Finalize zoning plan with boundaries and regulations, which need to be presented at the committee for discussions.4_1 Collect information on on_going activities and existing materials for environmental education in Guilan Province.4_2 Referring to the results of the pilot project in the Master Plan study, formulate an action plan for environmental education including the training schedule at the Environmental Education Center.4_3 Make an agreement on the environmental education action plan in the committee.4_4 Produce materials for environmental education in the above action plan, including audio_visual materials.5_1 Collect information on on_going ecotourism activities conducted in Guilan Province including activities of private sector.5_2 Referring to the results of the pilot project in the Master Plan study, formulate an action plan for ecotourism including training and development of small_scale facilities.5_3 Make an agreement on the ecotourism action plan in the wetland management committee.5_4 Construct small_scale facilities for ecotourism, which may include wooden trails, observation huts and sign board.


Input Summary byJapanese Side


(Experts)
Chief Advisor/ Wetland Conservation/ Monitoring, Deputy Chief Advisor/ Institutional Development, Zoning/ Environmental Education,Ecotourism,Coordinator/ Environmental Education
(Equipment)
Vehicle(2), Equipment for data collection, Equipment for environment education, Construction material for small-scale infrastucture on ecotourism
(Training)
training Iranian counterparts in Japan or the third countries(1-2 persons per year)






Consultant Name


NIPPON KOEI CO,.LTD.






Dispatch of Study Team(s)

Team

From


To



Project Consultation Team

Nov.09,2007

 ~

Nov.18,2007




































































Related Project




(1)Japanese side


A Development Study 'The study on Integrated Management for Ecosystem Conservation of the Anzari wetland in the Republic of Iran' (JFY2003 to 2005)


(2)Collaboration with Other Donors


UNDP,GEF;
1.Asian Cheetah and its related ecosystems protection project(2001.9-)
2.Bio-diversity protection project in the Zagross Mountains ecosytems(2004-)
3.Development project of the wetland regions and flight path networks for the protection of the Siberian Crane and other waterfowl in Asia(2002-2007)
4.The Project for proteciton of wetlands in Iran(2005-2012)
CEP(Caspian Environment Program)
1.Anzari Lagoon Adaptative Management Project(2006.5-2008.5)






Remarks







 


詳細を隠す:レファレンスプロジェクトレファレンスプロジェクト




フラグ




コメント



 







各文書へのリンク

R/D(外部公開)2008/07/24
PDM(version1)(外部公開)2008/07/24
プロジェクト・ドキュメント/PO(version1)(外部公開)2008/07/24
プロジェクトホームページ(日本語) 2010/06/15
プロジェクトホームページ(英語) 2010/06/15

 

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Copyright© Japan International Cooperation Agency

M/M
FM0203XX05
M/M
案件概要表

2

11/01/2007
08/31/2012