更新日2017/04/10
地球環境部

プロジェクト基本情報







20210


























主管区分


本部


本部/国内機関


00153_地球環境部


在外事務所






 


案件番号



1000350

プロジェクトID(旧)


 


925


南アジア




対象国名


スリランカ


14070












対象国(その他)







 





案件名(和)


廃棄物処分場における地域特性を活かした汚染防止と修復技術の構築プロジェクト

 





スキーム







名称(和)


技術協力プロジェクト-科学技術


Technical Cooperation Projects (Science and Technology)

 



協力期間20110425日20160331日
 









分野課題1


環境管理-一般廃棄物


分野課題2




分野課題3




分野分類


計画・行政-行政-環境問題

 





プログラム名


上下水道・環境改善プログラム


プログラムID


0660000000002


援助重点分野


経済成長の促進


開発課題


成長のための経済基盤整備






実施状況


終了


備考



 

案件概要表


詳細を隠す:案件概要表案件概要表




 





案件名


(和)廃棄物処分場における地域特性を活かした汚染防止と修復技術の構築プロジェクト




(英)The project for development of pollution control and environmental restoration technologies of waste landfill sites taking into account geographical characteristics in Sri Lanka.

 





対象国名


スリランカ


対象国名(その他)


 


署名日(実施合意)


2011/02/28
 


プロジェクトサイト


キャンディ、ガンポラ、ハンバントタ
 
協力期間20110425日201603月 31日
   


相手国機関名


(和)

ペラデニヤ大学工学部土木工学科


相手国機関名


(英)

The Department of Civil Engineering, Faculty of Engineering, University of Peradeniya









日本側協力機関名


 


プロジェクト概要




背景


スリランカ民主社会主義共和国(以下「スリランカ」)では商業活動の活発化、生活の多様化等により廃棄物の排出量が増加し、適切に処分されない廃棄物によって、環境劣化(水質汚濁、悪臭等)や観光国としてのイメージ低下を招いている。このような廃棄物問題を解決するために、スリランカでは「廃棄物管理国家戦略」が2000年に制定され、持続可能な廃棄物管理を目指した取り組みが始まった。2006年に全国廃棄物管理支援センター(以下「NSWMSC」)が設置され、2007年に「廃棄物管理国家政策」が制定され、2008年には自治体が実施する廃棄物管理事業へ総額約57億ルピー(約46億円)の無償資金を供与する環境省によるピリサルプログラムが開始された。
 これら廃棄物管理の改善の取り組みを支援するために、JICAは、2002年から2003年に技術協力(開発調査)「地方都市環境衛生改善計画調査」を実施し、中央政府による地方自治体支援の仕組みを構築することを提言した。この提言によって、上述したNSWMSCの設置を促し、2007年にNSWMSCの能力向上のための技術協力プロジェクトを開始した。このNSWMSCは、主に廃棄物管理事業に関する運営体制、行政サービスの向上、廃棄物処分場整備計画等に対する支援を地方自治体に行っているが、処分場の環境改善に係る技術的方策は開発しておらず、現地で適用可能な低コスト・低メンテナンス・低環境負荷の修復技術の研究開発・導入が強く求められている。
 一方、スリランカの大学や大学院を卒業し研究職に就いた研究者は、資機材や資金の不足により、国外に移住し、研究を続けるケースが多い。よって、スリランカの研究機関は、複数の研究機関との連携による国際共同研究を通じて、研究者自身の研究開発能力の向上を図るとともに、研究者を引き付けるような国際的な研究開発環境の整備も強く望んでいる。
 このような背景から、ペラデニヤ大学を中心とした研究グループより、スリランカの廃棄物処分場における地域特性を活かした汚染防止と修復技術の構築及び持続可能な廃棄物処分場の計画・管理・汚染防止ガイドの作成に係る研究が要請された。


上位目標


※科学技術協力案件のため、プロジェクト目標と区別して設定せず。


プロジェクト目標


スリランカの持続可能な廃棄物管理に貢献することを目指した、廃棄物処分場における汚染防止及び修復に関する技術の研究開発能力が強化される。


成果


1.スリランカに適応できる廃棄物処分場の計画・管理・汚染防止ガイドのコンセプトが明確にされる。
2.新規廃棄物処分場の適地選定手法が定められる。
3.既存廃棄物処分場の現状を把握するために、処分場及び周辺域の汚染状況のモニタリングが行われる。
4.廃棄物処分場の汚染防止・修復技術が構築される。
5.持続的かつ適用可能な廃棄物処分場の計画・管理・汚染防止ガイドが最終化される。


活動


1.スリランカにおける廃棄物管理事業及び廃棄物政策をレビューし、改善すべき課題を把握し、ガンポラ町及びハンバントタ町の廃棄物管理の状況を調査する。その結果を踏まえて、廃棄物処分場の計画・維持管理のためのガイドラインで必要となる項目及び内容等を明確にし、スリランカ廃棄物関係者を対象としたワークショップを開催して意見を聴取する。
2.新規廃棄物処分場候補地選定のための技術的・社会的・経済的条件を見出し、ガンポラ町及びハンバントタ町を対象に見出した条件に関するデータを収集する。そのデータを総合的に解析し、適地選定のための総合的評価手法を構築し、選定手順書を作成する。これらの結果は、セミナー、紙面、Webサイト及び学会等を通じて、廃棄物管理の関係者に広く周知する。
3.ガンポラ処分場及びハンバントタ処分場、並びにそれら周辺の汚染状況の把握のために、基本情報を収集し、予備的な分析や解析を行ってモニタリング計画を立て、品質保証・品質管理体制を確立し、モニタリングマニュアルを作成した後、モニタリングを実施し、その結果を整理・解析して汚染物質の移動予測及び暴露評価を行う。これらの結果は、セミナー、紙面、Webサイト及び学会等を通じて、廃棄物管理の関係者に広く周知する。
4.活動1及び3の結果を活用し、①浸出水処理技術、②遮水ライナー技術、③安全な廃棄物積み上げ層厚及びその傾斜角の決定、④処分場キャッピング技術、⑤反応性浸透壁技術の5項目について、適用・導入可能な汚染防止・修復技術を研究する。その研究結果を基に、ガンポラ処分場及びハンバントタ処分場において野外スケールの実験を行って、汚染防止・修復技術を開発する。これらの結果は、セミナー、紙面、Webサイト及び学会等を通じて、廃棄物管理の関係者に広く周知する。
5.活動1から4の結果を活用し、低コスト、低メンテナンス、低環境負荷な廃棄物処分場の汚染防止・修復技術の組み合わせ案を作成するとともに、ガンポラ町及びハンバントタ町における新規廃棄物処分場の適地の可能性を示すマップ、新規廃棄物処分場のモニタリング基準、ガンポラ処分場及びハンバントタ処分場のモニタリング方法及び環境負荷削減方法を提示する。それらの結果は、スリランカ廃棄物管理関係者を対象としたワークショップで共有・検討して、スリランカ国内で適応できる廃棄物処分場の計画・管理・汚染防止ガイドを最終化し、関係省庁に提案する。


投入




日本側投入


・専門家(長期専門家:1名、短期専門家:16名)
・本邦研修(計14名)
・機材供与(現場用モニタリング機材、実験室用分析機材、データ解析機材、現場調査用車両等)
・在外事業強化費(現地活動費、リサーチアシスタント経費)
 -リサーチアシスタント:15名×18ヶ月


相手国側投入


・カウンターパート:31名
・カウンターパート旅費
・研究機関の施設・設備(専門家執務室、インターネットアクセス、執務室光熱費等)
・野外スケール研究用の処分場(ガンポラ処分場、ハンバントタ処分場)


外部条件


1)前提条件
・スリランカ国が政治的、社会的に安定している。
・同国内の負担分の予算が確保される。
2)成果達成のための外部条件
・環境モニタリングや野外スケール研究の実施時に地域住民からの理解や協力が得られる。
・中間レビュー時に規模・期間が決まる野外スケール研究に必要な資機材がスケジュールどおりに入手できる。
 


実施体制




(1)現地実施体制


スリランカ側実施体制
・ペラデニヤ大学(研究代表機関)
・ルフナ大学
・キャンディ基礎研究所;IFS
・全国廃棄物管理支援センター;NSWMSC
・中央環境庁;CEA

JCC委員長:ペラデニヤ大学学長
プロジェクトディレクター:ペラデニヤ大学工学部長
プロジェクトマネージャー:ペラデニヤ大学工学部シニア講師


(2)国内支援体制


埼玉大学(研究代表機関)、埼玉県環境科学国際センター、独立行政法人産業総合研究所、早稲田大学大学院

 





関連する援助活動




(1)我が国の援助活動


・「地方都市環境衛生改善計画調査」:技術協力(開発調査)。2002年度~2003年度。スリランカの環境衛生に関する実態と把握するとともに、パイロットプロジェクトを実施し、地方自治体における廃棄物管理の改善に必要な計画策定及び提言を行った。
・「地方都市環境行政」:国別研修。2002年度~2007年度。名古屋市環境局を受入機関として、スリランカの環境行政に従事する地方自治体行政官の人材育成を行った。この研修の帰国研修生らが作る同窓会の会長は、本案件のカウンターパートのひとりであり、帰国研修生らは本案件で行うセミナーやワークショップへの積極的な参加者になると見込まれる。
・「全国廃棄物管理支援センター能力向上プロジェクト」:技術協力プロジェクト。2007年3月~2011年2月。2002~2003年に実施した開発調査の提言に基づき、2006年に地方政府・州議会省に新設された全国廃棄物センター(NSWMSC)が地方自治体を支援するための能力強化を行っており、2011年2月に終了した。このNSWMSCは本案件の実施機関のひとつである。
・「行政官のための廃棄物管理国別研修」:2009年10月~2011年11月。意思決定レベルにある廃棄物管理にかかわる行政官を対象とした研修を実施した。この研修の帰国研修生らは、本案件のセミナーやワークショップの参加者になることが期待される。


(2)他ドナー等の援助活動


・UNOPSによるスリランカ東部州のアンパラ地区で廃棄物改善プロジェクトを実施している。アンパラ市を含む12の自治体を対象に、廃棄物管理人材養成や地域住民啓発等が行われ、いくつかの新廃棄物施設が供用開始している。プロジェクトは12.3百万USドルの予算で2011年6月まで続けられる。
・オランダのNGOエナジーフォーラムが廃棄物管理能力強化事業を2007年から2010年まで実施した。ハンバントタ町から分離・独立させてタウン清掃協会(TCS)を設立し、ハンバントタ処分場でのコンポスト製造・販売事業等の独立採算を目指してTCSを支援した。

 

Project Outline / Aperçu du Projet

詳細を表示:Project Outline / Aperçu du ProjetProject Outline / Aperçu du Projet


詳細を表示:レファレンスプロジェクトレファレンスプロジェクト






各文書へのリンク

事前評価(平成22年度) (外部公開)2011/01/21
R/D(外部公開)2011/02/28

 

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案件概要表


04/25/2011
03/31/2016