更新日2015/04/21
関西国際センター

プロジェクト基本情報







30090


























主管区分


国内機関


本部/国内機関


02276_関西国際センター


在外事務所






 


案件番号



1003152

プロジェクトID(旧)


 


500


アフリカ地域




対象国名


ケニア


41040












対象国(その他)







 





案件名(和)


北東州ガリッサ県の女子高生中退率を減少させるためのガイダンス&カウンセリング部門の能力向上計画

 





スキーム







名称(和)


草の根技協(支援型)


JPP(Support Type)

 



協力期間20101015日20130331日
 









分野課題1


教育-後期中等教育


分野課題2


市民参加-市民参加


分野課題3




分野分類


人的資源-人的資源-中等教育

 





プログラム名


プログラム構成外


プログラムID


5159999999999


援助重点分野


-


開発課題


-






実施状況


終了


備考



 

案件概要表


詳細を隠す:案件概要表案件概要表




 





案件名


(和)北東州ガリッサ県の女子高生中退率を減少させるためのガイダンス&カウンセリング部門の能力向上計画




(英)The Improvement of Guidance and Counseling Department to Decrease the Drop-out Rate of Female Students in Girls Secondary Schools in Garissa, North Eastern Province (NEP), Kenya

 





対象国名


ケニア


対象国名(その他)


 


署名日(実施合意)


2010/10/15
 


プロジェクトサイト


 
協力期間20101015日201303月 31日
   


相手国機関名


(和)



相手国機関名


(英)










日本側協力機関名


 


プロジェクト概要




背景


本件提案事業の準備は、2005年に開始された。約5年をかけて、日本サイド及びケニア・サイドで、細かく打ち合わせを進めてきた。
ガリッサの女子高における中退率の高さについて、北東州教育庁及び高校側は、ガイダンス&カウンセリング部門の能力が向上すれば、生徒の中退を止めることができると考えている。ガイダンス&カウンセリング部門は、ケニア教育省が重点領域と考えており、NEP女子高校にもUmu-salama女子高校にも、ガイダンス&カウンセリング担当教員が配属されている。
すでに2005年に、高校側から、ガイダンス&カウンセリング部門強化について天理大学地域文化研究センターに協力を求める要望書を受け取っているが、高校側も生徒の中退の理由は把握しているものの個々の生徒にきめ細やかな対応ができず、苦慮している様子が伺える。高校側の対応の不十分さは、担当教員の能力不足と、カウンセリング・ルームが十分に機能していないためであると、要望書には書かれていた。
この二つの問題については、2009年2月の現地訪問時にも、北東州教育庁長官から指摘を受けた。すなわち、カウンセリング・ルームが職員室に隣接している、もしくは、そもそも存在せず、生徒は職員室で相談を受けるため、悩みを相談できない状況にあることと、ガイダンス&カウンセリング担当教員の「トレーニング不足」のため、生徒の相談内容が外部に漏れてしまうなどの問題があるということである。
Umu-salama女子高校では、昨年、延べ300名の相談者があったという。日本では信じられない数であるが、ガリッサにおける女子学生を取り巻く環境がそれほど厳しいことの表れであり、相談に来た女子生徒のプライバシーが完全に守られ、信頼に足る対応ができていれば、もっと多くの相談者が訪れるはずであるというのが、校長からきいた説明である。
 地域文化研究センター出張所をおくミコノ・インターナショナルは、1991年の設立以来、女子小学校建設や奨学金事業などを通して、ガリッサにおける女性の教育向上に関わってきた。ガリッサで最も信頼されているNGOの一つである。学校建設や奨学金事業などの活動の中で、前述したような女子生徒が学業を放棄せざるをえない事例を最もよく知っており、上記の女子高校の両方から、女子生徒が抱える問題について、これまで数々の相談を受けてきた。
 天理大学地域文化研究センター講師・共同研究員(現在。2009年3月で専任教員)の戸田は20年以上にわたるアフリカ研究の結果から、紛争予防、貧困撲滅のためには女子教育の充実が不可欠であることを痛感してきた。アフリカ女性の人権の研究を重ね、2000年からほぼ毎年ガリッサで調査をしてきたが、FGMの問題や女性の識字率の低さを知り、ガリッサにおける女性の地位の低さがこの地域の開発を阻害していることを確信した。2005年8月の現地調査の際に、上記2校のガイダンス&カウンセリング(以後カウンセリング)担当教員より直接女子高生の中退の原因をきき、また、北東州教育庁副長官が司会を務め、ガリッサ周辺の数校の校長とミコノ・インターナショナル副所長ワルサメ氏と戸田が出席した会議において、カウンセリング担当者の能力向上のために日本からの知識・技術の移転が求められていることを確認した。2007年2月の調査時には、北東州教育庁長官に面会し、女子高生中退問題を改善するためのプロジェクトの推進を要請された。
女子高校のカウンセリング部門の能力向上プロジェクトの事業化について、地域文化研究センターにおいて検討を重ねた。地域文化研究センターのこれまでの国際協力事業及び天理大学の臨床心理、教育、アフリカ、イスラーム研究の蓄積を生かし、地域文化研究センター出張所であるミコノ・インターナショナルと共に、カウンターパートである北東州教育庁と連携すれば、ガリッサの女子教育推進に寄与できる事業を作り上げることができると考え、今回草の根技術協力事業として提案させていただく次第である。


上位目標


1.NEP女子高校とUmu-salama女子高校の生徒の中退率が減少する。
2.ガリッサ県の高校で、カウンセリング部門が充実する。


プロジェクト目標


1.NEP女子高校とUmu-salama女子高校において建設したカウンセリング・ルームが有効活用される
2.NEP女子高校とUmu-salama女子高校のガイダンス&カウンセリング部門の能力向上


成果


1.NEP女子高校とUmu-salama女子高校のカウンセリング・ルームが完成しカウンセリング相談生徒のプライバシーが守られる環境が作られること
2.教員・視学官35名がセミナーを受講する
3.カウンセリング・ルームの相談者数の変化、中退率の変化などの分析技術をカウンセリング担当教員及び各県の視学官が習得する
4.セミナー後のアンケートとモニタリングの分析技術を視学官に移転する。


活動


1.NEP女子高校とUmu-salama女子高校に、独立したカウンセリング・ルームを建設する。
2.1日6コマ1週間のセミナーを計3回開催する。
3.セミナー後のアンケートとセミナー受講後の担当教員のモニタリングを実施する。天理大学がカウンセリング・ルームの相談者数、中退率の統計の取り方、分析技術を各校のカウンセリング担当教員及び視学官に教え、データを得る。
4.セミナー開催前、開催中、開催後の担当者会議に視学官も同席させ、セミナー運営技術を移転する。


投入




日本側投入


人材:
プロジェクト・マネージャー 1名
国内調整員 1名
業務従事者 4名
施設:
カウンセリング・ルーム


相手国側投入


人材:
作業要員 数名
セミナーのコーディネーター 1名
セミナー講師 4名
資機材:
建設資材(土、砂、レンガ他)
施設:
カウンセリング・ルーム用土地
(学校側が無償提供)


外部条件


指標の1については、天候不順、資材の枯渇がないことを、指標の2については、経済状態の急激な変化、人の移動がないことを前提とする。
 


実施体制




(1)現地実施体制


北東州教育庁、NEP女子高校、Umu-salama女子高校


(2)国内支援体制


天理大学地域文化研究センターの教員及び「協力者」の教員(特に、教育学と臨床心理学専門の教員)が連携して行う。地域文化研究センターの戸田と関本が責任者となる。事業費用の一部は、地域文化研究センターの予算から支出する。現地の出先として、地域文化研究センター出張所であるミコノ・インターナショナルがある。

 





関連する援助活動




(1)我が国の援助活動




(2)他ドナー等の援助活動



 

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案件概要表


10/15/2010
03/31/2013