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更新日
:
2019/02/07
農村開発部
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プロジェクト基本情報
20220
主管区分
:
本部
本部/国内機関
:
00166_農村開発部
在外事務所
:
案件番号
:
1302407
プロジェクトID(旧)
:
500
アフリカ地域
対象国名
:
コートジボワール
41350
対象国(その他)
:
案件名(和)
:
国産米振興プロジェクト
スキーム
名称(和)
:
技術協力プロジェクト
Technical Cooperation Projects
協力期間
:
2014
年
02
月
20日
~
2020
年
03
月
31日
分野課題1
:
農業開発-稲作・その他穀物、根茎作物
分野課題2
:
分野課題3
:
分野分類
:
農林水産-農業-農業一般
プログラム名
:
一次産業振興プログラム
プログラムID
:
5870000000008
援助重点分野
:
持続的な経済成長の推進
開発課題
:
一次産業の振興
実施状況
:
実施中
備考
:
案件概要表
案件概要表
案件概要表
案件名
:
(和)
国産米振興プロジェクト
:
(英)
Local Rice Promotion Project
対象国名
:
コートジボワール
対象国名(その他)
:
署名日(実施合意)
:
2013/10/14
プロジェクトサイト
:
アビジャン特別自治区、ヤムスクロ特別自治区、ベケ州、ベリエ州
協力期間
:
2014
年
02
月
20日
~
2020
年
03
月
31日
相手国機関名
:
(和)
農業省
相手国機関名
:
(英)
Ministry of Agriculture
日本側協力機関名
:
プロジェクト概要
背景
:
コートジボワールは国土の大部分が熱帯モンスーン気候区に属し、南部の平均降水量1,600~2,200mm、月平均気温25.0~28.3度という恵まれた自然環境により農業生産のポテンシャルが高く、農業はGDPの27%を占め、労働人口の3分の2が従事している。生産される食用作物はヤムイモ・キャッサバ・コメ・料理用バナナ・トウモロコシと多彩であるが、この中でコメだけが輸入に依存しており、国内需要量190万トン(2011年)の74%にあたる140万トン(2011年)を輸入している。この背景には急速な人口増加及び都市部における消費の著しい増加があると言われており、コメ需要量は1960年と比較すると10倍に増加している 。一方で、国内生産量は2011年の生産量は45.6万トンに留まっている。この原因として、政治的な混乱の影響に加えて、①優良種子の供給体制や普及サービスが行き届かず、国産米の生産性が低く留まっていること、②作付準備金の不足等から耕地が有効利用されず土地利用率が低いこと、③収穫後処理における脆弱な設備・技術・マネージメント能力が原因となり、十分な品質・量を市場に提供出来ていない状況にあること等が上げられる。こうした中、経済首都アビジャンをはじめとした大都市において、コメ市場の大部分は輸入米で占められるようになっており、結果として、国産米の生産地から都市部消費地への流通ネットワークも弱体化し、国産米流通の一層の制約要因となっている。
上位目標
:
対象地域(ヤムスクロ、ベリエ州、ベケ州)で生産されたコメ販売量が拡大する。
プロジェクト目標
:
対象農家におけるコメ販売量が増加する。
成果
:
成果1 ステークホルダー の対話が促進される。
成果2 対象グループにより、研修を通じて得られた知識・技術が活用される。
成果3 対象グループの内、選定された生産者グループ/精米業者/流通業者の能力が強化される。
成果4 ステークホルダーによる国産米振興に関する取り組みが加速される。
活動
:
1-1 対象グループの詳細情報の整理
1-2 コメ振興に関するステークホルダー情報の整理
1-3 ステークホルダー間の対話の調整
2-1 研修に必要な教材の作成を行う。
2-2 普及員に対する技術研修を実施する。
2-3 研修に必要なインプット(種、肥料等)を供与する。
2-4 生産者グループに対する研修を実施する。
2-5 精米業者/流通業者に対する研修を実施する。
2-6 研修に参加した生産者グループのモニタリング・評価を実施する。
3-1 追加支援メニューを作成する。
3-2 追加支援対象生産者グループを選定する。
3-4 政府、他ドナー、民間企業、NGO等と協議のうえ、支援方法を具体化する。
3-5 追加支援を実施する。
3-6 追加支援の結果をモニタリング・評価する。
4-1 国産米の流通量に関するデータを収集する。
4-2 消費者の国産米の嗜好調査を実施する。
4-3 都市部の消費者に対する国産米の販売促進活動を実施する。
4-4 プロジェクトのアプローチをガイドラインとして取りまとめる。
投入
日本側投入
:
①専門家派遣
チーフアドバイザー/バリューチェーン、農民組織化/クレジット管理、稲栽培技術、業務調整、灌漑/水管理、その他
②研修
本邦研修(年間2名程度)
③機材供与
車輌、研修圃場管理用農業機材(耕うん機等)
④その他プロジェクトに必要な現地活動費
JICA専門家の活動費、技術指導、研修にかかる経費を含むが、コートジボワールカウンターパートの給与・移動・活動費は含まない
相手国側投入
:
①カウンターパート人員の配置
プロジェクト・ダイレクター:MINAGRI計画・統計・プロジェクト総局長
プロジェクト・マネージャー:ONDR職員
プロジェクト・マネージャーの下に、ONDR職員、MINAGRI職員、ANADER職員からなるユニットを設置(バリューチェーン、農民組織、稲栽培技術分野等)
②プロジェクト拠点となる建物
過去の技術協力プロジェクト(PASEA)の稲作研修センターの利用
MINAGRI内にアビジャン連絡事務所を設置
③ローカルコスト負担(活動経費・光熱費等)
コートジボワールカウンターパートの給与・移動・活動費を含む
外部条件
:
① 前提条件
・事業対象地域において治安状況が悪化しない。
② 成果達成のための外部条件
・旱魃・洪水等の大規模な自然災害が発生しない。
・農業資機材の価格が著しく変動しない。
③ プロジェクト目標達成のための外部条件
・コメの国内価格が著しく変動しない。
④ 上位目標達成のための外部条件
・コメの国際価格が著しく変動しない。
実施体制
(1)現地実施体制
:
(2)国内支援体制
:
関連する援助活動
(1)我が国の援助活動
:
2013年4月から2015年3月まで個別専門家「農業技術アドバイザー」を派遣し、先方政府機関(農業省)による本プロジェクト要請から、実施段階にかけて側面支援を実施。
(2)他ドナー等の援助活動
:
稲作部門に関しては、2012年から世界銀行がWAAPP(西アフリカ農業生産性プログラム)を実施中であり、品質保証種子生産を支援する一方で、老朽化した農業機械訓練センター(CFMAG)のリハビリと研修機材調達に対する資金援助を行っている。
また、FAO支援によるAPRAO(西アフリカコメ生産改善プロジェクト)が国内4ヵ所のサイトで実施されており、①優良種子の使用促進、②生産システムの向上(種子・肥料・加工・貯蔵の各段階で生産者の能力向上)、③コメ品質の向上をプロジェクト目標に据えて、各サイトにおいて活動を実施している。
加えて、政府により、海外民間企業による稲作開発への投資が強く期待されており、欧米の大手穀物関連企業が計画策定に係る調査を実施し、一部試験事業が開始されている。
本プロジェクトでは、これら他ドナー支援、民間投資の取組みを積極的に取り込み、シナジー効果を発揮することが期待されている。
Project Outline / Aperçu du Projet
Project Outline / Aperçu du Projet
Project Outline / Aperçu du Projet
Rural Development Department
00166
Rural Development Department
Project Headquarters in charge
As of
:
Feb.07,2019
Overseas Office
:
Headquarters
Domestic Office
:
Rural Development Department
Project Number
:
1302407
Title
:
Local Rice Promotion Project
Country
:
COTE D'IVOIRE
Project Type
:
Technical Cooperation Projects
Field 1
:
Agricultural Development-Rice Production / Other Cereals / Root Crops
Field 2
:
Field 3
:
Sector
:
Agriculture/Forestry/Fisheries-Agriculture-Agriculture/General
Program Title
:
PROGRAMME DE PROMOTION DU SECTEUR PRIMAIRE
Program Number
:
5870000000008
Cooperation Priority Area
:
Development Issue
:
PROMOTION DE SECTEUR PRIMAIRE
Project Site
:
Oct.14,2013
Term of Cooperation
:
2014
/
02
~
2020
/
03
Implementing Organization
:
Ministry of Agriculture
Background
:
Overall Goal
:
Project Purpose
:
Output
:
Project Activities
:
Input Summary byJapanese Side
:
Consultant Name
:
Dispatch of Study Team(s)
Team
From
To
Related Project
(1)Japanese side
:
(2)Collaboration with Other Donors
:
Remarks
:
レファレンスプロジェクト
レファレンスプロジェクト
フラグ
:
コメント
:
各文書へのリンク
事前評価(平成25年度) (外部公開)2014/10/01
中間レビュー(平成28年度) (外部公開)2017/07/20
終了時評価(平成30年度) (外部公開)2019/01/09
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案件概要表
02/20/2014
03/31/2020