更新日2017/04/20
人間開発部

プロジェクト基本情報







20200


























主管区分


本部


本部/国内機関


00138_人間開発部


在外事務所






 


案件番号



1100660

プロジェクトID(旧)


 


920


中央アジア




対象国名


タジキスタン


13050












対象国(その他)







 





案件名(和)


ハトロン州母子保健システム改善プロジェクト

 





スキーム







名称(和)


技術協力プロジェクト


Technical Cooperation Projects

 



協力期間20120325日20160325日
 









分野課題1


保健医療-母子保健・リプロダクティブヘルス


分野課題2




分野課題3




分野分類


保健・医療-保健・医療-保健・医療

 





プログラム名


母子保健プログラム


プログラムID


7540000000003


援助重点分野


地方開発


開発課題


保健医療体制の改善






実施状況


終了


備考



 

案件概要表

詳細を隠す:案件概要表案件概要表




 





案件名


(和)ハトロン州母子保健システム改善プロジェクト




(英)Project for improving Maternal and Child health care system in Khatron oblast

 





対象国名


タジキスタン


対象国名(その他)


 


署名日(実施合意)


2011/11/24
 


プロジェクトサイト


プロジェクト事務所はクルガンチュベ、ターゲットはハトロン州4地域(※保健本省内のドゥシャンベ事務所設置も調整中)
 
協力期間20120325日201603月 25日
   


相手国機関名


(和)

保健省、ハトロン州保健局


相手国機関名


(英)

Ministry of Health,Health Department of Khatlon Provincial Government









日本側協力機関名


 


プロジェクト概要




背景


(1)当該国における保健セクターの現状と課題
タジキスタン共和国(以下、タジキスタン)は、近隣中央アジア諸国と比較して、妊産婦死亡率が、64/10万出生とキルギスに次いで2番目に高く、5歳未満児死亡率は61/1000出生、乳児死亡率は52/1000出生であり、いずれも同地域で最も高い数値を示している(THE STATE OF THE WORLDS’ CHILDREN 2009, UNICEF)。また、旧ソビエト連邦(以下、旧ソ連)時代に建設された医療施設や医療機器の老朽化が著しく、給電設備や給排水設備の整備にも大きな課題を抱えている。さらに、住民の健康・衛生・保健サービスに対する知識が十分でない点なども上述の状況の改善における課題の一つとなっている。特に本事業の対象地域であるハトロン州においては、内戦の影響により経験豊富な医療従事者が海外に流出したことも相まって、提供される保健医療サービスの質は徐々に低下しており、基礎的保健医療サービスの改善は喫緊の課題となっている。

(2)当該における保健セクターの開発政策と本事業の位置づけ
タジキスタン全体の開発戦略として、2006年に「国家開発戦略(National Development Strategy of the Republic of Tajikistan for the period to 2015)(以下、NDS)」が制定された。NDSはミレニアム開発目標に密接に関連し、保健医療システム改善のための優先課題として、①保健医療システム改革の促進(民間セクター発展、保健分野への投資増加も含む)、②母子保健の改善、③HIV感染者数及びその他感染症疾患の削減、④医療サービスのアクセスや質、効率の改善を掲げている。
2010年には、NDSを土台にした保健医療分野の包括的な戦略として、「国家保健戦略(National Health Strategy, Republic of Tajikistan, 2010-2020)」(以下、NHS)が策定されており、当該戦略では、国民の健康を増進し、健康な生活が送れる環境作りをすることを目指し、①保健システム改革(保健医療に係るガバナンスの強化)、②保健医療サービスのアクセスや質、効率の改善、③医療財源の確保を掲げている。また、この中で妊産婦の産前から分娩に係るケア、さらに新生児ケアや小児疾患予防対策など、一連のサービス提供を広く国民に提供することが重要であるとしている。
また、「安全な母性に関する国家行動計画(National Action Plan on Safe Motherhood for the Period until 2014(2008))」では、①安定した財源の確保、②公的な産前健診の受診率の向上、③産科ケアへのアクセスの向上、④全国レベルでの緊急産科ケアのモニタリングの確立を掲げている。また、「リプロダクティブヘルス分野戦略計画(Strategic Plan for Reproductive Health until 2014(2008))」においては、2014年までに達成すべき指標として、妊産婦死亡率を35.0/10万出生、新生児死亡率を28.0/10万出生、健診を受診する妊産婦の割合を80.0%に引き上げ、自宅分娩の割合を25.0%まで下げるという目標を掲げている。さらに「小児及び青少年の健康に関する国家戦略(National Strategy of the Republic of Tajikistan on Child and Adolescent Health till the year 2015 (2008))」では、小児から青少年に至るまでの各ライフステージに応じた対策が重要であるとし、下痢症や急性呼吸器感染症(Acute Respiratory Infection)(以下、ARI)はもとより、小児疾患統合管理(Integrated Management of Children Illness)(以下、IMCI)に沿った予防と治療、さらに地域住民への啓発促進等が掲げられている。
 以上より、本プロジェクトが目指すべき妊産婦及び新生児への母子保健サービスの向上について、国家戦略上高い優先度が置かれており、かつサービス提供者のみならず、地域住民への啓発活動を行うというプロジェクトデザインについても、各種戦略等との整合性が担保されている。


上位目標


ハトロン州の対象4郡における母子保健に係る状況が改善される。


プロジェクト目標


ハトロン州の対象4郡における医療施設において、母子保健サービスがより適切に利用されるようになる


成果


成果1:対象4郡の対象医療施設において、質の高いサービス提供のための産科及び新生児ケアに係る医療機材が整備され、適切な維持管理のもとで利用される。
成果2:対象4郡において、産科及び新生児ケアに係る医療施設の医療サービス提供能力が強化される。
成果3:対象郡において、住民の母子保健に対する意識が向上する。


活動


<成果1>
活動1-1:既存の情報を検証し、対象郡における郡中央病院、管区病院及びヘルスセンターの産科及び新生児ケアに必要な機材の詳細を決定する。
活動1-2:新しく導入された機材の標準作業手順書を開発し、これに基づいて機材を運用する。
活動1-3:新しく導入された機材の利用方法及び維持管理方法についての研修を実施する。

<成果2>
活動2-1:プライマリーヘルスケアセンター(リプロダクティブヘルスセンター含む)及び村落ヘルスセンターの医療従事者に対して国家基準に準じた産科ケアに関する必要な研修を実施する。
活動2-2:郡中央病院及び管区病院の医療従事者に関する国家基準に準じた産科・新生児ケアに関する必要な研修を実施する。
活動2-3:対象となる郡中央病院に感染対策委員会を発足させる。
活動2-4:対象となる郡中央病院において、国家ガイドラインの感染予防に準じた感染対策を実施するための標準作業手順書を作成する。
活動2-5:対象となる郡中央病院において、国家基準に準じた死亡症例検討委員会を発足させる。
活動2-6:妊産婦及び新生児の全ての死亡について死亡症例検討を実施する。

<成果3>
活動3-1:対象郡の選定された地域において、社会啓発活動計画を策定するための状況分析(ベースライン調査)を実施する。
活動3-2:上記3-1の分析結果に基づき、選定された地域の社会啓発活動を行うための対象別・コミュニティ別の詳細計画を策定する。
活動3-3:活動に必要な情報、教育、コミュニケーション用資料等を作成する。
活動3-4:計画を実行し、定期的に各活動の成果を評価する。
活動3-5:エンドライン調査を実施し、対象郡における社会啓蒙活動の戦略計画を作成する。
活動3-6:全ての対象郡において上記の活動を実施し、定期的にその活動の成果を評価するメカニズムを開発する。


投入




日本側投入


1)日本側
①専門家:母子保健(妊産婦及び新生児ケア)、ヘルスプロモーション、医療機材管理、業務調整(約40MM)
②医療機材供与(人工呼吸器、保育器、分娩台等)(約1.1億円)
③本邦研修(必要に応じて)  
④プロジェクト実施に必要な費用(約0.8億円)


相手国側投入


2)タジキスタン国側
①カウンターパートの人材配置
-プロジェクト・ディレクター(保健省 保健サービス・母子保健局長)
-プロジェクト・マネージャー(ハトロン州保健局長)
-プロジェクト・リーダー(ジョミ郡、ルミ郡、シャルトゥーズ郡、ヴァフシ郡の各郡中央病院院長及びプライマリーヘルスケアセンターマネージャー)
-その他関係者(ハトロン州保健局関係者、郡保健課関係者、郡中央病院、管区病院、プライマリーヘルスケアセンター(リプロダクティブセンター含む)、村落ヘルスセンター関係者等:計30-40名程度)
②プロジェクト実施に必要な執務室及び施設の提供
③その他 (a) 運営・経常費用、(b) 電気、水道などの運用費、(c) その他


外部条件


(1)事業実施のための前提条件
・ 母子保健に関する政策に重大な変化が生じない。
(2)成果達成のための外部条件
・タジキスタンと近隣諸国が社会的、経済的、政治的な理由や大規模な食糧不足により紛争や騒動が起こらない。
・タジキスタン側のカウンターパートがプロジェクトに責任を持って関与する。
・研修を受けたカウンターパートが頻繁に辞職や異動をしない。
・院内感染予防に関する国家ガイドラインが遅くとも2012年8月までに完成する。
・タジキスタン保健省による死亡症例検討についての国家基準及びガイドラインが2012年8月までに策定される。
(3)プロジェクト目標達成のための外部条件
・タジキスタン側がプロジェクトに必要な予算及び人員配置を行う。
・他の主要開発パートナーによる母子保健に関する技術協力及び財政支援が極端に減少しない。
(4)上位目標達成のための外部条件
・タジキスタン政府が、対象地域における母子保健分野の取り組みに係る必要な予算及び人員配置を継続して行う。
 


実施体制




(1)現地実施体制


保健本省
ハトロン州保健局
対象4郡中央病院、管区病院及びヘルスセンター


(2)国内支援体制



 





関連する援助活動




(1)我が国の援助活動


現在、①ワクチンやコールドチェーン機材供与を目的とした「感染症対策特別医療機材供与」(2010~2014年度(フェーズ2)) 、②必須医薬品等の供与を目的とした「母と子の健康改善」(2009~2013年度(フェーズ2)) を実施しており、本プロジェクトとの連携により包括的な取り組みが期待される。さらに、国別研修「母と子のすこやか支援プロジェクト」(2005~2007年度(フェーズ1)、2008~2010年度(フェーズ2))ではハトロン州内の4郡(ジョミ郡、ルミ郡、シャルトゥーズ郡、ヴァフシ郡)から医師、看護師、助産師等を本邦に招聘し、これまで約40名が母子保健分野の研修を受講しており、当該帰国研修員も含めた現地でのプロジェクト実施が期待される。


(2)他ドナー等の援助活動


GIZがハトロン州を対象に実施しているプロジェクトにおいて、①医療設備、②医療従事者、③医療サービスの認証及び質の管理等の州レベルでの研修やモニタリングを実施しており、本プロジェクトとの連携が見込まれる。また、KfWは本プロジェクトの対象4郡の内、ルミ郡とヴァフシ郡の2郡の郡中央病院に対して2012年末頃に機材供与を行う予定としており、相乗効果が期待される。

 

Project Outline / Aperçu du Projet
詳細を隠す:Project Outline / Aperçu du ProjetProject Outline / Aperçu du Projet
00138







Project Headquarters in charge

As of


Apr.20,2017







Overseas Office




Headquarters
Domestic Office








Project Number


1100660


Title


Project for improving Maternal and Child health care system in Khatron oblast






Country


TAJIKISTAN






Project Type


Technical Cooperation Projects






Field 1


Health-MCH /Reproductive Health


Field 2




Field 3








Sector


Health/Health Care-Health/Health Care-Health/Health Care






Program Title


Program for Maternal and Child Health


Program Number


7540000000003


Cooperation Priority Area


Rural Development


Development Issue


Improvement of health and medical system






Project Site







Nov.24,2011
Term of Cooperation2012/03 ~2016/03


Implementing Organization


Ministry of Health,Health Department of Khatlon Provincial Government


Background




Overall Goal




Project Purpose




Output




Project Activities




Input Summary byJapanese Side








Consultant Name








Dispatch of Study Team(s)

Team

From


To










































































Related Project




(1)Japanese side




(2)Collaboration with Other Donors








Remarks







 


詳細を隠す:レファレンスプロジェクトレファレンスプロジェクト




フラグ




コメント



 







各文書へのリンク

事前評価(平成23年度) (外部公開)2012/01/26
終了時評価(平成27年度) (外部公開)2017/03/09
報告書(準備調査)(外部公開)2012/01/26
報告書(詳細計画策定調査報告書)(外部公開)2013/10/11
報告書(終了時評価調査報告書)(外部公開)2017/03/27
プロジェクトホームページ(日本語) 2013/04/15

 

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Copyright© Japan International Cooperation Agency

案件概要表


03/25/2012
03/25/2016