更新日2017/12/05
農村開発部

プロジェクト基本情報







20220


























主管区分


本部


本部/国内機関


00166_農村開発部


在外事務所






 


案件番号



1000597

プロジェクトID(旧)


 


500


アフリカ地域




対象国名


マラウイ


41390












対象国(その他)







 





案件名(和)


中規模灌漑開発プロジェクト

 





スキーム







名称(和)


技術協力プロジェクト


Technical Cooperation Projects

 



協力期間20110601日20140530日
 









分野課題1


農業開発-灌漑・排水


分野課題2




分野課題3




分野分類


農林水産-農業-農業土木

 





プログラム名


農業開発・自然資源管理プログラム


プログラムID


5240000000021


援助重点分野


農業・鉱業などの産業育成のための基盤整備


開発課題


農業開発・自然資源管理






実施状況


終了


備考



 

案件概要表

詳細を隠す:案件概要表案件概要表




 





案件名


(和)中規模灌漑開発プロジェクト




(英)Project for Development of Medium Scale Irrigation Schemes

 





対象国名


マラウイ


対象国名(その他)


 


署名日(実施合意)


2011/03/28
 


プロジェクトサイト


全国の8灌漑サービス区から選定される2つの優先県
 
協力期間20110601日201405月 30日
   


相手国機関名


(和)

農業・灌漑・水開発省


相手国機関名


(英)

Ministry of Agriculuture, Irrigation and Water Development









日本側協力機関名


 


プロジェクト概要




背景


マラウイにおいて、農業は国内総生産(GDP)の39%、外貨収入の80%を占め、全人口の80%が従事する基幹産業である。主要作物の国内生産量は、2004/05年度に干ばつによる食糧危機を経験して以来、改善傾向にはあるものの、耕作面積1ha以下の小規模農家が農業就業人口の90%を占め、そのほとんどは天水農業を営んでいるため、農業生産性の安定・改善に課題がある。
 マラウイ国政府は2010年に「農業セクターワイドアプローチ(Agricultural Sector-Wide Approach: A-SWAp)」を策定し、「食糧安全保障・リスク管理」、「商業的農業・農業加工・市場開発」、「持続的な土地・水資源管理」を3本柱として掲げている。灌漑開発は国家の食糧安全保障上重視されており、MGDS(Malawi Poverty Reduction Strategy Paper,マラウイ成長開発戦略)において優先分野の1つに掲げられている。また、農業大臣を兼任している大統領の主導により、灌漑中心とした開発計画であるGreen Belt Initiative(GBI)が提唱され、マラウイ政府は水資源の活用を通じた農業生産性・食糧安全保障への貢献を目指している。
 このような動向を受け、灌漑分野での支援を行っている主要ドナーもマラウイにおける灌漑開発支援を強化しつつあるが、他ドナーの事業では独自にコンサルタントを雇用し開発・改修工事が行われることが多く、マラウイ政府の灌漑技師が技術を活用する現場が限られている状況がある。地方の灌漑技師は学校で灌漑施設の施工~維持管理にかかる基本を習得しているものの、それらの技術を現場で活用する機会が限られているため、特に計画・設計・積算・施工管理の実施が適切になされていない現状がある。灌漑技師の能力強化に関しては、2003年にFA0(Food and Agriculture Organization of the United Nations:国連食糧農業機関)が東部アフリカ地域の灌漑マニュアルを作成し、灌漑技師への技術研修が実施されて以降、包括的な研修は実施されておらず、実用的なマニュアルも統一的には整備されていない状況がある。
 また、小規模灌漑は計画当初から農民が事業に参画するのに対し、中規模灌漑施設は行政側が主体となって計画されている。このため、コンクリート水路の側壁や基礎部分に空洞化が生じている箇所がそのまま放置され、堰が意図的に壊されたままとなっている施設が存在する等、地域での合意形成や住民の参画が不十分であり適切な維持管理が行われていない現状がある。大統領が推進するGBIの動きが活発化する中、地方・県レベルでの小・中規模灌漑事業実施に向けた予算配置が行われているが、地方・県の灌漑技師や農業普及員の適切な灌漑事業実施にかかる能力強化は大きな課題となっている。
 我が国はこれまで、①ブワンジェバレーにおける大規模灌漑地区の基盤整備(無償資金協力、フォローアップ無償、追加無償「ブワンジェバレー灌漑地区」1997~2007年)、②農民参加型による中規模灌漑地区の灌漑施設改修・建設手法の実証開発調査(開発調査「農民組織による(中規模)灌漑施設管理能力向上計画調査」2006~2008年)③現地状況に適合するゼロインプットでの小規模灌漑地区の施設開発手法の普及(「小規模灌漑開発技術協力プロジェクト」2006~2009年)を行ってきた。特に②では、全国の中規模灌漑地区(10-100ha)における既存灌漑地区の修復についてのアクションプラン(A/P)及び新規灌漑地区の開発に係るディベロップメントプラン(D/P)を策定し、政府職員や農民向けの技術ガイドラインやマニュアルが作成された。
 本プロジェクトは、「マ」国政府が②の調査を踏まえて実施する、持続可能な中規模灌漑開発事業の推進を支援することを目的として、我が国に対し要請されたものである。本プロジェクトは、A-SWApの動向も見据えつつ、先方及びドナーに働きかけを行いながら、灌漑事業関係者の能力強化を目指すものである。


上位目標


プロジェクトを通じて開発されるモニタリング評価体制や技術マニュアルの普及により、全国の灌漑技師及び農業普及員の小・中規模灌漑開発事業の実施体制・能力が向上する。


プロジェクト目標


プロジェクトの対象となる灌漑地区が適切に開発/改修・維持管理及びモニタリングされることにより、灌漑事業関係者(灌漑技師・農業普及員・農民グループ)の能力が強化される。


成果


1.DOI・県の灌漑建設事業(新規開発・改修)のモニタリング評価体制が強化される。
2.県の灌漑技師の調査・計画・EIA・設計・施工・維持管理(O&M)能力が向上する。
3.農業普及員の、灌漑施設の運用・維持管理及び水管理を行う農民グループ(smallholder farmers)に対する、組織強化の支援能力が向上する。
4.プロジェクトの成果を、灌漑開発セクター関係者へ普及する方法が提言される。


活動


1-1. 既存のモニタリング評価(M&E)フォームをレビュー・改善し、実施体制を確認する。
1-2. 研修計画の策定と教材を作成する。
1-3. 灌漑技師及び農業普及員に対する環境影響を含むモニタリングの基礎についての研修を行う。
1-4. 灌漑技師及び農業普及員が改善されたフォームを利用してモニタリングを行う。
1-5. ISD,DOIでモニタリングデータの集計・取りまとめを行う。
1-6. モニタリングデータを活用し、灌漑セクター関連機関との管理・調整を行う。

2-1. 国家灌漑基準(National Irrigation Standards: NISs)を含む既存のマニュアル類をレビューする。
2-2. NISsに基づく実践用マニュアル及び業務実施解説書(ver.1)を作成する。
2-3. 環境社会面を考慮したサイト選定について対象灌漑地区で実践を通じた技術移転を行う。
2-4. 灌漑技師に対する調査・計画・EIA・設計・施工の全工程について対象灌漑地区で実践を通じた技術移転を行う。
2-5. 灌漑技師に対する、農民グループへの施設の維持管理(O&M)及び水管理の技術指導について対象灌漑地区で実践を通じた技術移転を行う。
2-6. 活動2-3・2-4の成果をもとに、実践用マニュアル及び業務実施解説書(ver.2)を作成する。

3-1. 既存のガイドライン及びマニュアルをレビューする。
3-2. 灌漑施設の運営・維持管理(O&M)及び水管理のための実践用マニュアル及び業務実施解説書(ver.1)を作成する。
3-3. 農業普及員に対する、農民の動員・組織化及び指導について、対象灌漑地区で実践を通じた技術移転を行う。
3-4. 農業普及員に対する、農民グループによる運営・維持管理及び水管理を監督・指導するため対象灌漑地区で実践を通じた技術移転を行う。
3-5. 活動3-3・3-4の成果をもとに、実践用マニュアル及び業務実施解説書(ver.2)を作成する。

4-1. 成果2・3の成果を普及するワークショップを2ISD/ADD内の11県を対象に開催する。
4-2. 成果1・2・3の成果をマラウイの灌漑開発セクター関係者(政府・ドナー・全国の灌漑技師等)と共有するための全国ワークショップを開催する。


投入




日本側投入


・長期専門家
(チーフアドバイザー/モニタリング評価、灌漑施設/水管理、業務調整/普及)
・短期専門家
(灌漑施設管理、研修計画、農民組織、営農、栽培、アグリビジネス、環境保全、等必要に応じて派遣)
・供与機材
(車輌、地形測量機材、土壌水分測定機器、土壌水分分析調査のソフトウェア、その他必要な機材)
・研修員受け入れ
・活動に必要な費用の一部


相手国側投入


・カウンターパート人件費
・プロジェクト事務所(灌漑局、ブランタイア灌漑サービス地区)
・活動に必要な費用


外部条件


1)前提条件
・マラウイ国の灌漑開発政策が大幅に変更しない。
・カウンターパートが適切に配置される
2)成果(アウトプット)達成のための外部条件
・想定外の規模の気象災害(洪水・干ばつ等)が起こらない。
3)プロジェクト目標達成のための外部条件
・想定外の規模の気象災害(洪水・干ばつ等)が起こらない。
・OJTや研修に参加した政府職員が、活動を継続する。
4)上位目標達成のための外部条件
・マラウイ国の灌漑開発政策が大幅に変更しない。
・OJTや研修に参加した政府職員が、技術普及活動を継続する。
・全国の灌漑技師及び農業普及員を対象とした研修を実施するための予算や人員が、灌漑局・普及局及び県によって確保される。
 


実施体制




(1)現地実施体制


プロジェクトダイレクター:灌漑・水開発省 事務次官
プロジェクトマネージャー:灌漑・水開発省灌漑局 局長
カウンターパート:灌漑局、ブランタイヤISD(Irrigation Service Division, 灌漑サービス地区)・マチンガISD灌漑技師、ムランジェ県・マチンガ県灌漑技師、及びブランタイヤADD(Agricultural Development Division, 農業開発地区)・マチンガADD農業普及員、ムランジェ県・マチンガ県農業普及員


(2)国内支援体制


農林水産省

 





関連する援助活動




(1)我が国の援助活動


・個別専門家「灌漑政策モニタリング評価」(2009年~2012年)
 2010年度までに計2名の個別専門家が派遣され、国家灌漑政策・開発戦略(NIPDS)の改定作業、灌漑モニタリング評価ガイドライン案の作成、灌漑セクター援助協調に向けた基盤整備が行なわれた。本プロジェクトの開始以降については、本専門家は主に灌漑局の調整能力の向上、効率的な灌漑開発に向けた仕組みづくりを主な活動とすることを予定しているが、プロジェクトの効率的な実施に向けた情報共有・連携が期待される。


(2)他ドナー等の援助活動


・「Irrigation, Rural Livelihood and Agricultural Project:IRLADP」(WB,IFAD,2006-12)
 ミニ・小・中規模灌漑地区の改修及び新規開発事業を、農民への農業普及や肥料・種子の供与と併せて実施。
・「Income Generation Public Works Project:IGPWP」(EU,2005-08,2008-11)
 農村部の灌漑施設や道路の改修や維持管理事業を県事務所の能力強化と併せて実施。
・「Smallholder Crop Production and Marketing Project:SCPMP」(AfDP, 2007-12)
 39の小規模灌漑地区開発及び足踏みポンプの供与を実施。また、39灌漑開発地区での水利組合設立、農民研修を実施。

 

Project Outline / Aperçu du Projet
詳細を隠す:Project Outline / Aperçu du ProjetProject Outline / Aperçu du Projet
00166







Project Headquarters in charge

As of


Dec.05,2017







Overseas Office




Headquarters
Domestic Office








Project Number


1000597


Title


Project for Development of Medium Scale Irrigation Schemes






Country


MALAWI






Project Type


Technical Cooperation Projects






Field 1


Agricultural Development-Irrigation/Drainage


Field 2




Field 3








Sector


Agriculture/Forestry/Fisheries-Agriculture-Agricultural Engineering






Program Title


Agricultural Development and Natural Resources Management Programme


Program Number


5240000000021


Cooperation Priority Area


Development of Infrastructure for Agriculture, Mineral Resources and Industries


Development Issue


Agriculture Development and Natural Resources Management






Project Site


Two districts in Irrigation Service Division





Mar.28,2011
Term of Cooperation2011/06 ~2014/05


Implementing Organization


Ministry of Agriculuture, Irrigation and Water Development


Background




Overall Goal




Project Purpose




Output




Project Activities




Input Summary byJapanese Side








Consultant Name








Dispatch of Study Team(s)

Team

From


To










































































Related Project




(1)Japanese side




(2)Collaboration with Other Donors








Remarks







 


詳細を隠す:レファレンスプロジェクトレファレンスプロジェクト




フラグ




コメント



 







各文書へのリンク

事前評価(平成22年度) (外部公開)2012/10/30
中間レビュー(平成24年度) (外部公開)2015/06/18
終了時評価(平成25年度) (外部公開)2014/11/25
R/D(28/Mar./2011)(外部公開)2016/08/03

 

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Copyright© Japan International Cooperation Agency

案件概要表


06/01/2011
05/30/2014