更新日2018/10/05
ガーナ事務所

プロジェクト基本情報

































主管区分


在外事務所


在外事務所


00448_ガーナ事務所


本部/国内機関






 


案件番号



0900937

プロジェクトID(旧)


 


500


アフリカ地域




対象国名


ガーナ


41150












対象国(その他)







 





案件名(和)


食糧農業省財務管理改善プロジェクト

 





スキーム







名称(和)


技術協力プロジェクト


Technical Cooperation Projects

 



協力期間20101017日20161031日
 









分野課題1


経済政策-財政(歳出・公共支出管理)


分野課題2


経済政策-(旧)財政(歳入)


分野課題3


農業開発-農業政策


分野分類


計画・行政-行政-財政・金融

 





プログラム名


行財政人材育成プログラム


プログラムID


5120000000034


援助重点分野


行財政機能の強化


開発課題


行財政機能の強化






実施状況


終了


備考



 

案件概要表

詳細を隠す:案件概要表案件概要表




 





案件名


(和)食糧農業省財務管理改善プロジェクト




(英)Financial Management Improvement Project of the Ministry of Food and Agriculture

 





対象国名


ガーナ


対象国名(その他)


 


署名日(実施合意)


2010/02/15
 


プロジェクトサイト


アクラ(食糧農業省本省)及び対象5州(セントラル州、アシャンティ州、ウェスタン州、ボルタ州、ノーザン州)
*但し、会計手順書研修には全10州のコストセンター職員が参加
 
協力期間20101017日201610月 31日
   


相手国機関名


(和)

食糧農業省


相手国機関名


(英)

Ministry of Food and Agriculture









日本側協力機関名


 


プロジェクト概要




背景


ガーナ共和国(以下、「ガーナ」と記す)政府は、マクロ経済の安定の確保と維持を、中期国家開発計画「第2期成長及び貧困削減戦略(GPRSII)2006~2009年」及び「中期国家開発計画(GSGDA)2010~2013年」における重要課題の一つとし、公共財務管理(PFM)の改革に努めている。食糧農業省(MOFA)は、農場・獣医サービスといった税外収入を伴う行政サービス事業を行う現業部門を多く有しており、全国に230以上あるCC(州・郡レベルの事務所及び試験所等の事業所)の多くには、財務会計の担当者が配置されている(2008年時点で約170名)。財務情報管理に関しては、手作業で行われている所が多いため、迅速性・正確性の問題が大きく、また中央政府レベルではガーナ統合財務管理情報システム(GIFMIS)の導入が予定されていたが、州・郡のCCレベルでは、財務情報管理について各省独自で取り組みを進めざるを得ない状況にあった。また、資産の統合的な管理にも不備があり、省全体の資産が把握できておらず、整備が求められていた。MOFAは、2006年に財務管理を担う独立した部局として、財務局長を責任者とする財務局を創設したものの、上述のとおり財務情報管理改善に向けた手続き面の整備、管理システムの導入と定着、並びに職員の能力向上等、実施能力の強化を必要としていた。

以上の背景に基づき、JICAは2009年9月に詳細計画策定調査を実施し、政策・予算、収支管理、コミットメント管理、資産管理、業績評価及び内部監査の6分野、すなわちMOFA全体のマネジメントサイクルの改善を目的として、2010年2月にR/Dを署名交換し、2010年10月より本プロジェクトを開始した。本プロジェクトについては、2010年10月より2011年3月までを第1年次(インセプションフェーズ)として協力を開始したが、ガーナ政府のGIFMIS導入計画との整合性の観点から本協力範囲の見直しの必要性が生じたため、2011年8月にJICAは運営指導調査団を派遣し、今後の対応について先方と協議を行った。その結果、収支管理、コミットメント管理及び資産管理に関しては、会計総局(CAGD)が作成中のマニュアルがあるものの、全省庁を対象とした規程的なもの(手順の概要を定めたもの)であり、MOFAの会計実務を担うCC会計担当者には活用が困難であるため、MOFA向けに同マニュアルの手順書を作成して普及する必要があることが分かった。また、内部監査についてはMOFA内に部局が置かれているが、業務改善のための指導・助言機能等、本来的な役割を十分果たすべく改善が求められていること等が判明した。

協議の結果、2012年1月~2013年12月の2年間を「優先フェーズ」として、5州(セントラル州、アシャンティ州、ウェスタン州、ボルタ州、ノーザン州)を対象として、優先課題である①収支管理、②コミットメント管理、③資産管理、④内部監査の改善に取り組むこととし、活動及び取り組み方法の概要を定めたミニッツに合意した。なお、その後の協議により、優先フェーズの実施期間は2012年3月~2014年4月に変更になった。
 プロジェクトの中間地点にあたる2013年10月には中間レビュー調査を行った。優先フェーズにおいては、13名の本邦・ガーナ人専門家が、3つのWG(収支・コミットメント管理、資産管理、内部監査)を中心に、CAGDの会計マニュアルやその他公会計関連法律・規則に沿ったMOFA向け会計手順書(AGB)の策定・改訂及び全国10州への普及、またMOFAの内部監査チェックリストの作成及び内部監査ユニットの監査実地指導の実施を支援し、これらの分野における能力向上のツールが開発され、WGメンバーはそれらツールの普及を担うトレーナーとしての能力を順調に向上させていることが確認された。また、JICAガーナ事務所が直接契約している6名のローカルコンサルタントが、MOFAの会計ソフトウェア「Easybooks」の改変及び対象5州のCCへの普及を支援した。一方、MOFA内部局間の調整や先方政府負担分の予算の拠出遅延・不足等、実施プロセスにかかる問題が指摘されるとともに、プロジェクトで開発されたツールの継続的使用と改善に向けた組織的・財政的措置に取り組む必要性について、提言がなされた。

中間レビュー及びその後2014年4月に開催された優先フェーズ最後の合同調整委員会(JCC)会議において、優先フェーズ後(最終フェーズ)の活動方向性が協議され、最終フェーズにおいても優先フェーズの対象である4つの成果領域に引き続き取り組むこと(成果として当初PDMに記載のある「政策・予算」及び「業績評価」についてはスコープ外とすること)、現場実施指導型(Onsite)OJTにより一層取り組むことにより、WGメンバーのトレーナーとしての更なる能力強化を図ること、MOFA内の全体調整役として、財務局職員を1名プロジェクトコーディネーターに任命すること、技術協力の新モニタリング方式を導入すること等がMOFAとJICAの間で協議され、その後合意された。これを踏まえ、2014年7月より最終フェーズを実施中。

本件の主要コンポーネントのひとつである固定資産管理分野において、本年9月に世界銀行が実施するガーナ統合財務管理情報システムプロジェクト(GIFMIS)との連携が現実的となり、食糧農業省をモデルケースとして本件の成果を他省庁にスケールアップすることで調整がついた。上記を受け、ガーナで喫緊の問題である財政再建より強固に進めるため、財務大臣より本件成果を他省庁へ展開することへの強い要望があった。このため、本件の固定資産管理をモデルケースとし、食糧農業省に対し追加の支援を行う。本件の知見を他省庁へ展開するため、財政管理の取りまとめ機関である財務省の会計総局(CAGD)を新たに協力対象とする。


上位目標


食糧農業省の対外的農業サービス提供を滞らす要因となりうる財務管理上の問題が減少する。


プロジェクト目標


食糧農業省の財務管理が改善される。


成果


1. 収支管理が改善される。
2. コミットメント管理が適切に行われる。
3. 資産管理が改善される。
4. 内部監査が強化される。


活動


1-1 ワーキンググループ(WG)1(収支・コミットメント管理)を組成する。
1-2 CAGD会計マニュアル、公会計関連の法律、規則、及びMOFAやCCで用いられている既存のデータ収集システムをレビュ-する
1-3 プロジェクト会計を含む、現行の財務報告書作成方法とフォーマットをレビューする。
1-4 収入・支出取引の現行の運用フローにかかる課題を特定し、原則と手順の標準化について検討する。
1-5 CAGDやGIFMISプロジェクトチームをはじめとするガーナ政府関係機関と協議を行う。
1-6 収入・支出管理に関する手順書を策定し、改訂する。
1-7 MOFAのシニア会計官とコンサルテーション会議を開催し、手順書を最終化する。
1-8 手順書にかかる研修を、全国のCC長及び会計官に対し実施する。
1-9 手順書にかかる現場実施指導を、選択したCC及び本部局/技術局で行う。
1-10 Easybooksの機能を拡張する。
1-11 Easybooksを対象5州に普及する。
1-12 手順書の活用状況をモニタリングする。
1-13 海外におけるPFMの優良事例を学ぶためのスタディツアーを実施する。

2-1 WG1(収支・コミットメント管理)を組成する。
2-2 コミットメント取引の定義と仕組みをレビューし、特定する。
2-3 コミットメント発生に関する権限関係等の現行ルールをレビューし、必要に応じ強化する。
2-4 コミットメント取引を管理するための手順書を策定し、改訂する。
2-5 MOFAのシニア会計官とコンサルテーション会議を開催し、手順書を最終化する。
2-6 手順書にかかる研修を、全国のCC長及び会計官に対し実施する。
2-7 手順書にかかる現場実施指導を、選択したCC及び本部/技術局で行う。
2-8 手順書の活用状況をモニタリングする。

3-1 WG2(資産管理)を組成する。
3-2 コストセンターレベルでの固定資産及び棚卸資産の現状をレビューし、特定する。
3-3 固定資産及び棚卸資産の会計区分に関するレビューを行う。
3-4 固定資産台帳の準備手順を標準化する。
3-5 定期的な実地棚卸しのシステムを確立する。
3-6 固定資産及び棚卸資産管理に関する手順書を策定し、改訂する。
3-7 MOFAのシニア会計官とコンサルテーション会議を開催し、手順書を最終化する。
3-8 資産管理に関する研修を、全国のCC長、会計官及び資産管理官に対し実施する。
3-9 手順書にかかる実地棚卸しの現場実施指導を、選択したCC及び本部局/技術局で行う。
3-10 手順書の活用状況をモニタリングする。

4-1 WG3(内部監査)を組成する。
4-2 各分野の監査の適用範囲と実施手順について、現行の内部監査の実施状況をレビューする。
4-3 各分野の監査について、現行の内部監査の問題点を特定し、適切な内部監査を行うために実際的な解決策を探る。
4-4 内部監査チェックリストを作成する。
4-5 内部監査に関するOJT研修を行う。


投入




日本側投入


<専門家派遣>
 日本人及びガーナ人専門家:成果1、2、3、4に対する技術移転

<ローカルコンサルタント傭上>
 ローカルコンサルタント:会計ソフトウェアの改変及び普及

<機材供与>
 プロジェクト車輌、コンピュータ、プリンタ、コピー機、文具などの事務用品

<第三国研修>
 2012年度ケニア:カウンターパート10名
 2013年度南ア:カウンターパート16名


相手国側投入


<カウンターパート>
 プロジェクト・ダイレクター(次官)、プロジェクト・マネジャー(財務局長)、プロジェクトコーディネーター(2014年4月に任命)、カウンターパート・マネジャー(財務局、総務局、内部監査局)、IT専門家

<施設>
 財務局内の日本人専門家執務室

<プロジェクト活動費>
カウンターパートファンド


外部条件


1)成果(アウトプット)達成のための外部条件
・GIFMISの進展や他のガーナ政府が進めるPFM改革が、MOFAにおいて、業務プロセスの大きな変更や、研修に関わるリソース面での過度な負担を要するものとならない。
・GIFMISの導入が、他のライン省庁と十分に調整された形で、かつこれらの計画・実施能力を考慮に入れた形で、当初のスケジュールどおりに実施される。
2)プロジェクト目標達成のための外部条件
・ガーナ政府の主なPFM実施戦略に大きな変更がない。
・ガーナ政府及びMOFAのプロジェクトに対する政治的コミットメントが維持される。
・研修に参加した職員が異動した場合にも、後任に知識や技術が移転される。
 


実施体制




(1)現地実施体制


1)ガーナ側
 ・食糧農業省
 ・会計総局
 ・財務省

2)日本側
 ・JICA事務所
 ・専門家


(2)国内支援体制



 





関連する援助活動




(1)我が国の援助活動


我が国の一般財政支援(貧困削減戦略支援無償)への参画に際しては、政府の適切な財務管理が求められる。これは、技術支援を通じ組織的機能的変化も必要とするため、政府全体に一時期に変化を求めることは難しく、ターゲット省庁を対象に一つずつ改善していく必要がある。食糧農業省は、こうした考えに基づき詳細計画策定調査を踏まえて特定されたものである。


(2)他ドナー等の援助活動


1)農業セクターグループとの補完性
 MOFAでは、農業セクターグループが結成されているが、技術的側面よりも政策アドバイスと資機材の支援に特化している。我が国が技術的な支援を行うことで、他ドナーの政策および資機材の支援が有効活用されることから、補完的な援助になるものと期待されている。
2)CIDAによる農業セクター財政支援
 CIDAは財政支援にあたりMOFAからの適切な財務報告を必要としており、本プロジェクトによる支援により、一層の相乗効果が生まれることが期待される。
3)世銀及び欧米のドナー(EU・イギリス・デンマーク)が実施するGIFMISの普及展開
 GIFMISと整合性のある会計手順書やEasybooksの普及及びコンピュータの供与により、GIFMISの円滑な実施に貢献することが見込まれるほか、会計手順書による手続きの標準化により、GIFMISへの入力前に一貫性のある会計データが整えられ、食糧農業省のGIFMIS活用能力の向上に資すると考えられる。

 

Project Outline / Aperçu du Projet
詳細を隠す:Project Outline / Aperçu du ProjetProject Outline / Aperçu du Projet







Project Under Country Office's Control

As of


Oct.05,2018







Overseas Office


JICA Ghana Office


Headquarters
Domestic Office








Project Number


0900937


Title


Financial Management Improvement Project of the Ministry of Food and Agriculture






Country


GHANA






Project Type


Technical Cooperation Projects






Field 1


Economic Policy-Public Finance (expenditure management )


Field 2


Economic Policy-(Prev.)Public Finance (revenue)


Field 3


Agricultural Development-Agricultural Policy






Sector


Planning/Government-Government-Banking/Finance






Program Title


Capacity Development of Administrative and Financial Management Program


Program Number


5120000000034


Cooperation Priority Area




Development Issue








Project Site


Accra (MOFA Head Office) and five regions(Central, Ashanti, Western, Volta and Northern Region)
* The remaining regions' cost centres will also be invited to the AGB training





Feb.15,2010
Term of Cooperation2010/10 ~2016/10


Implementing Organization


Ministry of Food and Agriculture


Background




Overall Goal




Project Purpose




Output




Project Activities




Input Summary byJapanese Side








Consultant Name








Dispatch of Study Team(s)

Team

From


To










































































Related Project




(1)Japanese side




(2)Collaboration with Other Donors








Remarks







 


詳細を隠す:レファレンスプロジェクトレファレンスプロジェクト




フラグ




コメント



 







各文書へのリンク

事業事前評価表(平成21年度) (外部公開)2009/12/09
事前評価(平成21年度) (外部公開)2013/07/09
事前評価(平成21年度) (外部公開)2014/05/09
中間レビュー(平成25年度) (外部公開)2014/05/09
その他(外部公開)2013/07/09
PDM(外部公開)2014/05/01
R/D(外部公開)2014/05/01
その他(外部公開)2014/05/09
プロジェクトホームページ (日本語) 2014/03/17

 

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FM0203XX07
案件概要表

2

10/17/2010
10/31/2016